地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

最強の勉強スタイルとは?

2021-09-07 12:22:40 | 日記

昨日の入塾面談でも

お話したことだが、

私たちは常々、

受験は長期戦だと思っている。

 

一見すると辛そうな長期戦だが

1番多くの子どもにとって

負担荷重にならずに

無理なく勉強に取り組めるし、

何より大学入試での勝率が

格段に上がると思うからだ。

 

受験期にも

負担が重すぎないこと

を狙っている。

 

しかし、

受験を取り巻く環境は

必ずしも長期視点ではなく、

中・短期勝負を

繰り返す構造になっている。

 

中学受験組なら小6と高3、

高受組なら中3と高3に

勉強負担が強くかかる。

 

この構造は結局、

受験産業にとって

この形が一番儲かるから

できている構造だ。

 

それはそれで

波に乗れる子はいい。

 

多くの子たちは

この波に翻弄されて

なんとか溺れないように

凌いでいるのが現状だ。

 

受験生になったら

モーレツに勉強するのは

効率が悪いし、

たいていは

その時に

行けるところにしか行けず

進路の可能性を狭める。

 

それが

今のボリューム層の現状だし

課題だと思う。

 

早く始めて

確実に積み上げて

いち早く合格圏に入るのが

1番効率的な受験戦略だ。

 

ウチの塾の子たちにも

そこを強く説いているつもりだ。

 

受験産業が

中短期勝負を煽って

儲けていると批判したが

長期的に塾に通わせるのが

塾は一番儲かるじゃないか

という反論もあるだろうが、

ただ、多くの子たちにとって

長期的に程よい勉強負担で

継続させるのが

トータルで一番幸せなんじゃないか

と思っている。

 

高校受験組は

改めて不利だと思った。

 

どうやっても

トータルの勉強時間で

中学受験組に負けてしまう。

 

長期戦略を成功させるために

小学生の頃の

勉強時間の基準作りが大事だ。

 

休日だと

半日は勉強に当てる感じにはしたい。

 

その意味で、

中学受験組は

学習時間のハードルが高いから

合格に導きやすい。

 

中学受験組が

高校受験組に差をつけるのは

中1〜高2の時期。

 

ここで先取りをして

早く大学入試の演習に

入っていくのがポイント。

 

特に文系理系を問わず

英語で先取りが成功して

高2で

大学入試で戦えるレベルに

なっていると強い。

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