老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

日銀総裁流産の陰謀説

2008-03-19 22:28:21 | Weblog
 この世界的な金融情勢不安な時に日銀の次期総裁が遂にきまらなかった。
一説によるとこれは小沢、福田合意の陰謀説がある。
 米国は政策金利をいくら下げても今回の金融不安は解消しないであろう。
 米国の国際も買い手がつかず、必ず日本に購入を求めて圧力をかけて来るであろう。その場合、決定権を持った日銀総裁が不在であれば、これを理由に回避できるであろうとの、誠しやかな説で、大合同の前触れである。
 これでドルの世界の機軸地位は完全に失われるから、米国の国際を買うのはババを引くに等しいからだ。
 これが事実であれば大変な辛抱遠慮な戦略と言えるが、目先の党利党略が先立った民主等の主導権争いであろう。
機軸通貨がEURのほかに中国の元あたりとなり、日本の存在が無視されるのがざんねんである。
日本は工業政策のみでなく、金融政策でも世界のリーダーになって欲しいものだ。
juntaro

人事とは(日銀総裁)

2008-03-19 08:38:21 | Weblog
田波総裁案が参議院でまたも不同意とされ、西村副総裁は同意された。
そもそも人事は結果で良かったと言うのが50%と言われている。
 多くの会社で3月と6月に人事移動が行われるが、主任や、課長、部長で成績を上げたからと言って昇進させても大概は一段高いポストに就くと視野がせまかったり、経験の幅が狭く想定したような成果を挙げられない場合が多いのである。
 私のいた会社では例えば事業部長になるには、製造、技術、営業、スタッフのうち少なくとも2ポジション経験を必要条件とする内規があったが、それでも期待に添えない役職者が多かった。
 今回のように財務省と日銀生え抜きの襷がけ人事が遠因と言われているが、問題は推薦された方の力量の見通しであり、民主党のような出身元のみで反対するのは愚の骨頂で、民主等の票数が下がる方に影響大であろう。
 また東大や京大の元教授が副総裁に選ばれて代行も辞さないようであるが、教授や一部の高官は知識の整理は立派でも、決断力は鈍く条件が100%揃はねば
結論を出せない方が多い。
 民間人は条件が全部揃はないでも、獣道ほどの道が見えていれば決断を下し、実現に邁進してきたのである。
世界的にこの大事な局面で政局のみの獲得を狙う野党特に民主党は国民不在で良いのか。juntaro