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アルコールストーブの研究・・・その2

2016-04-08 07:40:59 | アウトドアとか
先日作ったアルコールストーブですが、



トップホール(中央の大きな穴ね)の炎が大きすぎるような気がしまして、いかにもバランスが悪そうに見えます。
先人の足跡をほじくってみますと、
「プレヒートが済んで本燃焼に移行すると、ジェット孔(まわりの穴です)からの炎が主力になる」
なんていう感じの記述が多い気がします。

で、もう少しほじくってみますと、ジェット孔は66mm缶のバヤイ16~24穴ってのが主流のようです。
ワタクシのバヤイ、8穴ですのでいかにも足りなそうです。

で、早速、穴追加。



3倍の24穴へ。(印刷がはげてるのはご愛敬。そう実験の後に撮ったからです)
それにしても、穴の不揃いップリは、あらためて見ると情けなくなります。
で、着火。



前回よりも、トップホールからの炎が小さくなり、ジェット孔からの炎が大きくなってよさそうな感じになりました。
写真では、炎が赤く写っていますが、目視では青く見えます・・・なんでかな?

てなワケで、悪いクセで性能試験・・・趣味(このて)のモノは、自己満足とこんなモンだと思い込んで楽しむのがヨイと思うのですが、ついつい比べて見たくなっちゃうんですよねえ・・・

こんな環境↓



まだ、始めたばかりでゴトクなんてもっていませんので、空き缶三つ並べてみました。(満足のいくストーブができあがるまで、肝臓がもつのかしらん?)
鍋も使い込んだラーメン鍋(ワガヤ的呼称)です。

さてさて、参考までに先人の足跡を、これ又ほじくってみますと、
水400ccを沸かすテストが多いようです。
おおむねアルコール20ccで5~7分で沸騰するサンプルが多いようです。
(この点については、ワタクシの防備録として後日まとめたいと・・・)

で、アルコール20cc投入していざトライ!



まさかの燃料切れ!
で、燃料追加してのタイムがこれ。7分ぐらいで燃料切れだったので、そうそうロスタイムはないかと。
先人の足跡の標準(ワタクシ的)を大きく下回っていまして、なんだかとてつもない敗北感←この辺が趣味(このて)のモノを楽しめていない証拠

先人の足跡では、シェラカップやダイソーマグなんて効率の悪そうな鍋を使っても7分オーバーは少ない様子。せめて人並みにと思ってしまうのは、昭和42年生まれの性でしょうか・・・

どうにも納得いかないワタクシとしては、もう少し先人の足跡をほじくってみることに・・・
即効性のある記述としては、鍋底とストーブの距離には最適値があるとか・・・

先程の実験環境を調べてみると30mm位。先人の足跡の中には45mm前後が散見されますので、とりあえず台を15mmカットしてみました。(後で計測すると40mmの間隔だったんですけど・・・?)

さて、今度は燃料を30cc投入してリトライ!!!



6分少々で沸騰しました。
人並みに安心する、小心モノのワタクシ


あまり色々考えずに作ったので、色々不具合があるのですがその最たるモノがこちら↓



隔壁のオリフィスの高さ。
アルコールの消費が進んで、液面がオリフィスを下回ると火力がぐっと弱まる気がするんです。
最後の一滴をグイッと燃やすかやわやわ燃やすかで効率も変わるかと。
最初のトライでも燃料切れ前に沸騰出来たのではないかと思います。


本日最後に、不具合って程でもなのですが、印刷は始めに剥いだ方がいいと思ったので・・・



最初から試作のつもりでしたので、仕上げには全くこだわっていませんでした。
缶のカットも現物あわせで、はさみで切ったりして。そのためバリが出て危ないのでサンドペーパーでバリ取りしているうちに印刷も・・・
で段差のところが残ってしまうんですね。そりゃぁもっと追い込めばとれるんでしょうが・・・ねえ・・・

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