米経済、すでに底入れの公算 回復はコロナ検査次第＝連銀総裁

米経済、すでに底入れの公算　回復はコロナ検査次第＝連銀総裁

例えば、来月の雇用統計で失業率14.7%が改善してからでも底入れ宣言は良いのかと思います。

米4月雇用統計レビュー - 非農業部門雇用者数、失業率が大幅に悪化

米労働省が2020年5月8日に発表した4月雇用統計の主な結果は、(1)非農業部門雇用者数2050.0万人減、(2)失業率14.7%、(3)平均時給30.01ドル(前月比+4.7%、前年比+7.9%)という内容であった。新型コロナウイルスの影響で米国の経済活動が急停止したことから、(1)非農業部門雇用者数と(2)失業率は大幅に悪化したが、対照的に(3)平均時給は伸びが急加速した。

米4月雇用統計レビュー - 非農業部門雇用者数、失業率が大幅に悪化

基本的にはロックダウンの影響とソーシャルディスタンスの問題で業績が悪化した企業の経営問題とそれに伴うリストラでその職場復帰または再就職が課題ですから。

単純に資金が市場に溢れても経済が全員参加で回っている事にはなりません。

そもそも原油が余っていると言う事は米国内外の産業がまだ底入れしていないのですよね。

特に中国の生産が本格軌道に乗らないと世界経済が順調とは言い難いのかとも思います。

米国経済指標が幾ら良くとも最終的な米国の財政や貿易収支等の要因まで良くならないと米国国民全体の格差の無い経済の向上には遠いのが現状かと思われます。