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Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

練習試合(早速)

2018年04月15日 | 卓球
 朝からひどい風雨だhekomi

 けれども今日は練習試合。大会一週間前だから,本来は落ち着いて練習したいところだが,
相方のベテラン先生が言うには,調整状態がもう一息なので,実戦をやらせたいとのこと。

 私の方も,もう少し選手の後ろでアドバイスする体験を増やしたいところだったので
すんなり了承したのだ

 やってきたのは,八千代市にある私立の学校さん

前回来たのは5年半前,あれから学校を二つも変わってしまったhorori

 低気圧の影響で,南から湿った風が入り込み,床は結露してびしゃびしゃな状態hi

 ボールやラバーも濡れて,選手たちも困惑の表情・・・ でも


 「大会の本番だって,こんな条件になるかもしれないだろ?悪い条件に慣れる練習だと思えば良いじゃん!」と励まして試合に送り出すbe

 選手とベンチコーチの関係はデリケートだ。やっぱり人間同士だから信頼関係がなきゃアドバイスは伝わらないし,選手一人ひとり性格や特性が 異なるから,その選手に合ったアドバイスの仕方を早く掴まなくてはいけない

 選手の方も,今までアドバイスを受けたことが無い人が後ろに座るというのは大変プレッシャーがかかることなので,良好にベンチコーチが機能するまでには慣れと時間が必要なのだ。


 突然の練習試合の申し込みを,快く受けていただいたH先生は,この学校の2代目の監督。今回初めて色々お話ししたが,誠実な青年監督だ。きっと立派な指導者になるだろうniko

 お陰様でウチの選手たち,大変良い体験が出来たと思う。H先生,YS高選手のみなさん,ありがとうございました!





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カムバック⁉

2018年04月03日 | 卓球
上海からハイな気持ちで帰国し,その勢いのまま昨日新しい学校に着任niko

といっても,施設は新しくはない。特に室内のタイルはあちこち剥がれて大変hekomi

場所は成田,家から30kmほど。茂原より近いが,道が混むので通勤はやはり小一時間かかるhorori

 職員の打ち合わせ終了後,早速練習場に行ってみる。昔からの知り合いのAK先生が女子をメインに指導している。彼は理科の先生なので色々学校のこと,教科のことを教えてもらえて,心強い

 そんなわけで私は男子をメインに指導することになるのだろう。打っていた男子9人の後ろをゆっくり歩きながら一人ひとり見ていくと・・・bikkuri うんなかなか良いものを持っている。特に新一年生の二人は伸びる可能性大だ。

 どうやら卓球の神様はこの子たちの面倒を見ろと私に言ってるのかもしれない。私の頭上にいる神はサイエンスの神より卓球の神の方が立場が強いのかなあ,などとつまらない妄想をしつつ。決心を固める。

で,今日は早速練習会に参加。昨日名前を覚えたばかりの選手たちのベンチに座る。
 

会場はかつてのホーム,旭市総合体育館


 前任校でも,たまにH先生の代わりにベンチに入ることはたまにあったけど,それはやはり彼のチームであって,立場は監督の代理。「自分が監督」とはっきり意識して座るのは3年ぶりかな?

 戻って来た 戦いの場に どこまで気力がもつのか わからないけど

 そこに「もっと強くなりたい」と思う若者たちがいるのなら 彼らの為に 力を尽くそう

 卓球の神様,SunQ 今日この世界に帰ってきました よろしくお願いします! 
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最後の常任委員会

2018年02月27日 | 卓球
 横芝から東金までは下道,山田インターから高速に乗って穴川まで行き,天台のスポーツ科学センターへ行く。
年に4回のお勤め,今日は常任委員会の日だbikkuri
今年度4回目の今日は午後から委員総会も行われる。いよいよ今年度も終わる。
来年から常任委員を若手に譲ることを決めているSunQにとって,最後の常任委員会だ。
足掛け18年務めたこの仕事 思い出はつきないhorori


 最初に委員になったのは,2001年のこと。それ以前も委員になるように周囲から言われてはいたのだが,校内で生徒会の主担当をずっとやっていたので,両立はむずかしいだろうと思い固辞していたのだった。

 生徒会の仕事も卓球と同じくらい好きだったので,手は抜けなかった。けれども,40代となり,そろそろ学校内外で他の仕事も覚えていかないと,人間として教師として成長しないと思い,校内の仕事を教務部に移り,常任委員も引き受けた。

 最初の2年間は地区担当の常任委員,大会では報道・記録担当となり,とりあえず無難に地区大会を運営すること,今までの流れを引き継いで報道・記録の業務を行うことでいっぱいいっぱいだった。ちょうど2000年春に全国選抜大会を千葉で行い,2005年の千葉総体に向けて準備をしなきゃあという時期だった。

 2003年春,転勤となりT高へ。この地区は今の同僚のH先生ら高体連の主要メンバーが地区常任委員をやっていたので,SunQは新たな役職に就くことになった。その名も IT担当!!hi 

別にパソコンとかネットとか詳しい訳ではなかったが,大会プログラムの作成とか卓球専門部のホームページ開設とか,やってみたいアイディアがあり,勉強していたところだったので,この役職名をもらった。専門家でもないのにこんな名称でちょっと恥ずかしかったのを覚えている。

 当時の委員長のA先生は寛容な方で,SunQの「こんなことやってみたい」を躊躇することなく許してくれた。参考書と首っ引きでホームページを初めてつくり,ここを連絡の中心として組み合わせファイルを集約する仕組み。当時の常任委員の先生方にとっては,いろいろ不安なこともあったと思うが,みなさん文句も言わずに私のお願いに協力して下さった,嬉しかったniko

 みなさんの協力のおかげで,1年ちょっとでシステムは軌道に乗り,いよいよインターハイの準備へと向かう2004年,大変なことが・・・

 インターハイの開会式で入場行進をするスペースが無いので,どのようにオープニングを行うのかが問題になったとき,私が一つアイディアを提供した。

 長年勤めて来た生徒会顧問で常用していた文化祭オープニングの転用。BGMとともに参加チームのスライド写真を次々と映写していくというもので,試作を見せたらみんな気に入ってくれた。

 で,だれがスライドつくるの? じゃあQさんよろしく,ってことでなんとオープニング担当になってしまった。

 私がやるはずだった記録・報道のチーフは,サブチーフのO先生がやることに(彼はもともと私よりパソコン・ネットワークに精通していたので適任ではあったbe

 準備はとても苦労したが,あの開会式のことは本当に良い思い出だ。映画・スーパーマンのテーマで始まり,岸川選手の映像に「夢をこの手に」のテロップが重なり閉映したとき,場内は割れんばかりの拍手で包まれた。オレ良い仕事できたなーと感慨に浸った

 その後の10年間も荻村杯やら関東選抜やら国体やら色々なことがあったが,一つ問題だったのは,後継者育成だった。

 やっぱりパソコン・ネットワークに抵抗なく取り組める人は残念ながら未だ少ない。詳しい人がいても,進行や文書係りの方で既に重職についていたりで,なかなか厳しい。そんななかで現委員長のSN先生が良い人材を連れてきてくれた。現IT担当のOK先生だ

 彼は当時そんなにパソコン・ネットワークに精通していた訳ではなかったが,新たに学びながら仕事をしていくことを苦にしない人だったので,あっという間に任せられるようになってしまった。

 そこで2015年,彼にIT担当を引き継いだ。そして自分はH先生に代わり地区常任委員となった。
目的は二つある。まず一つはOK先生ら後進の先生の業務を見守ること。そしてもう一つは同僚のH先生を監督業に専念させることである。

 H先生は教員になって2年目からずっと地区常任委員を務めている。几帳面な性格の彼は,細々と気を使うので,地区大会の時・県大会の時,監督業に集中できないのをずっと気の毒だと思っていた。

 この年からSunQはサイエンス部の主顧問となるため,卓球の技術指導は彼に全面的に任せるつもりだったので,せめて地区常任委員の負担を減らしてあげようと目論んだのだ。

 地区の先生方にもホントお世話になった。みんなで協力して仲良くやっていきましょうというよびかけに同意していただき,平和に円滑に地区運営をすることができた。

 そしてSunQは,この春常任委員を退く。記録報道はもう全く大丈夫,OK先生を中心に円滑に動いている。そして地区は新採3年目の若手に譲る,来年は関東選抜がやってくる。若い人たちをどんどん組織の中に入れ,活性化しなければいけない。

 常任委員会の最後,SN先生にお願いして,みなさんに挨拶させてもらった。

 先生方,IT担当としての私の無理難題を快く引き受けていただき,ありがとうございました。おかげさまで,現行のシステムは順調に運営できています。今後とも,後進の先生方をよろしくお願いします。

 18年間 本当にお世話になりました
 



 

 
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新時代!

2018年01月22日 | 卓球
昨日は全日本卓球選手権大会最終日
男女準決勝,決勝が行われ,男子は中学生の張本選手が優勝!
女子は高校生の伊藤選手が優勝! という衝撃的な結果だった。

何が衝撃って,張本選手は決勝で水谷選手を,伊藤選手は準決勝で石川選手を圧倒する形で破っているのだhi

 水谷,石川と言えば,近年日本のトップに君臨し,世界ランクでも上位を窺う日本の絶対エースである。水谷は昨年世界選手権で張本に不覚を取り,石川は全日本の決勝で同じ高校生の平野に敗れているので,両者ともに研究と改善を重ね,今回の全日本では必ずや勝利するものとSunQは予想していた。

しかし,試合を見て唖然! 十代の新星は,予想をはるかに上回る進化を果たしていた。

速い ひたすら前陣で攻め抜く,ボールが速い,打球点が早い 
上手い 水谷,石川の強打をただブロックするのではなく,早い打点の強打で返球してくる レシーブ技術も多彩だ
隙が無い 張本・伊藤ともにバックハンドには定評があったが,一段と進歩している。さらにフォアハンドも強化され,右からも左からも先手を取って威力のある攻撃ができる!

近年世界の舞台で,水谷や石川が中国選手に肉薄しながらも,一枚上手の技術で跳ね返される場面を何度か見てきたが,まさにその再現ではないかと目を疑ったhekomi

しかもその高い技術を駆使しているのは,紛れもなく日本の十代の選手たちなのだ。っ凄い時代になった!!!

これなら中国に勝てるかもしれない(おそらく日本中の人々が思っただろうが)。

新聞記事のタイトルにもあるが,新時代が開かれつつあるのだろう

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再会,A先生

2018年01月05日 | 卓球
 新年一発目の大会は東京選手権予選niko 会場は東金アリーナなので,SunQにとっては大変ありがたい至近な出張。朝8時過ぎに会場に到着すると,昔と変わらない颯爽としたA先生のお姿が目に飛び込んできた。
 A先生は千葉県私立学校の4強の常連校の前監督。現在は監督の座を後進の先生に譲り,学校の教頭先生の仕事に専念されている。
 「おはようございます!お久しぶりでーす」とさっそっくご挨拶meromero2 最近は滅多にお会いする機会が無いので本当に嬉しい。今日は監督の先生が,県卓連の事業で出張中の為,久々の引率だという。
 こちらの先生には,本当にお世話になった。SunQが新卒ペーペーでただの無鉄砲な小僧だった頃に色々教えていただいたのだ。
 無理な練習試合を引き受けて頂いたり,生徒そっちのけで卓球勝負したり,飲みに行ったり,悩みを聞いて頂いたり・・・ 思い出を挙げればきりが無い。
 私にとって最大の恩人であり,ライバルであり,師であり,兄貴である貴重な方なのである。

 今日は試合観戦と指導の合間に,久々に様々な話題で語り合うことができた。青年教師の頃から,常に情熱に溢れた熱い方だったが,それは年月を経た今も変わっていない。[pict:bikkuri]]

 教育改革の現状と部活動の行く末,学校の抱える課題や解決策・・・,様々な問題について今もなお最前線で体を張って取り組んでいるご様子や,大所高所からバランスをよく考慮されたご意見など伺い,大変inspireされた。

 3学年担任も残りわずか,4月からは少しのんびり過ごそうかな~ などと考えていたSunQだが,まだまだこんなに燃えている先輩がいることに大きな衝撃を受けた。

 定年まであと3年,やれること,やりたいこと,やらねばならぬこと,等々よく考えなきゃなあ~と改めて思う今日だった。

 A先生,今日もご指導ありがとうございました!

 
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