私は、メチャに「なまこ」が大好きである。「赤なまこ」とか「青とか黒なまこ」と言っているが食しておいしいのは赤なまこと思っている。
「マナマコ」というのが、この赤なまこのことは分かっていないが、夏の海などに潜ってそのグロテスクと対面するとうみうしなどの美しさと違ってビックリしてしまう。福井では、能登の七尾湾で獲れるなまこが有名でズモチなどと言ってこの方がおいしいということでズモチ赤なまこを2~3袋買ってきて、調理場の妻に渡すが、よほど機嫌がうるわしくないとめんどくさくって調理する気にならないようだ。腹を切り開いて、腸を取り、皿に取り出して少し塩して2~3日置くと塩が慣れてきて「このわた」となる。これもまた、珍味というか、大好きなものである。
昔も今も竹チャンポンに入っていて、これをまな板の上に出して、たたき、長い長い腸を細かく切っていただく。小さなうずら卵の黄身を落としたりして食する方も多いが、私は余りそこまでしないでよいと感じている。
無論、熱燗のお伴だが、孫達はあったかいご飯の上にかけておいしいと言いながら食べる。将来は、まさしく大酒飲みだと言われているが、どうだろうか。
なまこは、ドンブリ鉢一杯に三杯酢して食べたり、大根おろしして大食いするのが大変好ましい。しかし、この頃は、孫達も好き好きと言って私のいただける量が激変してきている。しかし、割烹やさんで出される量はまず珍味的扱いで小鉢に6分目程でなんとも味気ない。
石川県の超がつく酒の肴に「くちこ」ある。このわたを△形にして乾燥させてチョイトアブッテ食するものだが、天下一品の旨さである。しかし、この味わいもいいだがやはり、酢味のなまこドンブリが大好きである。なんにもまじりっけなしの「このわた」がBESTである。なまこの様子を見つめていると、まあなんであんなに安らかに生きているのだろう!!という感じである。なまこは、海鼠と書かれるが、どうも鼠のような感覚は、感じ得ない。意思しながら海を渡り歩いているのだろうか。地球の自転と彼らの動作はどんな関係があるのだろうか。自分を海鼠にたとえながら文学されて成果されている方々もおられるがどうも海鼠の本心を知るにはもう少しおいしいおいちいといってドンブリしてからかな!!少しお時間をください!!
さむい、きせつに、なると、なまこが
とっても、おいしい、ものですよね。
きょうは、うさこも、デジタルの、すみで
ふふんと、絵を、かいて、みましたので、
こそりと、おじゃまを、したと、いうわけなんですよ。
もっとも、いえうさぎふぜいの、絵ですので
まだまだ、ベンキョウが、たりませんけど、
なにとそ、大目に、みてやって、下さいね。
なにとそ、大目に、みてやって、下さいね。
それでは、またね。