なんか矛先で言うのなら、安倍元総理の前に当然の如く旧統一教会が有るのかと思います。
何故にここまで専門家の新潟青陵大学大学院 碓井真史教授の意見に頼ってニュースにしてしまう違和感がありました。
確かに旧統一教会の幹部なりを狙うのには時間が無かったのかもしれません。
ですが、安倍元総理にターゲットが変わる理由は本人のツィートから推察した話に過ぎません。
結局のところ、テレビ朝日は政府批判はしても本当に心底どうにかしようとする気がなくてテロによる弾圧がより否定的なだけです。
その背景がわかるのはテレビ朝日の関係者が旧統一教会の関連団体にいるのです。
根にあるのは勝共連合の発想で対共産圏で一致する人達が戦後間もなく作った人間関係が歪だった事から始まりました。
韓国の宗教団体、日本の右翼団体、それに米国のワシントンタイムズ(有名なワシントンポストではありません)などで緩い連携をしていたからに過ぎません。
ですが、昨今のテレビ報道では旧統一教会の選挙ボランティア活動に頼るのが良いのかとなりました。
つまり、この記事にしてもそうなのですが正式の精神鑑定とか待たずに推定で記事にしています。
大越さんにしてもテレ朝も日本財団も優秀な人である点で一致してその考えを反映したいだけです。
本当に解決したいとか、二度とこんな犯罪は勘弁と思うなら違う方法を考えます。
それもし難いような状況がテレ朝側にもあるのが複雑です。
戦後間もなくなら、右翼・ギャンブル団体でも良かったのでしょう。
エセ右翼の街宣車で結果的に右翼のイメージが悪くなり、かつ古い縦社会が敬遠されると代わるつけ込んできたのが旧統一教会なのです。
本来なら、選挙組織としても自由民主党の地方組織が強ければ良いだけですが、特に公明党の創価学会に勝てるような支援組織は作れませんよね。
保守系の関連団体にしても選挙活動のボランティアまでしてくれないから歪な団体関係を結ばれてしまいます。
安倍元総理が講演演説代わりにビデオ出演したＵＰＦ(ユニバーサル ピース フェデレーション ジャパン)にしても旧統一教会系の団体で平和活動のセクションだと言われています。
歪な政治と宗教団体の関係を正して間違っても宗教団体の不始末で政治家がテロに遭うような曖昧な関係を否定しなければならないのです。
そこへと行かずに容疑者の推定心理で逃げれば誤解したテロでも狙われるような状況が生じたのですから。
あのトランプ氏も同様な事をしていたそうですから、怖い話です。
一部からの意見では政治による支配と宗教による支配を同一視してとにかく権力者に好都合な状況にしたがるそうです。
そのような状況の中で中国共産党でさえも創価学会、公明党とは仲良くしたいらしいです。
支配とは違いますが、コントロールまたは影響力と言う意味ではマスコミも同様の存在です。
NHKが国営でない理由がそこにあります。
公平中立とかの概念が求められますが、最近では民放に似て視聴率的な事もあってそうそうお堅くいきません。
特に目新しい事がなけば政治は停滞してより権力の集中になってしまいます。
改革を求めようとしてもそれがリストラのような合理化だと地方の疲弊に繋がりました。
戦後政治のレジームとして改憲などを旗頭にした安倍晋三氏の動きは的を得ていました。
それに若者が賛同して一つの流れにはなっていました。
アベノミクス にしても成長戦略以外は成功して景気回復へと向かいました。
そして経済安全保障と言う面ではＴＰＰと言う構築を成し遂げています。
テレ朝が政府批判で視聴率をアップしようとして大切な経済成長からも離れた路線でこれらの立場と異としていた為実際の国民の豊かさなどからも距離をおいてしまいました。
国民の豊かさや幸福に直面した政治、宗教などの関係の整理を真剣に悩んでいてそれが伝わっていたならもう少しは突発的な話にならなかったのかと思います。
戦後の混乱期、特に朝鮮動乱などの時のそれまで日米関係が丸で180度違う向きになってそこに更に複雑な韓国なのですからその場限りような関係が半世紀経った後も変えられない日本の欠点なんですよね。
戦前なら日本の都合を優先しても良かったのにそれがアメポチになって世界的にも経済発展した方になった故にそれを維持したい勢力が強かったのでしょう。
強いて言えば、これだけ曖昧な権力集中を維持してしまった事で複雑化したまま、ご都合主義に流れを作ってしまうから曖昧なまま誤解を誘発しています。
戦後政治のレジームも必要だったのですが、それと同じくらい戦後政治の整理もしてスッキリさせる必要があるのかと立ち止まってしまうのでした。
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