よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

なんでも作れる

2007-01-24 23:48:09 | Weblog
今、学校には掃除をしたり食事の準備をしてくれるお手伝いさんがいる。
お手伝いさんと聞くと何か金持ちのような感じがするが、そうではない。学校なので、広くて、埃も多い国なので、掃除も一苦労。
そのお手伝いさん、通称りんさん。
何でも作ってくれる。

チャーハン日本風というと、なぜかオムライスになって出てくるのだが、これが結構いけてる。以前いた先生が日本風料理を教えたから味は日本風。このオムラスの中のご飯が炊き込みご飯のようでおいしい。
この間は、焼きソバ日本風と頼んだところ、ソース焼きそばが出てきた。これも、カンボジアの少し太い麺と絡んでとてもおいしかった。

このりんさんは当然クメール人なので、クメール料理もできるのだが、辛さや、塩加減なんかも、日本人好みにしてくれて大助かりだ。
以前は、クメール料理ばかりで、うんざりしていたこともあったが、最近は食べ物に関しては満足している。

でも、おいしいって言うと、どんどん作っちゃうタイプなのです。以前は同じものが毎日出たことも…。
あと、田舎のおばちゃんのように、どんどん食べろって言うし。

うちの学校を影で支える大切な人なのです。



↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ

カンボジア人のこと

2007-01-24 00:06:49 | Weblog
タイトルがべたですみません。
カンボジアで教えていると気になることがたくさんある。

まず、ほとんどが計算が苦手であること。
レストランで食事をするとたいてい会計は手こずることがおおい。
授業でも、助数詞を教えるときに、算数の文章題のようなものをするのだが、これが結構大変なようだ。時々買い物をすると”おつりが多いんじゃない?”ということも稀ではあるがある。

その反対に日本人より優れていることもある。
音の聞き取りである。これは、クメール語の音が日本語より多く、その上有気音、無気音があるため、初級の文字指導のときはこれが厄介になることもある。息の強弱で音の違いを認識するため発音には同じ息の使い方で言わなければならない。
学生の中には、聞こえ方に若干の違いがあることもあり、ローマ字でかなを振ってるのを見ると人によって違うこともあり、気を使うこともある。

クメール語は当然、日本語のカタカナ表記では表せないものも多く、アルファベット表記でも正確に表せないものもある。IPAの発音記号で表せても、なかなか日本人は正確には発音できないだろう。

もっときれいな発音ができる学生が増えるといい、と思う今日この頃。
やっぱり、授業には苦労がつき物。


↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ

東と西

2007-01-23 10:45:26 | Weblog
   焼きそばに何をかけますか?
 ある日の昼食、私ともう一人の先生が焼きそばに青海苔と鰹節をかけて食べていたところ、途中で入ってきた先生が「え!?鰹節!?」と目を丸くしていたことがあった。鰹節をかけていたのは関西人2人であり、驚いていた先生は関東出身。今やこの話は伝説となり、東と西の異文化が発見される度、持ち出される話となった。外国で出身地なんて関係ないと思っていたが、実はこの東と西の異文化交流はカンボジア、日本の交流に並ぶ位面白いと最近気づいた。とにかく色々な場面でお互い「え!?」となるのである。お題は様々で、「うどん」について熱く語ったこともあれば、「お笑い」について熱く語ったこともある。お笑いに関しては、どうやらツボが違うらしいということが分かり、交流の成果を上げた。間違った知識を払拭できたことと言えば、よくある話だが、関東の人の多くは「関西人は何でもツッコむ」と思っていることだ。関東出身の先生もそうで、「どうしてツッコまないの?」「今のはツッコむ所でしょ?」と目を丸くして聞いてくる。しかし、何でもツッコむわけではもちろんなく、オチてない場合や自分も一緒にスベりそうな場合はツッコむどころか放っておく。思い込みが1つ修正されてよかった。
 まだまだお互い目を丸めることはよくあるが、今の所関西出身が2人で関東出身が1人なので、白熱すれば関西優勢となっている。関東出身の先生は共感してくれる人がいないと寂しそうであるが、当分この状態は続くと思われる。

 今度はどんな異文化が見られるだろう。今の密かな楽しみである。

笑いたい世代

2007-01-23 00:07:45 | Weblog
最近、授業をやっていて気になることがひとつある。
笑い出したら止まらない学生がいるのだ。
その学生は、二人。女の子だ。まだ、十七歳と、十九歳。
笑い出したら、涙が出るまで止まらない。

まぁそのまま授業を進めてしまっているのだが、周りも一緒になってくすくす。
一応、無駄話ではなく、授業を聞いていていきなりふきだすと止まらなくなる。
どうしてだか、他の学生はなんともない。

きっと、何をしていてもおかしくてたまらない時なのだろう。
箸が落ちただけでもおかしいってことなのかもしれない。

ずっと笑っているわけではなく落ち着くと普通に授業を受けてるし。

きっと、何でも楽しくてしょうがない時期なのだろう。
これが若いってことなんでしょう。


↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ

占ってもらう

2007-01-22 00:29:09 | Weblog
占いに行ってきた。
こんなようなことを以前にも書かれていたような…。

今回は占いに行くのが目的ではなかった。
たまたま、学生が朝ごはんを一緒にいかがですか、ということで一緒に朝ごはんを食べに行った。
朝ごはんを食べに行ったのは良かったが目的の店はまだやっていなかったため、ごく普通のクメール料理ということになった。

その後、何をしようかということになり、女性先生の意見で、占いに行くことになった。
占いはワットプノン。ワットプノンの占いは有名で占い屋台がたくさんある。学生が男の子だったため、占いはあまり興味がなく、よく当るという占い師は結局わからなかった。それでも、一応見てもらうことに。

女性は占いが好きですね。
私はあまり興味がなかったのですが、周りに言われてみてもらうことに。
別に見てほしいこともなかったので、今年の運勢を占ってもらうことにした。だが、言われたのは今年より他の年にしたほうがいいことばかりで、結局今年はいい年か悪い年かはわからなかった。
というか、一生懸命通訳してくれた学生に感謝です。
きっと言いづらいこともあったと思うが…。


↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ

年賀状届く

2007-01-19 11:52:57 | Weblog
今月始めに、幼なじみから年賀状が届いた。

幼稚園から高校まで一緒だった友人である。日頃、日本から手紙が届くことはめったにないので喜んで新年の挨拶に目を通した。と、最後に「追伸」とある。「5月に結婚することになりました。」
なに?!5月?!私はまだプノンペンじゃないか!結婚式に出席できない・・・。一人っ子の私にとって同郷の友人は唯一無二の存在である。とにかく大好きなのである。姉妹愛に似ているのかもしれない。(相手はそうは思ってないだろうが・・・)その友人のウエディングドレスを見られないのはかなりつらい。なにやら、喪失感が胸いっぱいに押し寄せてきてその日は眠れぬ夜を過ごした。ああ、もう気軽に飲みに行ったり、旅行したりできないのかなぁ。結婚して子どもなんかできたら、たまに電話で話したりメールしたりするだけになるんだろうか。かなしい。

10年後、子ども連れで、でも昔と同じように阿吽の呼吸で笑えるといいなぁ。

今夜、「スタンドバイミー」見よう・・・ 20代後半の常夏の国でのセンチメンタルな週末。



↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ

値切りの文化

2007-01-18 23:54:44 | Weblog
カンボジアだけではなく、東南アジアのマーケットなどは値札が出ていない。日本のように定価があるようなわけでもない。値段は店の人によって違ったり、値切り方、買い方でも違ってくる。

私は、関東の出身なので、”値切る”という行為は日本ではしたことがない。関西のおばちゃんはよく値切るといいますが、それは大抵八百屋や魚屋のような個人商店だと思う。

カンボジアでは値切るのは当たり前。
ただ、学校の学費を値切ってくるのだけは止めてもらいたい。正直、学生が増えるのはうれしいことなのだけれど、途中から入ってくる学生にはプレースメントテストをやったり、クラスになじめるかどうか気を使ったりで、なにかと気にかかるものである。それを、十日から勉強するので、一か月分から割り引いてくれなど、言ってくるのである。受付の子もせっかく勉強に来た学生を追い払うことはできずに割り引いてしまいます。

そこで、割引表を作ることになった。
値引き額がはっきりしていないから決めてくれとのこと。
さすがに、日本で、学費を値切る人はいないと思うが…。


↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ

クマオイ

2007-01-14 01:10:00 | Weblog
やっと、入ることができました。
どうなってるんでしょう。

さて、クマオイ。
クマオイは日本語にすると、お化け。カンボジアでは結構お化けを信じている人が多いような気がする。お化けというか悪霊というか。
本気かな?、冗談かな?と思われることが多い。

先日、これから、中級を勉強する学生が今後の授業の予定を聞きに来た。新しい中級の授業は朝の六時から。今は、朝の六時といっても夜明け前。まだ暗い時間だ。このことを言ったら、お化けが出る、と言っていた。本当は起きられないだけのような気もしますが。
交通事故があった近くも出るという噂があったり、いつまでも空き家になっているうちも同じような噂があったりする。

映画でもホラー映画ばかりだ。カンボジアではハリウッド映画はほとんど上映されない。上映されるのはカンボジアかタイの映画が多いらしい。時々この映画は本当にあった話だ、と言うことも聞いたりする。
日本人が見たらB級ホラーな感じがしますが、週末の映画館の前はバイクだらけだでよくお客が入ってる。
カンボジアでは映画は男女で行って、怖いところで女の子が男の子に接近したいという理由で、あまり1人では行かないようだ。日本で言ったら焼肉デートに行ったようなものなのでしょうか。たとえが古いかな???


↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ

プノンペンの音

2007-01-11 23:34:12 | Weblog
プノンペンの音って何を想像しますか。
普段のプノンペンはバイクの音とクラクション、物売りのスピーカーから流れてくる”ランバダ”、アイス売りの鐘などなど。

その中で強烈なのは結婚式である。
結婚式はめでたいことなので、朝から大音量である。五時半に起きて、六時から授業の毎日。たまの休みくらいはゆっくり寝たいのに、朝五時からミニマルミュージックのような延々ループされる鐘の音を聞かされたのではたまったものではない。これがお金持ちのうちになると一週間続くものだから、ゆっくりできもしない。普通の日は早起きなんでいいのですが、昼寝休憩の間も続いている。
そのことを学生に聞いても学生はなんとも思っていないらしい。自分が結婚するときは同じ事をするから、ということだ。

その次に強烈なのはカラオケである。
防音設備がないカラオケが大音量で流れてくる。普通の日は滅多にないが金、土曜日なんかは結構遅くまで歌っている。あんまりうまくないところも残念ですが。

でも、普通の日は十一時を過ぎると今までの喧騒がウソのように静まりかえります。


↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ

カンボジアの季節

2007-01-11 00:03:47 | Weblog
日本の冬の朝はなかなか起きられないものだ。
カンボジアでも朝晩は涼しくて過ごしやすい。夜明けも日本と同じように遅い。なので学生たちもなかなか朝は起きられないようだ。

やっぱり涼しいとゆっくり寝てしまうものです。この時期に起きられなくなって脱落してしまう学生もいる。

カンボジアにいても日の長さは日本と同じようなので一応季節を感じることができる。カンボジアで季節を感じることができるものは結構ある。雨季、乾季は大きな季節の変わり目だ。今は丁度乾季の涼しくて過ごしやすい時期で、これから一番暑い四月まで雨は降りません。
一番暑い四月が終わると雨季になる。雨季になると毎日雨が降る。雨季の終わりは十一月、プノンペンで水祭りというお祭りが始まると乾季になる。

そのほか果物も時期によってあるもの無いものがあったり、一番暑い時期になるとプノンペンの並木道は白い花が満開になったりする。
一年中暑いようで、住んでみると季節を感じることが物が多くある。
しかし、自分は果物に関心がないのであまりわからない。日本に無いものも多いので…。

↓ランキング参加中
にほんブログ村 海外生活ブログへ

人気blogランキングへ