今年の椿

銘木を扱う泰山堂さんの「椿展」に行きました。
中の写真は撮れないので店頭の写真だけですみません。
でも中の方がもっともっと素敵でした。

店内の様々な花入に珍しい椿の花が生けてあります。

メインの壁にある雲竜椿のたっぷりとした枝は煤竹の花入に。
これが今回一番のごちそうとのことでした。
くねくねと曲がっている枝振りが龍のようです。
４mくらいある巨木だそうです。一度見てみたいものです。

まるで沈丁花のようにみえる、可憐な小さいリュウキュウヒメサザンカのつぼみは
椿園の温室栽培とのこと。

擬雪という斑入りの葉の椿、
まんまるの白いつぼみもまた雪のよう。

どれも店主が今日の日のために集められたものです。

何かを売るわけでなく、
店主の集めた大切な器に
貴重で美しい椿を生けて、
ただただ見せていただき、
椿餅で一服。

本当に贅沢な時間です。

なぜ

出張で岐阜に行きまして、お昼になりました。
取引先のかたとお昼にいくことになり
あっさりと麺にしましょうかとなって、、、

いただいたのが冷やしたぬき。
名物らしいです。
確かに美味しかった。

けどなんでこの寒波の到来した日に
冷やしなのか。。。

このあとの商談は凍える倉庫で行われ、
帰りの電車は強風のため遅れがち、
米原辺りは吹雪いてたし、
電車を降りてからも雪。

３月だからとちょっと油断してたので余計ツラい。。

初めてするお点前

今週はハードな仕事が続いてたので、のんびりしたいところでしたが
お稽古に行くために朝からがんがん掃除機かけました。

何のお点前しようか、、、
お茶杓の銘はひな祭りにちなんだものにしようか、、、
など考えつつ
お稽古場に着くと、久しぶりに来ていた男子が水屋の準備中。
（水屋の準備をしたいと自ら志願したとのこと。えらいなぁ。）
一時間ほど前にいらしたらしいのですが、まだお花をいけるところでした。
どうやら花を選ぶのにお庭を散策していているうちに、時間を忘れてしまったらしい。

今日は後炭所望と、且座を一回ずつやりましょうということで
担当はじゃんけんで。
後炭所望は、客が炭をつぐということで、亭主は楽かなと思ったらさにあらず、
重いものを持ち上げたり、火のついた炭をあげたりとかなり大変なことがわかりました。

且座も東、これは司令塔なので、段取りさえわかればほとんど座っているだけで
あまり役はないのですが、かんじんのお濃茶が今ひとつだったような。

後炭所望は小習いの中に入っているのですが今までお稽古する機会がありませんでした。
お茶を始めてもう２０年くらいはたつのだけどまだまだ知らないことばかり。

今日は灰を扱うことが多かったのですが、我ながら不器用だと思いました。