Johnnyダイアリー

大好きなジョニー・デップのことや、映画の感想、日常の出来事を書きつづっています。

クライマーズ・ハイ

2008年07月15日 | 映画鑑賞

クライマーズ・ハイ

監督:原田眞人
【悠木和雅】堤真一
【佐山達哉】堺雅人
【玉置千鶴子】尾野真千子

あらすじ

終戦記念日を3日後に控えた8月12日。通信社のニュース速報が北関東新聞社の社内に響き渡る。日航123便がレーダーから姿を消し、長野・群馬の県境に墜落したという。乗員乗客524名、単独の航空機事故としては世界最大で最悪の事故だ。地元で起きた未曾有(みぞう)の大惨事に北関編集局は、にわかに興奮のるつぼと化した。全員が神経をとがらせ、臨戦態勢で事故報道に取り組む。そして、組織から一線を画した遊軍記者・悠木和雅(堤真一)が日航機墜落事故の全権デスクに任命された。
(Yahoo!映画より抜粋)

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今から23年前に起きた、日航機の墜落事故。
520名の命が失われた航空機事故をスクープしようと翻弄する
地元紙の新聞社が舞台になっている。

1985年8月12日、夜。
日航機123便がレーダーから消えたと一報が入る。
「ジャンボが消えた」という、今までに聞いた事がないニュースに
記者達はどよめき、この瞬間からスクープ記事を得ようと走り回る。

クライマーズ・ハイとは、登山家が登山する時に感じることのある
異常な興奮状態を言うみたいだけど
この時の記者達がまさに、そんな感じだったのかもしれない。

北関東新聞の記者、悠木はこの事故に関しての全権デスクを任される。
つまり、この記事に関して全ての責任と指揮をとるということだ。
大きな事件の全権デスクをまかされた悠木は、
飛行機が墜落した地元の意地にかけて
どこの新聞よりもくわしい記事を載せようと息巻き興奮気味だ。

この頃はまだ、パソコンも携帯電話も無い時代。
記者は文字通り、足で記事を稼ぐしかないのだ。
御巣鷹の山に登り、泥と汗まみれになりながら記事を書き上げたり、
民家に電話を借りて、会社と連絡を取ったりしていたので
いまよりも新聞を仕上げるのに数段時間がかかる。

ある記者は、想像を絶する数の遺体に直視し
半狂乱になったりもする。

会社は会社で、それぞれの記者達の意地とプライド、
そして今までの確執などがぶつかり合い、激しいバトルも生じる。
どの記事を一面に持ってくるか、
いつまで日航の記事を特集するのかで激しくもめたりもする。

しかも、新聞作りは時間との戦いでもある。
どんなにいい記事やスクープをえようとも、
デッドラインである時間を過ぎたら載せられないのだ。

こんなに緊迫感と臨場感がある作品を観たのは久しぶりかもしれない。

たくさんの俳優さんが出ている中で、主役を演じる堤さんは
とっても迫力と存在感があった。
記者魂を持った悠木をいう役を見事に演じていたと思う。

堤さんの確かな演技力と、低くて迫力のある怒鳴り声が
作品に何倍もの「凄さ」をプラスしているような気がした。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なかなか! (ri)
2008-07-18 08:04:48
Pamyさん、おはようございます♪

私も観てきました。
なかなか見ごたえのある作品でしたね。

あの頃、テレビで毎日のように見ていた
ニュースの映像を思い出してしまいました。

堤真一さんは、このところ、
とっても色んな役を演じていて、
どれも存在感が抜群ですよね!

なかなか素敵な役者さんです。
日本人の俳優さんの中ではね!(爆)
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ri様 (Pamy)
2008-07-19 13:48:17
こんにちは、riさん♪
コメントありがとうございます!

男達の汗の匂いがしてきそうな
とっても見ごたえのある作品でしたよね!!

私はあの日あの時、八ヶ岳にいたんです。(学校の行事で)
朝、静かなはずの八ヶ岳の空にはたくさんの
ヘリコプターが行き交っていました。
御巣鷹とは離れているけど遠からずで
もしまかり間違えば…だったわけで…
この出来事は忘れられません。。。

堤さん、演技うまいですよね~!!
あれだけの俳優人の中、
存在感抜群でしたね!!スゴイ!!

堤さんの声、好きです(#^.^#)

トラバ、ありがとうございました~!!
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