論語を読む会に行ってきました。ただし子供向け。
大人だけでもいいということ、普段は非公開のお寺が会場ということで
よく分からないままに。
始めに一時間ちょっと庭掃除、といっても裏庭なんですが。
草引きしたり落ち葉を掃いたりで、汗ぐっしょり。
次は本堂に移って座禅。
門を入るとすばらしく整えられた庭。
これを維持するのにどれほど手間がかかるかよく分かりました。
冷たい麦茶や、梅酒(を薄めたもの)をいただいて
実は初めての座禅。
その間も汗が流れます。
気持ち悪いけれど、警策の音がびっくりするほど大きいのにひるんで
流れるままに。生きているから汗をかくんだ、と。
子供向けだからか意外に短い時間。
最後は論語を先生の読み下す後について読みます。
「し、のたまわく・・・」
当たり前だけど聞いたことのあるフレーズばかりです。
しかし意味はすっかり忘れていました。
いちいち訳すのではなく、
「ひとにとって一番大切なものは『仁』です。」
というお話をふくらませて、論語の世界観を知るという
感じでしょうか。
6歳くらいから12歳くらいまでの子供が十数人。
好きな言葉をみんなの前で読んだり、
とにかく耳からインプットする。
門前の小僧式ですが、みんなから拍手をもらったりして
とてもうれしそうなのがかわいい。
普段ひとの出入りがないのでとても清浄なお寺で、
庭から吹いてくる風が背中の汗を乾かしながら、
こんなふうに論語を音読するのもなかなか楽しいひとときでした。
オットは次回も行く気満々ですが、
確実に今日より暑いと思う来月の会、どうしようかなぁ・・・