久しぶりに 植物ネタである。
今日いつものランニング/ジョギングコースで、長さ20-30cmにもおよぶ巨大な白い花が咲いていることに気が付いた
白い筒状花で先端は5裂
葉は、細長or卵型・らせん状に互生
花は全て下向きについている
気になったのでスマホで調べてみると、チョウセンアサガオの仲間と判明。
チョウセンというが、朝鮮からやってきたものではなく、熱帯アジアorアメリカ原産とのこと。また、アサガオと言っているが、ナス科に属していて、ヒルガオ科に属するアサガオとはまったく違う仲間らしい。随分裏切り系(?)の名前だね。
でも医学の世界では結構有名みたいで、江戸時代の医学者・華岡青洲がチョウセンアサガオから麻酔薬「通仙散」を作り出し、世界初の全身麻酔手術に成功したということが分かった。そうか、医療に貢献してくれた植物だったんだーと ひととき感謝。
だがしかし、さらなる裏切り! ネットでチョウセンアサガオの写真をいろいろ見てみると
花はみんな上向いて咲いてるじゃん! でも目の前の花は下向きに咲いてるよー💦
あわててもう一度調べてみると、さらなる新事実判明!下向きに咲くのは、キダチチョウセンアサガオ(コダチチョウセンアサガオ)でチョウセンアサガオとは別属のもの。 おお、なんという裏切りの連続‼
まあ、植物学の世界でも最近まで同属と考えられていたのだから、シロートのSuさんが間違えるのも仕方ないよね。
キダチチョウセンアサガオの仲間は園芸植物としてよく使われており、エンジェルズトランペット(天使のトランペット)の別名をもつ。
学球日誌読者の皆さん、どうですか? この花、天使のトランペットに見えますかー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます