コロナ感染拡大中の2月下旬~3月中、リベラル、自民党政権批判派の中に、ずいぶん的外れな政権批判をしていた人たちがいた、ということは、前記事に書きました。
リベラルや左派の欠点は、「批判のための批判」をして騒ぐ所と、女性差別主義者と表現の自由戦士(エロの自由戦士)がふつうに含まれていること。
『萌えポルノ問題』以前に、女性のイラストや女性の写真ばかりを広告に使うこと自体が、女性の尊厳を傷つけている、ということを、リベラル左派の男性達は、まったく知らないようなんですよね。
ちなみに、それは各区や市の表現ガイドラインにも、「そういう〝女の外見が重視されてナンボ〟という価値観を広める広告はいけない」と普通に説明が書かれている。
就活生に送る企業案内パンフレットにも、『見た目がいいから、男の目が癒されるからと』表紙が若い女性になっているが、この会社には女性の技術職や総合職は1人もいない、雇ったこともない、なんてたまにあります。
それと、なぜか、予備校の広告の9割が、使われている写真は『女子』という奇妙さには、一部のまともな人達は気が付いてるよね?
表現の自由戦士が、「女向けのエロいイラストだってあるぞ!」と見せつけてくるのがパターンだが、それも全年齢の場所に出すのはアウトだね。しかし、日本はジェンダーギャップ121位の男尊女卑の国であるということと、管理職や政治家のほとんど、決定権のある人達のほとんどが男性であること。そのせいで女性労働者は給与や待遇の面で差別を受けやすいということ(セクハラ・マタハラ、環境型セクハラ)。
日本の夫婦でゃ、平均年収が高いのはほとんどが男性(夫)のほうであり、家庭内でも男の発言権が強い。いくら個人的にその家が『カカア天下』でも、それは表面上女が強く見えるだけ。本当に女が強いのではない。夫が突然、うわああ!と暴れ出して、「俺が食わしてやってる!じゃあ、養わない!」と夫・父から言われれば、妻子は従うしかない。
漫画『夫の扶養から抜け出したい』はまさに、あれは日本中の既婚女性が抱えているリアル。
『男のほうが稼ぎがある!』というのは、いざとなったら女性(妻)を押さえつけることができる道具・力になる!というのは、日本の20代以上の男性であれば全員わかってることだ。
だから、「男は長時間労働でつらいよ!男も辛いよ!男は過労死してるよ!フェミども、どうにかしてよ、俺たち『男』を助けてよ!男を救済しないフェミニズムは真のフェミニズムではない!」と言いつつも、この社会の構造や、男性強者=会社上層部や経営者たちには逆らわないのは、〝男にとってマイナス面もありつつも、そういうプラス面もある〟と、日本の男性達はわかっているからだ。
就活に話を戻すが…特に理系工学系の就活で(文系もかもしれんが)、学年で成績上位の成績優秀な女子学生が、なぜかなかなか就職が見つからなくて、悲しそうにしているのを見たことがないですか?だから、仕方なく、大学で助手として残った女子学生たちを見たことがないですか?
しかし、大学や研究機関の世界も男社会であり、女子は助手止まりで退職することが多く、結局、多数の女性研究者は大学に定年まで残れない。大学教員の男女比のグラフをツイッターで見たことがある。女子は助手までは割合が多いが、准教授以上になると、突然、数が少なくなる。
成績が悪かろうが、勉強ができなかろうが、能力が劣ってようが、『男子』学生のほうが就職が有利なんだよね。
日本のフルタイム労働者の年収の男女格差を調べてみてください。
それと、「母子家庭手当は男性差別!」と言う変な人が、左派の死刑廃止派男でも会ったことがあるが、父子家庭と母子家庭の年収格差は検索すればすぐ出てくる。確か、200万円以上違うはず。
まだブツブツ言うミソジニスト・アンチフェミなリベラル男、左派男は、中村淳彦著 『東京貧困女子。: 彼女たちはなぜ躓いたのか』という本も、読んでみてください。
「優遇だ!」と叩くなら、政治家特権とか、大企業特権とか、男性特権とか、正社員特権とか、そっちであるべきだろ?本当にこの人達は、『強い』のだから。
「麻生大臣は女性差別主義者です!」なんて言っているリベラル左派の多数派は、実は、1つも女性の人権問題や環境型セクハラ問題なんて、まーったく知らないんです。知らないどころか、リベラル左派や野党支持派、自民党政権批判派も、プライベートでゃフェミニストをクソミソに言って罵っている。
リベラル左派、政権批判派というのは、自民党を批判したいだけなので、女性の人権問題にはまったく興味がない(リベラル兼フェミは別。)それが、ジェンダーギャップ122位のリベラル左派の現実。
リベラル左派と実際関わればわかるが、彼等がこだわるのは、
『韓国人』『在日韓国人』のことばかり。それと『沖縄』と『アイヌ』。
とにかく、リベラル左派は韓国人のことはやたら言うが、『今、日本に生きている女性』が受けている女性差別問題について振っても、無視される。
「リベラル左派はレイシズムには糞うるさいが、女性の人権問題は無視するどころか、日本女性を差別をする。あれは見ていて、すごい奇妙だ」と、私は自民党支持派の友人からも指摘を受けている。繰り返し言いますが、私だってレイシズムには反対で、ネトウヨ大嫌いですよ。ヤフコメをあまり見ないのはネトウヨ率が高いから。それと、当然、私はアイヌ問題も知ってますよ。
リベラル左派女性が、フェイスブックなどで、つつましやかに女性差別問題を投げかけているのだが、野党支持派男性やリベラル左派男性、リベラル左派運動家は、「いいね」クリックもしないし、無論、記事をシェアもしない。
リベラル左派が、やたら韓国にこだわるのは、国家の戦争責任問題に無茶苦茶こだわるから。あと、自民党が叩けるネタになるから。
私もレイシズムには無論反対だが、リベラル左派の「セクシズム問題」は無視して、「レイシズム・民族問題」のことばかりこだわるあの風景は、ひど過ぎる。リベラル左派は、表向きは、「男女同権!弱者を守ります!」などと言っているのに。まあ、リベラル左派、人権派ぶってるけど、中身は違うということだが。
男性で、女性の人権問題についてまあまあ知ってるのは、セクハラや性犯罪の被害者の弁護を主な仕事にしてる男性弁護士たちや、労働組合でセクハラ問題の相談に乗っているリベラル左派男性たちくらいだ。それと、少数派だが、聡明な人。
リベラル左派男性は、自民党政権批判の記事投稿の合間に、異性愛者男性向けのエロ画像や、エロが見れるURLを流ししてきたり、女性の性的部位の名称を言いまくって、「もっと女の●●●を見よう!」といったほもホモソーシャル精神丸出しなことは、年齢が見れるミクシーなどで、リベラル左派や政権批判派も普通に言ってます。自民党批判派、左派の死刑廃止派の男でも、そういうタイプにバラバラ会ってます。
リベラル左派は、従軍慰安婦問題についてうるさく言うが、あれは『民族問題』として騒いでるだけであって、『普遍的な女性の人権問題』として捉えていない…ということは、このブログでも何度も言いました。
だから、リベラル左派が、慰安婦問題について主張するときだけフェミニストを演じていても、決して「リベラル左派は女性の人権問題に理解があるのだな」と思わないようにしてください。
※慰安婦問題を『普遍的な女性の人権問題』として捉えているマトモなリベラルや政治運動家、市議や区議は、自民党議員が女性差別発言をしたどうこう関係なく、普段もたまに女性の人権問題について言及しています。
社民党の福島瑞穂氏や、日本共産党の上層部、国会議員たちは、女性差別問題を国会で言ってくれてます。それはいいんです。彼等はまともだから。私が、ここで指摘している問題は、末端の「地域の政治運動家」「そこいらにいる野党支持者」たちのことだ。そこまで下がると、女性の人権問題なんて振ってもほとんど相手にされない。それどころか、フェミニストの悪口を普通に言っている。
たまにリベラル左派、左派系の死刑廃止派とかが、「日本は女性の意見が何でも通っており、女性差別はあまり無い」とか、「日本では、女は悪いことをしても逮捕されません」だの、「女の被告は減刑されます」「性犯罪は冤罪デッチアゲだらけなんですよ!」など、全然証拠・ソースがないことを、普通にSNSで書いてるのをお見掛けしますよ~w
死刑廃止派は、『男の犯罪者の人権救済』しか眼中になく、『男だけがかわいそう』主義になっているので、自分がアンチフェミになっていることに無自覚なのがいる。無論、廃止派全員がそうじゃないですが。
コンビニでエロ本置かなくなったことを抗議していたのは、保守のみならず、リベラル左派男達も抗議してたしね(私は彼等をツイッターでフォローしていたので気が付いた。)
あと、『男に寄り添うフェミニズム!』とか、『トランスジェンダリズム!』とかいうミソジニストな思想も、あれも、リベラルの一部が訴えてるよね?まあ、知りたい人は検索してください。
リベラル左派・野党支持派だダメな人が多いが、とりあえず、自民党が下野すれば、選択制夫婦別姓は法制化される可能性が高いと思っているので、そこは野党に期待する。