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主夫の徒然なるままに

毎日の夕食作りに奮闘する主夫の独り言

手放すと身軽な生き方が手に入る(1)

2021年04月06日 | 断捨離・片付け
(写真は、週刊ポストの記事の表です)

 仕事を退職してから、「今、手放すべきこと」を段階的に実践している。ちょっと遅かったかな、というものもあり「実家の家財を整理する」などは、体力があるときに余裕をもって始めるほうがよかったをも思う。ただし、仕事をしているときには、時間的にも精神的にもそのような余裕はなかったのも事実。でも、「手放す」時を逸すると自分自身にも家族やほかの人にも多大な迷惑をかけることになるので、まだまだと思わないことが大切だろう。
 実家の片づけ中である。大正生まれの両親の家から、とにかくモノを捨てることに専念する。父は他界、母は施設で再びこの家に帰ることはないが、母は、帰りたいと時々こぼしている。驚きべくことは、大事に取っておくモノの量と内容だ。モノのない時代と高度経済成長期に所有することが生き甲斐だった時代の両方を経験している世代は、とにかく捨てないことが基本だ。だから、庭に大きな物置を作り、そこにあらゆるものを保管する。ソノシートを含む45回転のレコードが物置から出てきた。夏の暑さを考えれば、そこに置くこと自体が無意味としか考えられないが、捨てることはできないのだろう。そういうものを公共のゴミ捨て場に何度か持って行った。北九州市では、電化製品も集中して捨てることのできるところもあり、安い値段で処理できる。10㎏100円。すでに300kg程度を廃棄しただろうか。体力がいる。金属製品は、無料引き取り業者に引き取らせたが、やはり、大正、昭和初期の両親は、あらゆるものを捨てられずに残しておいたそうだ。
 そうやって両親の荷物を捨てていると、自分の持っているものも結局、一顧だにされず捨てられていくのだとなぁと思ってしまう。ならば、やはり、自分で捨てていこう。捨てられないなら、写真に残して、捨てていこう。でも、そんなに簡単ではないが。
 「手放すと、、、、」の記事によれば、実は、手放すのは、「モノ」だけではないことに気づかされる。(続く)

<主夫の作る夕食>


山芋かけごはん、もやしとささみのマヨネーズ炒め。
ちょっと味が濃いかったがおいしくいただいました。

<思い出の一枚>
インド、ブッタガヤの一泊70円の宿泊所。
そこで尺八を吹く日本人。
パスポートを捨てて長期滞在していた





主夫の断捨離 -書籍編- 昔、愛したあの本たちが

2020年06月15日 | 断捨離・片付け
ヤフオクの出品もかなり手馴れてきたので出品数も増えてきた。その分、落札も多くなるとは限らないのだけれども、この土日で三件落札された。
 大学生のころ夢中になって読んだ「高橋和巳」、その全集と関連本10冊程度が落札、「あぁ、ひとつの時代が終わった」とへんな感傷に浸ってしまった。
 さらに、これも大学生のころ読みまくった「フロイト著作集」全巻、線引きのあともあり、落札されなければゴミとして捨てられるところだったが、誰かがまた読んでくれると思うと嬉しい。
 これもまた大学生の頃、笑い転げて読んだ松本零士の「男おいどん」、その前身である「元祖大四畳半物語」なども新しい持ち主に。
 みな30年以上の前の本であり、書庫の奥深くに眠ったままの本だったが、ここで生き返ってくれることにちょっと感謝の気持ちがわいてきた。「ありがとう、そして、さようなら」
 まだまだ続く主夫の断捨離!





主夫の夕食
味ご飯とめざし、もやしとしめじの和え物、味噌汁、サラダ。
取り合わせが変だと家族に不評。 頑張ったのに(涙)


主夫の断捨離 ヤフオク出品のマンガを読みなおす

2020年06月12日 | 断捨離・片付け

主夫の断捨離でヤフオク出品のマンガを読みなおすことが多くなった。
横山光輝の「三国志」や「項羽と劉邦」 吉田秋生の『BANANA FISH』(バナナフィッシュ)などいろいろ読み返してみて、けっこう感動ものだった。

しかし、この「風雲児たち」みなもと太郎は、別格というか、とにかく面白い。若いころに読んだときは、最初の数巻につまらないギャグが多すぎるという印象をいだいていたが、読み返してみると、そこには結構つっこんだ真理がちりばめられていて、そのすごさとおもしろさにもう一度、唖然とさせられた。

「風雲児たち」は、1982年から始まり、この2020年まで続き、まだ完結していない。たろうさんは、いったい今、何歳で、いつまで描き続けるのだろうか。ぜひとも完結するまでがんばってほしいと願います。




主夫が作った昨夜の夕食。
金目鯛がじょうずに焼けなかったが、味は良かった。
でも、魚は値段が高いし、後片付けもたいへんで、主婦のみなさんの苦労が伝わります。



主夫の断捨離 家電をゴミ処理施設へ自己搬入

2020年06月08日 | 断捨離・片付け
主夫の断捨離もなかなか進まないのは、どの家庭、どの主夫、どの主婦にもあてはるのではないかと思う。
今までの努力は、
(1)コピーや中古のCDやDVDをゴミとして捨てた。 
(2)昔のスライド写真のすべて、ネガフィルの一部をハードディスクに取り入れ元は捨てた。
(3)不必要なパソコンを数台、無料引き取りにだした。
(4)昔読んだ漫画の全集や書籍をヤフオクに出品した。
(5)親の家のごみを処理施設に数回運んだ。
さて、今回は、
(6)家電を資源化処理施設へ自己搬入した。プリンターを中心にスキャナーなど7台くらい持って行ってみた。無料引き取りで回ってくる業者は、無料と言いながら一台500円から1000円くらい手数料をとるので5000円くらいかかるところを400円(10㎏100円で40㎏の処理費用)で経費カットできた。
 どんなふうに家電をすてるのか興味津々であったが、プリンター系以外は、通常のごみへ、そしてプリンターなどは、単に山積みするだけの処理だった。廃棄されたプリンターは1000台くらいあっただろうか、すごい量だった。
 捨てに来る人々は、もちろん業者が中心だが、セダンのクルマも多く、一般の人も多く利用しているのが分かった。今度は、本格的にいっぱい捨てに行こうかと思っている。



今日の晩御飯は、時間がなくて「餃子」に「麻婆豆腐」、ともに手抜き料理だけれども結構おいしいのがなんとも悲しくなる。一生懸命作っても味が「いまいち」ってことが多いのですよね。がんばらねば!

主夫 本の断捨離 タラのムニエル

2020年05月22日 | 断捨離・片付け
主夫にとって初めての魚は、どうも苦手で、いつものサバやサンマ、鮭となってしまうのだけれども、タラのムニエルに挑戦することに。でも、ムニエルって結構簡単でポイントは、どう味付けるかにかかっているのですよね、そこが大難関なのだけれども。初心者には、初心者の味があり、そのまま焼いていても美味しいので、失敗を恐れずがんばる! --- 恐れながら、結構おししい!


さて、ヤフオクへの出品もだんだん増えてきて、落札も数件ありました。ここにきて、大事なんだけれども20数年まったく開いていない本も出品することに。ある意味、所有者のいなくなった本や物は、結局ごみに出されるのなら、だれかの手でもう一度生き返らせてあげたくなりますね。だから出品!

『現代文学の発見』という全集のタイトル自体が非常に興味深いが、それぞれの巻にもタイトルが付けられている。

①最初の衝撃   ②方法の実験   ③革命と転向   ④政治と文学
⑤日常のなかの危機   ⑥黒いユーモア   ⑦存在の探求(上)
⑧存在の探求(下)   ⑨性の追求   ⑩証言としての文学
⑪日本的なるものをめぐって   ⑫歴史への視点   ⑬言語空間の探検
⑭青春の屈折(上)   ⑮青春の屈折(下)   ⑯物語の饗宴  
 別巻・孤独のたたかい

すごい全集だった!