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海猫は空を飛ぶ

日常のちょっと違うと思ったことを書き連ねていきます。

平野官房長官は詐欺師か

2009-10-19 22:36:10 | 地方
http://www.youtube.com/watch?v=riKgW3aI56s

民主党の目玉政策、子供手当ての財源をめぐって、どうも方向性が怪しくなってきました。
今日の午後の記者会見で、平野官房長官が「全額国費ということがマニフェストに書いてありますかね」と、地方負担を求める見解を述べています。

これは、詐欺師まがいじゃないですか。
先の選挙で、民主党は子供手当てをやるといっています。それは国の予算でやるということで、地方にも負担を求めるなんて誰一人思っていません。

95兆円+αまで膨れ上がった概算要求を削減せよという、内外の声に開き直ったとしか思えません。
こんな嘘つきのようなことをやれば、あっというまに国民の不信は高まるのではないでしょうか。

子供手当ては、少子化対策のうえからも必要だとは思いますが、やり方が違うのではないかと思っています。
所得制限を設けるとか、3人目から大きく加算するとか、さらには保育所などの社会インフラを整備するとか、ただお金をばらまくだけでなく頭を使うべきです。

なにせ、この国は予算が限られているのです。

財源は無駄の排除で生み出すと約束しているのですから、せめて自民党政権の当初予算並みの88兆円、景気対策込みでも90兆円程度で収めなければ、どうにもならないでしょう。

高速道路の無料化なんていうのも後回しでいいし、道路特定財源は地方にとっては大事な財源なのですから環境税への振り替えでもなんでもいいから廃止するのは愚の骨頂です。

マニフェストに金縛りにあって、あちこちにツケをまわすなんてことは、絶対にやめて欲しいものです。


アンジェラ・アキ - 手紙 ~拝啓 十五の君へ~

2008-09-28 21:08:24 | 地方
最近、よく目(耳)にするようになりました。
もし、まだ聞いてない方はタイトルで15の君へで検索すると動画がたくさん出ていますので、一度きいてみてください。

ヤフー動画でも、youtubeでもアップされています。
一例
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00100/v05285/

若者の間では、合唱で歌われたりしているそうです。
何度も聞いてみましたが、こんなオヤジでも胸がキュンとします。

自分の15歳って、何を考えていたのか思い出そうとしてみましたが、遠すぎておぼろげにしか、浮かんできません。

歌詞の中に
「自分とは何でどこに向かうべきか問い続ければ見えてくる」
とあります。

このころから哲学とかに興味を持つなど自分のアイデンティーを考え始めるときでもあります。それだけ、悩むことが増える世代で、時には苦しいこともあったような気がします。

長く生きていると、余計な知識ばかり身について変に世の中がわかったふりをしたりします。ですが、基本的には今もあまり変わっていないかもしれません。

子供だけでなく、どの世代でも心にしみる一曲だと思います。

ジャガイモ

2008-06-13 20:16:05 | 地方
昨日は、サミット間近に控えた留寿都村の道の駅にて昼食。町内は一段と警備関係者が増え緊張感高まっているとあって、自分も少し緊張しました。

今回食べたのは、以前書いた「コロッケ街道」のメニューです。大きな長芋入りコロッケが2個。長芋そーめん。豚汁。ジャガイモサラダというメニューです。
味は、素朴でジャンクフードに慣れた都会人だと、きっと物足りないかもしれません。私も正直「もう一つ味の濃いものが欲しい」と思いましたから。

コロッケ定食を食べ終わり、館内に目をやるとルスツの開拓の歴史やジャガイモについて書かれたボードが掲げられていました。

開拓の歴史の方は見に行ってくださいw

私が面白いと思ったのは、ジャガイモについての記述でした。
「ジャガイモ」と呼ばれるようになったのは、ジャカルタから伝来し、それが「ジャガトラいも」「ジャガタラいも」になり、今の「ジャガイモ」になったというのです。

ジャガイモの呼び方には、ほかにも「馬鈴薯」というのもあります。これは18世紀に小野蘭山という学者が中国のマメ科のホトいもを馬鈴薯と現地で呼んでいたのを間違って、ジャガイモの当てはめたと書いてありました。

ジャガイモには多くの品種がありますが、私たちがよく食べるのは男爵いもです。これは明治時代に川田龍吉男爵がイギリスから持ち込んだことによるものだそうです。

ここルスツでは、もう一つ大きなエピソードがありました。
紅丸というジャガイモの品種が、ここルスツで昭和8年に試作され、町内で大量につくられるようになり、澱粉工場が増えてルスツは賑わったそうです。
しかし、昭和30年ごろから価格が低迷し、今では澱粉工場がなくなってしまったとのことです。


今、羊蹄山麓のジャガイモは、人気なんですよ。地元のローソンとかでは、限定のポテトチップスも売っています。

あ、ここらの道の駅の裏話なんていうのも聞けました。続編はまた後日。

キャパシタ

2008-06-07 17:58:45 | 地方
今日は、NHKで温暖化防止の特集番組がずっと流れている。
今われわれが置かれ、そして直面している危機が迫ってくる。

その中で、短時間だが興味深い技術情報が流れていた。
電気自動車の動力源として「キャパシタ」を使うというものだ。中国では実際に10台がすでに走っていて、バス停が充電設備になっていた。

興味をもって、ネットで調べてみた。
キャパシタは、もともとコンデンサともでていた。最近の大きな動力源となる技術は電気二重層コンデンサというもので、国やメーカーによって呼び方が異なる。
ウルトラキャパシタ(主に米国で用いられる用語)、スーパーキャパシタ(日本電気の商標)、ゴールドキャパシタ(松下電器産業の商標)、、、

最近のばかげたガソリン価格の高騰で、次の自動車を買うのをためらっている私は、とにかく何でもいいから早く脱ガソリンの自動車の登場を待ち望んでいる。
そんなこともあって、このキャパシタを使った自動車は、まさにうってつけの技術だと大歓迎したい。

電気自動車は、これまで電池の寿命や容量に問題が多く、なかなか実用されないできた。しかし、キャパシタのような技術革新が、脱化石燃料、低炭素社会を実現してくれる。

郵便局が全面的に電気自動車に変えるとも言っているし、来年からは三菱自動車らも電気自動車を市場に投入するという。
もう、まもなく電気自動車の時代がやってくる。

金のためなら何でもする

2008-05-24 17:25:52 | 地方
夕張へ市街戦演習誘致を 住民移転、陸自に集落提供
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/yuubari/94645.html

最近、われわれの中では評判の悪い北海道新聞の記事です。

左翼的に言えば、こんなことはとんでもないということになるのでしょう。
確かに、私もいくらお金がないからと言って、ここまでやる必要があるのかと思う気持ちもあります。

しかし、夕張は本当にお金がない。病院もボイラの修理代がない。プールの屋根が落ちても直せない。消防自動車は走っている途中で故障して止まる。。。

こんな中で、住民はどこに希望を見出せばいいのか。。。

外からは何とでもいえる。でもそこの住む人間にとっては、まずは「生きる」「生活」することが最優先です。
まさに「金のためなら何でもする」状態でしょう。

賛否を部外者がとやかく言う問題ではありません。
橋本知事ではないけれど、口を挟むなら「金を払え」というところでしょうか。


山崎ワインその2

2008-05-16 16:44:39 | 地方
三笠市の「山崎ワイン」が昨日届き、さっそく赤をいただきました。
辛口だったのですが、本物を目指しているオーナーの意気込みが感じられる味でした。

ただ、私自身はワインの美味しい、美味しくないがあまりよく分からないので、本当の評価はできませんけれど。。。

でも、北海道で頑張っている農家の「味」を堪能でき満足でした。

※写真を拡大してもらうと分かると思うのですが、ラベルの5枚の葉は山崎さんの家族全員の指の指紋だそうです。

山崎ワイン

2008-05-11 14:04:08 | 地方
http://www.yamazaki-winery.co.jp/index.html

日曜日の朝、ぼんやりテレビを見ていると、三笠市でワインを製造している農家が紹介されていた。
ワイナリーと呼べばいいのだろうか。

約6ヘクタールの斜面に、ぶどうを栽培し、自分のところでワイン醸造、瓶詰め、ラベル貼りまでして販売している。
昔は小麦を作っていたそうだ。

主人だけでなく、奥様、そして子供二人で1本1本丁寧に作っている姿に感動してしまった。

主人は、「世界と勝負してみたい」と番組内で語っていた。
規制だらけの農業から脱却して、個人で世界を相手にできる仕事。
とても夢があるではないか

検索してみると、ホームページがあったので見てみると、1本2000円台で直販していた。さっそく赤と白を2本だけだが注文してみた。

届く日が待ち遠しい。

燃料電池で世界が変わる

2008-04-15 10:54:25 | 地方
昨日のワールドビジネスサテライト、そして今日の日本経済新聞にも掲載になっているが、国内メーカーの燃料電池開発競争が活発化し、実用化も目の前まで迫っているというニュース流れていた。

松下が開発している家庭用燃料電池は50万円程度2015年まで販売するという。
これに太陽光発電も組み合わせれば、もう外から電気を買うという時代はやがて終わるのではないかと思った。

さらに、車用の電池開発も急ピッチだそうで、そうなると化石燃料の使用量はぐっと減ることになる。

でも、ガソリン、灯油がいらなくなる時代がきたら世界の勢力図は一気に変わることになる。
今はナショナルファンドなどといって、日の出の勢いの産油国やロシアなどはどうなるのだろう。
まあ、彼らは高い技術料を払ってまで、日本産の燃料電池などは買わないだろうが、確実に日本はまた勢いを増すことができるのかもしれない。

原子力発電はどうなるのだろうか。
家庭用の電気はいらなくなると、販売する電気料は激減する。産業用には必要だろうが、確実に今よりは減少するだろう。
ウランも輸入に頼っているから、プラスにはなるか。

おっと、今話題の道路特定財源の肝心の税をかけるガソリンがいらなくなるのだから、なくなってしまい、政局の混乱の元もなくなってしまう。

近い将来、日本に大きな変化が訪れるのは間違いない。

どうするんだ

2008-03-25 22:53:01 | 地方
道路特定財源暫定税率は、与野党の真っ向対決になってしまいました。

今までも何度も、この問題を書いてきましたが、もうお手上げという感じで、なるようにしかならないでしょうね。

少し視点を変えて考えてみたのですが、高い税金に苦しみ庶民から、さらに高い年貢米を出せという構図も見える気がしないでもありません。そして、その年貢米で贅沢三昧をしているという悪代官たちを成敗するという勧善懲悪。
連日報道されている無駄使いを見ていると、そうした指摘もありかなとは思います。

一方で、建設業界の中にいると、様相は変わります。
現実問題として、新年度の発注がすべて維持を除きストップするなんてことも出てきています。
暫定税率分をのぞいて予算措置するというのが難しいのかもしれません。
そうなると、まさに建築確認申請が滞って不況を招いたように、さらなる追い打ちが業界を襲います。

この十数年で建設投資は半分になりました。
時代が求めておらず、お金もないのならそれも仕方ないことと半分諦めの気持ちもありましたが、本当に必要なものも出来なくなることには我慢がなりません。

59兆円が妥当かどうかは判断できませんが、少なくとも必要な道路事業も出来なくなるのは、どうなのか。

福田首相のリーダーシップのなさも呆れるばかり。

地方財政、地方景気はどんどん悪化するばかりなのに、ここに来てさらなる「官製不況」は許されないのではないでしょうか。

一般財源化は時代の流れでやむ得ないでしょう。道路だけが聖域とされる時代ではないと私も認めます。
59兆円を精査して、必要な事業量を算出しましょう。
無駄はやめましょう。

ここまで書いてきて、一般財源化するということは「受益者負担」に反し、やはりその分は消費税などの税源とするのが本筋だと気づきました。
道路予算の無駄遣い、余りがあるなら、その分だけ下げるのが本筋ではないのか。

いずれにしても、もう時間がありません。
この一週間でどう結論を出すのか。
注意深く見守っていきたいです。

テロ対策特措法より国内重視を

2007-10-14 17:54:35 | 地方
テロ対策特措法をめぐって、現行法、自民党の新法、そして小沢党首のISAF関係論文など、いったいどこの何がまっとうなのか皆目見当がつかなくなってきた。

私は、一つここでアフガン、イラクなど中東から全て撤退して、しばらくじっくり静観と議論を決め込むのはどうかと提案したい。

というのも、日本の国内を見たとき、外にお金や自衛隊を派遣するような状況じゃないと思うからだ。

もう、出口の見えない膨大な財政赤字を抱え、格差が都市と地方だけなく、ワーキングプアなど国内全体に広がってしまった。
そして、相次ぎ政治と金の問題、荒れた教育、学力の低下、少子高齢化、、、、
こんなに問題が山積しているのに、海外の国のことにかまっている余裕ないんじゃないかと心底思う。

いつまでもアメリカの言うことも聞くこともないだろうし、それよりも対アジア、対ヨーロッパなど世界の中で日本が生き残っていく道を模索するほうが賢明だろう。

足元がぐらついて崩壊寸前なのに、背伸びする必要もないのではないだろうか。

まず、格差解消とか少子化対策とか活力を国内で生まれるようになるまで、外のことは「ごめんなさい。今自分のことで精一杯なんです。少し時間ください」と言えないのだろうか。