Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

やすらぎの湯・和楽の里

2008年03月10日 | 銭湯・温泉
 学年末テスト真っ最中!午前中は試験監督。午後からは採点がふつうの過ごし方。でも私の試験は明日なので,まだ手元に答案はない…。それじゃあ休みでもとろうか,ということで午後年休をとり,「和楽の里」にやってまいりました。
 ここは市原と長生郡の境目あたり,蘇我駅から送迎バスが出ている本格的な健康センターだ。食堂あり,ゲームコーナーあり,仮眠室あり,歌謡時代劇の公演なんかもあり(ご高齢の方々が大いに盛り上がっている),至れり尽くせりだ。入り口で野菜を直売しているのも千葉らしくて大変よろしい。
 お風呂は広い。さすが田舎って感じ。

以前は漢方秘伝の薬湯を売りにしていたのだけれど,いつの間にか天然温泉に変わっていた(2007年12月かららしい)。私は結構薬湯が好きで年に何度か通っていた。どろどろに濁ったお湯から独特の香りが立ち上り,湯につかると股間がピリピリしてくるのが新鮮だった。今は以前薬湯だった浴槽とイベント風呂だった露天が天然温泉となっている。県内の他の温泉と同様黒い褐色のお湯だ。ま、これはこれで良いか。
 ここでもう一つのお気に入りは「よもぎサウナ」だ。これはミストサウナの一種だが,天井から数カ所熱い霧が吹き出し,微かによもぎの香りが漂っているというものだ。入室して数分し頭から足の先まで熱いしずくが流れおちる状態になると遠い昔の感覚が甦ってくる。
 子供のころの夏の日・野山で遊んだ帰り道,むせ返るような草いきれの中を歩いた。いきなりの夕立,駆け出す自分,やがてシャツも半ズボンもずぶ濡れになる。観念してゆっくり大股で歩く。空を仰ぐと顔から熱いしずくが体をつたい足を流れていった。普段ならあり得ないずぶ濡れ加減がちょっと気持ちよかった。
 昔のこと考えてたら思い出した。今日は父の誕生日だったっけ(本人は20数年前に亡くなってしまい,もう祝うことはできないが…)。生きていればこのくらいの年かなとおぼしきおじいちゃんと露天風呂で話をした。嬉しそうに昔話語るじいちゃんを見て,「親父にも,こんなのんびりした老後を,少しは味あわせたかったなあ」と素直に思ってしまった。


所在地 :千葉県長生郡長柄町皿木16(京葉道路蘇我ICより20分)
T E L :0475-35-4126
営業時間:午前10時~翌朝8時(22時間営業)
料 金 :大人1575円(館内着、タオル付),シャンプー,ボディソープ完備
     イオンカード,ニコスカードで割り引きあり
泉 質 :ナトリウム-塩化物炭酸水素塩(褐色のお湯)
お風呂 :露天,サウナ(やや狭,TVなし),よもぎサウナ,
     水風呂,バイブラ,超音波
ピラミッドサウナなど特殊サウナあり






コメント (1)
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