受験が近くなると
よくテレビでも流れる受験塾の光景。
講師たちが
「絶対に合格するぞー!」
と叫び
生徒たちも
「おーーー!」
と大声を張り上げます。
頭には鉢巻き
握り拳を天高く突き上げて。
しかし
この仕事を30年近くやってきて
先生が生徒を燃えさせることについては
やっぱり功罪があります。
「功」については言うまでもないでしょう。
瞬間的にやる気になり、勉強に没頭する。
学力は上がり、目標を突破する。
だから、多くの塾がこの手法を使います。
しかし
このことが逆に「罪」にもなるのです。
それは
高校生になって
自分が頑張った記憶が
「メラメラ燃えている状況」と
合致してしまうことです。
わかりやすく言うと
「勉強を頑張る」=「拳を突き上げて叫ぶ」
燃えるような勢いがないと
勉強が続けられない
そう
「燃え尽き症候群」です。
高校生になった時
本当に大事なのは
いかに淡々と勉強を継続できるか
ここに全てが集約されています。
毎日、ハチマキして拳を突き上げられます?
毎日、先生の熱い言葉が必要ですか?
それじゃダメなんですよ。
淡々と勉強することが
完全に習慣化していないと
高校では沈んでしまうのです。
じゃあ、どうしたらいいのですか?
親は苦しむ我が子に
どう手を差し伸べたらいいのですか?
その答えは
教室でお話しします。