都内某区の政治運動団体(市民団体)が、3月中旬に発行した会報に、2人の女性(市民)の意見を載せていた。
そのうちの片方の『子持ちの女性』は、
「子供はコロナにかかっても重症にならないそうじゃないですか。休校にして意味があったんですか?うちの子は、〝友達に会いたい〟と言っています。休校措置は迷惑です」
といったことをその会報内に書いて政治批判をしていた。
しかし、
今日4月1日の報道記事を、以下に貼ります。
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●『感染0歳児は心肺停止で搬送、回復も症状重い』
4/1(水) 18:07配信 共同通信山梨県によると、新型コロナウイルスの感染が確認された0歳女児は心肺停止状態で救急搬送され、その後心肺停止からは回復したが、症状は重く集中治療室で治療を受けている。
●『基礎疾患のない未成年がコロナ死。WHO上級顧問「終息まで数年」』
持病のない10代が死亡
時事通信によると、現地メディアの報道では、死亡した少年に持病はなかったという。新型コロナウイルスの症状が出たあと呼吸困難になり、入院。人工呼吸器を装着したが、意識不明の状態となり30日に亡くなった。ヨーロッパではほかにも、フランスで16歳の少女が、ポルトガルで14歳の少年が亡くなるなど未成年の死亡が相次いでおり、衝撃が走っている。
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>「うちの子は、〝友達に会いたい〟と言っています。」
死んだら、友達に会う会わないどうこう『以前の問題』なのですが…でも、これを書いた親御さんには罪はない。その政治運動団体から、寄稿を頼まれたんだから。
こういう『子持ちの親御さん』の愚痴というのは、適当にそこいらでやってくれて構わないのですが、政治運動団体の会報に長文で載せてしまうのは、いかがなものか?
当たり前ですが、政治運動団体の会報にそこいらのオジサン・オバサンの愚痴を書くな、とは言わない。オジサンオバサンも『いち市民』なのだから。愚痴=意見であるし。
しかし、政治運動団体に会報に、市民の愚痴を載せるだけで終わっていたらまずい。何人~何十人かの市民の苦言をとりまとめて、もっと総括的なことや、今後、政治団体としてどういう取り組みをしていくべきかということまで、〝その団体の主要メンバー〟が書かないと。あの会報にはそれがされてなかったので、私は不満を感じている。
野党支持派やリベラルたちは、『病原菌という未知のもの、どう変化するかよくわからないものと闘っているという問題』と『政権批判』を、ゴチャゴチャにしないほうがいいんじゃないか?
「とにかく政治批判をすればいい!政治に難癖つければいい!それが民主主義だ!」というおかしな考え方を持っているリベラル左派、野党支持派、「批判のための批判」をやっている短絡的な政治運動家や運動団体は好きになれない。
私も自民党支持派ではないですからね。彼ら野党支持派や政治運動団体(市民団体)が、自民党政権や区政を批判したいなら、読んでるこっちが「あー、なるほど」と思えることを書いてほしい。