ガザ停戦要請、米が拒否権 安保理、決議案否決(共同通信)
15理事国のうち日本やフランスなど13カ国が賛成し、英国が棄権した。
イスラエルとアメリカと言う概念なのですが、ロシア(旧ソ連)が関係しているのも見逃せないのです。
キブツの考えは共産に似て集団社会です。
結束が固くないと維持出来ないし、難しいのです。
それでも
対話が出来る状況を求めるのか否かで状況は複雑なのかと思います。
アメリカが幾ら人道的な助言をしても空爆や地上戦で譲歩していません。
それでもアメリカはこうして拒否権を行使してイスラエルを擁護しています。
冷戦時代、共産圏と自由圏のような対立で済んでいたので色分けは単純でした。
ウクライナへの支援でも複雑な条件が沢山付いています。
イスラエルとパレスチナはその複雑な国際的な移り変わりの中で立場が微妙になったように見えます。
例えばスンニ派とシーア派の接近やイスラエルとサウジアラビアの関係でハマスにとって窮屈な状況になったように見えます。
その後に変化していますが。
全体を俯瞰して行動に移せば良いのでしょうけど、そういかないからハマスが急襲に出てそれにイスラエルが激昂して民間人さえも犠牲にするような事態になっても人道的な停戦に至らないのです。
ユダヤ民族以外の人を信用できないような歴史的な価値観が強いのは仕方ないにせよ、あまりに酷いし国連さえもガザでの活動を妨害されています。
停戦にはハマスが国外退去してしまうくらいしか思いつかないのでこの辺にしておきます。