自然の中の1枚
身近な自然を、1眼レフで撮っていきます。
 



前から訪れたかった、有名な鹿児島出水のツル飛来地を訪れた。

ここ出水には、国指定の特別天然記念物の「ツル」が、
越冬のために、ロシアのシベリアや中国東北地方から渡ってきて、
今冬も、既に1万羽を超える「ツル」が集まっていた。

まず訪れたツル観察センターの展望フロアからは、餌に群がる夥しい数のツルを一望できたが、
この出水に集まるツルは、主にナベヅル(約80%)と、マナヅル(約20%)で、
それ以外にごく少数として、クロヅル(6羽)、カナダヅル(3羽)が来ているらしい。
(参考:出水ツル飛来状況、ナベグロヅルは、ナベヅルとクロヅルの交雑個体)

さて、折角ここまで来たからには、広い干拓地に散在する1万羽を超えるツルの中から、
クロヅル(0.05%)と、カナダヅル(0.025%)も見つけ出さないといけない

昨今の鳥インフルエンザの影響もあり、立ち入り禁止区域も多く、
目的のツルの探索が制限されたが、常駐するセンターの方のアドバイスもあり、
最終的には、なんとか目的のツル4種に出会うことができた。

ツルの大群


近づいてきた猫に警戒し、一斉に首をもたげるツル達


最も多くいたナベヅル (Hooded Crane)


大きくて一番きれいなマナヅル (White-naped Crane)


意外とゆっくり観察できたカナダヅル (Sandhill Crane)


シャイで最後まで苦労したクロヅル (Common Crane)

(全ての画像は、クリックすると大きく表示されます)

使用機器:CANON EOS7D + EF800mm F5.6L + GT3541 + Manfrotto 516

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