南京事件FAQ というサイトについて

2020年01月30日 11時27分40秒 | 1937年 南京攻略...

南京事件FAQ というサイトがある。

ネット、Twitterや何かの掲示板などで、度々この名称とリンクを目にされて、閲覧しに行かれた方も多いかと思う。
ここでは、大量の情報で反駁出来ずにおられた方々に対して助言として少し言及してみたい。
このサイトは、言わずと知れた土下座強要派(南京虐殺肯定派、戦争責任追及派)の方々が、ネットでの否定論への反駁材料と反駁論理を提供しようとして作られたサイトであるのだが、見た目以上に、欠陥・論理の破綻があるサイトですので【実際に】は大したものではない。

このサイトの作成構成メンバーは【タラリ、Apeman、ja2047、K-K、pippo、Queso、青狐(bluefox014)、ゆう、トロープ(敬称略)】で、中でも【ゆう】氏は、自身のサイト【ゆう 日中戦争−小さい資料館】を恣意的な資料展開で運営されている。ここのメンバーは、K-K氏(南京事件史料集というサイトを運営)のように南京の史実を守る会という本多勝一氏、笠原十久司先生などの下部組織に所属されておられる方が居られるので、多分に中華人民共和国(共産主義国家)との間接的に御関係が深い方が多く、このサイトにもこれまた中華人民共和国との繫がりの深い創価学会の編纂した文献を引用されてその実証とされている。このサイトの面々は、自分たち程文献資料を読み込んでいないと豪語される方達で、自称南京や日本軍の【蛮行】についての知識が豊富な【知識人】を自称されている。それが事実かどうか、判らないが、少なくともグループで、文献・史料・論文の研鑽をされており、そのグループ的なネットでの肯定論の展開では、保守系の個人プレーを大きく上まわっている。
実際の所どれだけの方達に支持されているのか不明だが、このサイトなどへの反論サイトは見当たらないのが現状なので【組織・団体】的に【野放しにして、反駁してこなかった保守系統】の団体組織は、明らかに相手を【軽視】し過ぎしていて【愚か】で【反省すべき】ではないかと考える。

 

南京事件FAQサイトの趣旨》からその目的と意義をみてみると、

南京事件(南京大虐殺)は歴史的事実
これを否定する「歴史修正主義」は中国人被害者への「セカンド・レイプ」であり、中国国民に対する侮辱行為
南京事件に対する否定論を放置することは再び行う可能性がある。
③によって諸外国から懸念と疑いの目で見られる可能性がある。
否定論に対して、ただちに反論できるようにFAQを立ち上げその情報を拡散。
⑥事実と論理に基づいて否定論に反撃。
独自の資料庫やリンクを充実させて、反論の基礎を提示。

目的は、②⑤⑥である。
意義は、②③④である。
①は【前提】。
⑦は補足情報。【理解を深める為のマイナーな情報】である。

という【目的】と【意義】を持っているサイトと言う事が判る。

①の【事実】とは、そもそも【事実】とは、事の真実。真実の事柄。本当にあった事柄の事であるから、1937年という今から80年余前の事柄について、【事実】と【断言】出来るのは驚きである。このサイトの運営者達のロジック(論理)に欠如していることの多くが、【戦争の宣伝】という【プロパガンダ】という点が完全に欠落していることである。プロパガンダは【国外・国内】向けの2種類があり、それが敵国・自国・第三国で、特に敵国第三国の中立国の間で自国に有利な情報を展開させることもので、新聞・ラジオなどの【マスメディア】の発展と共に戦争ごとに戦略的に行われ、大きな意味を持つようになったという【事実】がある。こう書くのが【事実】へのアクセスであって、【様々な見解】が存在する、1937年の日本軍対蒋介石&軍閥&共産党連合軍の軍事的紛争(国際法的には戦争ではない)では、【南京攻略戦】があったことと【占領政策】があったことが【事実】であって、その他は【仮説】に過ぎない。そして起こった事象についてそれを理解する上での【国際法】についての【理解】が全く為されていない所もこういったグループの問題点でもある。当方が前述しているが【国際法】とは、【合意・相互法】であって、【国際慣習法】という【不文律】の全体を覆うものもあるが、当時1907年で日本でも批准発行(同意の上義務履行をすると約束した)陸戦ノ法規慣例ニ関スル《《《条約》》》》(英: Convention respecting the Laws and Customs of War on Land, 仏: Convention concernant les lois et coutumes de la guerre sur terre)とは、【条約】であると言うことが理解出来てないという又は陥没した思考で作られていることを理解すべきである。【国際法】に関しては、当方の以前の記事で書いたのでそちらを参考にして頂きたい。

そして、重要な事は、②中国人のみの【被害者】で、日本は【加害者】であることにしたいと言う事と、そもそも【南京軍事法廷】での【三百人斬り・百人斬り】や【谷中将】などの【冤罪】でその本人や御家族・後血縁者・御友人方への配慮はどうなのか、一方的に日本国への【無実】の【罪】を着せた【行為】とその後の日本へ押しつけている【虚偽】と【贖罪意識】を受けている日本国・日本人へは配慮はどうでもいいのかであり、日本人への人道・人権意識への【視点】が全く欠如・欠落している。何が【歴史修正主義】か判ってない。
③のように、【北朝鮮による拉致被害者】による奪還や、アフリカなどでのプラント建設場での誘拐監禁などへ、日本人の生命と安全を守りもしないような状況や、【テロリスト】や【犯罪者】を【超法規的手段】で【国外】へ【脱出】させるなどそんな国で、軍事展開が国外で為されることはあり得ない。この点からも馬鹿げた思考である。更には当時と同じような状況が出来る事はあり得ない。未来は過去と同じにはならない。③に関しては実相を全く無視した妄想からの日本国・日本人への【ヘイト】という悪質な暴言であろう。

①〜⑦までに【表面上】は書かれていないことだが、
このサイトの特徴として【中国の主張を全く否定しない】どころかむしろなんだかんだと言い繕って擁護している。このサイトの【主張】および【目的】は

【日本軍=悪】
【日本国は悪い】
【日本人は贖罪意識を持ち続けるべき】
【中国に土下座し続けるべき】
【共産国家への賛同】

という【悪意】ある【理念】に基づき書かれている。歴史的研究や【実証】をそれ自体の【目的】としているわけではない。歴史研究が目的であるならば、米国でのNSAの公文書【ヴェノナ文書】公開とその研究からの米国・日本での関係団体の構成員の【ソ連】の【工作】による【宣伝工作】【穿孔工作】という面も加味せざるを得ない筈にもかかわらず、このサイトには全く目にすることはなく、ひたすら【南京での日本軍の蛮行があった】事のみを展開されている。つまりは、

 これがこの【南京事件FQA】というサイトの実態の【事実】である。