写真： 晩秋の手稲山
フランス政府は全土に拡大した暴動を制圧するため、各地の知事が夜間外出禁止令を発動出来るようにする。 ８日の臨時閣議で正式決定し、必要な法的手続きをとるそうだ。
フランス本土に外出禁止令が発動されれば、アルジェリア独立戦争以来の非常事態となる。 １２日目に入った争乱状態が沈静化しないため 「国家」 を前面に早期の事態収拾に乗り出す考えとのこと。
争乱はドイツ、ベルギーにも飛び火しているようだ。 異民族は抑圧（差別）された生活を余儀なくされ、不満が頂点にたっしているのであろう。 強権をもって制すれば反発も高まる、話し合いと政治の力が問われる。