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書評:頭がよくなる照明術

2008-04-06 21:05:21 | コンピュータビジネス
新書としてはちと古いが、「頭がよくなる照明術」(結城未来著)を
読んでみた。
照明について改善したいという潜在ニーズは多くの人にあると思うが、
私もその一人である。

照明を含めた光が人にどのような影響を与えているかわかりやすく
説明している。特に蛍光灯と電球の違いについては興味深い。

蛍光灯-単純作業に向き緊張させる効果がある
電球-クリエイティブな作業に向きリラックス効果がある

本来リラックスする家庭でも多くは蛍光灯が使われているのは、
生活に余裕がなく、照明にまで気がまわらないことを暗示している
ようだ。
そういう私も家では蛍光灯を使っていたので、なんだか落ち着かなく
なってきてしまって、電球色に変えてみた。
確かに雰囲気も随分変わった。今までは夜遅く帰ったとき蛍光灯は
まぶしすぎで、リラックスする間もなく寝床に入っていたことが思い
知らされた。今後はスポットライトなども活用して間接照明にも挑戦したい。

飲食店などを訪れたときにも照明について気にするようになった。
間接照明がふんだんに取り入れられていることに気づかされる。

この違いが売上にどれほど影響しているかわからないが、
照明の工夫は確実にビジネスに何らかの影響を与えていると思われる。