Mile High Milestone

NFL、MLBを中心としたスポーツの話題と埼玉西武ライオンズの観戦記等をお伝えします。

Draft Day

2015-02-23 21:50:25 | NFL
スーパーボウル終わって以来久々の投稿です。やはりこの時期は、アメフトも野球もやってないので私的には話題が少なくて投稿することもなかなかないですね。そんな中NFLファンの間で話題になっていた映画「ドラフト・デイ」を観てきました。映画館に行くのは、実に「マネーボール」を観に行って以来3年ぶり。「マネーボール」は、実在のMLBGMビリー・ビーンを描いた話でしたが、こちらの「ドラフト・デイ」はNFLクリーブランド・ブラウンズのGMをケビン・コスナーが熱く演じました。
 NFLの話なのにフットボールのプレーシーンは、選手の分析や昔話の回想シーンでちょっと出てくるだけで、ほとんどはドラフトに向けての舞台裏を描いた内容。チーム編成を任されながらも現場に口を出してくるオーナー、チーム作りの意見が食い違い対立するヘッドコーチとの軋轢、他チームGMとの指名権トレードの交渉などNFLあるある満載のファンにとっては思わずにやけてしまう面白い話でした。NFL知らない人にはおそらく楽しめない映画かと思いますが、日本のプロ野球関係者には観てもらいたいと思いました。日本のプロ野球ドラフトでは、同じ選手の指名が重なるとくじ引きというお馬鹿な方法で指名権を決めますが、NFLでは指名権をチーム同士の話し合いでトレードしたりします。その辺のやり取りがすごく面白く描かれてもいました。NFL方式のドラフトの方がよりフェアでリーグの戦力均衡にもなって絶対に良いと思うのでNPBの関係者もこの映画観て学んで欲しいものです。
大学の最優秀選手賞(ハイズマン賞)を獲得したスターQBをコスナー演じるGMが、ドラフト1位で獲得するかというのがストーリーの大きな柱でしたが、私がGMだったら絶対に獲得しないだろうとも思いました。NFLファンの間では同賞を獲得したQBは、NFLでは活躍できないなんて有名な話ですからね。

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