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プーチン氏、戦争「したくない」緊張緩和の動き、圧力は依然高く

2022-02-17 03:04:00 | ニュース


事の経緯を見返すとウクライナがNATO加盟を希望しているので、ロシアは引き止めたいのです。
欧米に頼んで加盟させないようにして欲しいと言っても聞かないから、実効支配に及ぼうとしています。
クリミア半島が欲しかったのとは違う理由です。
ロシアにとっての脅威と言うNATOの東への拡大だそうです。
歴史を辿るとドイツ(プロシア)が侵入した過去が有り、結果としてロシア帝国はロシア革命でソビエト連邦になりました。
そしてのそのソ連も1991年に崩壊しています。
また、名前はロシアに戻っていますが、実際は政党「統一ロシア」による寡占状態なのかと思えます。
人が交代するものの身内でしたからソ連崩壊後は経済発展、宇宙開発、地域紛争などでその脅威を示してきました。
ただ、国民の不満も多くその点では新興国は同様に外患を利用して統率を図るのかと思います。
北方領土ですら、その対象にされて交渉と違う結果になったまま国民の強い結束で領土を守るみたいな話になっています。
ウクライナへの侵攻にしてもおいそれと後退すればプーチンへの国民の評価は下がります。
引くに引けない状況なのはあるのですが、それにしても元の仲間を犠牲にする気になるのかどうなんでしょうか?

ここ数日、緊張が高まると思っていたのですが、想定していたシナリオとは違う結果です。
確かに制圧するには時間がかかりませんがやれば双方に犠牲が出てます。
そして、蚊帳の外にいる日本などにとってはロシアがそちらに集中している方がいいのかと思います。
それはロシアも面白くないのかと思います。
どちらかと言えば日本など西側を叩いてでもロシアの強さを誇示したい筈ですから。
やりたい事よりやらなければならなくなった事が優先しなければならない状況で本意ではないのかと推察されます。

どのみち、ロシアにとっては厳しい話になります。
侵攻は犠牲とイメージの悪化で更に悪役のような立場に追いやられます。
反対に侵攻しないで撤退すれば国内の批判から政権への不満が爆発しかねません。
変な話ですが、この緊張状態が継続する事でプーチンは時間稼ぎをしているのかと思います。
出来ればウクライナがNATOへ行かずにワルシャワ条約機構に留まるようにしたいのでしょうね。

長期戦を模索し出しているのか見ていかないと分からないのです。
何しろ、軍部の跳ね返りはあのロシア人ですから何をするか分かりません。
プーチンが指示する以外にも突発的な衝突は避けられませんから。






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