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主夫の徒然なるままに

手放すと身軽な生き方が手に入る(1)

(写真は、週刊ポストの記事の表です)

 仕事を退職してから、「今、手放すべきこと」を段階的に実践している。ちょっと遅かったかな、というものもあり「実家の家財を整理する」などは、体力があるときに余裕をもって始めるほうがよかったをも思う。ただし、仕事をしているときには、時間的にも精神的にもそのような余裕はなかったのも事実。でも、「手放す」時を逸すると自分自身にも家族やほかの人にも多大な迷惑をかけることになるので、まだまだと思わないことが大切だろう。
 実家の片づけ中である。大正生まれの両親の家から、とにかくモノを捨てることに専念する。父は他界、母は施設で再びこの家に帰ることはないが、母は、帰りたいと時々こぼしている。驚きべくことは、大事に取っておくモノの量と内容だ。モノのない時代と高度経済成長期に所有することが生き甲斐だった時代の両方を経験している世代は、とにかく捨てないことが基本だ。だから、庭に大きな物置を作り、そこにあらゆるものを保管する。ソノシートを含む45回転のレコードが物置から出てきた。夏の暑さを考えれば、そこに置くこと自体が無意味としか考えられないが、捨てることはできないのだろう。そういうものを公共のゴミ捨て場に何度か持って行った。北九州市では、電化製品も集中して捨てることのできるところもあり、安い値段で処理できる。10㎏100円。すでに300kg程度を廃棄しただろうか。体力がいる。金属製品は、無料引き取り業者に引き取らせたが、やはり、大正、昭和初期の両親は、あらゆるものを捨てられずに残しておいたそうだ。
 そうやって両親の荷物を捨てていると、自分の持っているものも結局、一顧だにされず捨てられていくのだとなぁと思ってしまう。ならば、やはり、自分で捨てていこう。捨てられないなら、写真に残して、捨てていこう。でも、そんなに簡単ではないが。
 「手放すと、、、、」の記事によれば、実は、手放すのは、「モノ」だけではないことに気づかされる。(続く)

<主夫の作る夕食>


山芋かけごはん、もやしとささみのマヨネーズ炒め。
ちょっと味が濃いかったがおいしくいただいました。

<思い出の一枚>
インド、ブッタガヤの一泊70円の宿泊所。
そこで尺八を吹く日本人。
パスポートを捨てて長期滞在していた




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