朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

水彩画教室の日

2020年01月17日 | 

カルチャーセンターの水彩画教室に通っています。

 又かと、言われそうです。退職してから実に色々な教室に通っては辞めています。特に絵については、水彩画、水墨画、日本画、デッサン、古典技法、植物画など。

 継続して続いているのは日本画だけです。教室を1年ほどで辞めるのは飽きっぽいのかと言われればそうかもしれません。しかし、私的には「武者修行」的な気持ちが強いのです。それと、先生次第では自分の画風を強力に押し付ける方もいて、我慢が出来ずに辞めた事もあります。個性を大事にしてくださる先生のもとでは長続きします。

 今の教室は去年の5月から加入しましたのでまだ1年未満の新参者です。先生は女性で、私より少し年上かも。
 某有名美大を出て日展にも入選されているとか、とにかく明るくにぎやかで豪快な先生です。

 教室の構成は女性が多く、20名のうち男性は3名で心細い限りで、男達ははなぜか隅の方に固まっています。
 (おいおい、世の中の酸いも甘いも噛分けてきた男達がそのていたらくはなんだ!)と思いますが。
 しかし、女性の団結の力には勝てそうもない。いつ行ってもモチーフ前の”特等席”は常に彼女達ににぎやかに占拠されているのでした。
 
 また、女性のみなさんの私語の多いこと。
 しかし、「あの、一応厳粛な教室なんですが・・・」などと言う勇気も私には無い。
 器用に喋りながら、シャカシャカとデッサンし、手際よく色を塗っている。(この人達、歳とっても決してボケることは無いな、と思います)
 カルチャーセンタの絵の教室とは、そういう事なんだと、納得しました。真剣みが少し不足しているのかな。
 
 教室は月2回、それぞれ2時間で仕上げなくてはならないので、遅筆の私には厳しい状況です。半分描きかけのスケッチブックのページが、完成することも無くどんどん増えています。
 今後作品になりそうな絵は数枚ほどでしょうか。
 
 今のところ、今日は何のモチーフを描けるかとワクワクしながら通っていますが、今後は受講者仲間との楽しい展開もまた期待しています。

 

石膏の少女像 F-8

 


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