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主夫の徒然なるままに

毎日の夕食作りに奮闘する主夫の独り言

メルカリで初めて返品された!

2024年12月19日 | 断捨離・片付け
 断捨離というほどではないが、昔、大学の先輩が「人間には空間が大事だ」という言葉に感化されて、なるべく物は持たないようにしている、のだけれども、現実は、すぐにものに囲まれ、あふれてしまう。そして、せっせと片付けて、また、物が増える。

 仕事を辞めてからは、本格的に断捨離しようとヤフオクやメルカリを始めてみた。「これは手放したくないなぁ」と思っても10年以上存在を忘れて奥のほうにしまってあるものは、容赦なく次々と売り飛ばした。結構な金額になったので、スクーターを買った。また、物が増えた。

 人の死を多く知るようになると、残った人のためにも要らないものは処分。ということでメルカリ再開となった。時々、メルカリでゲームソフトなどを売却したが、数時間以内に売れるのには毎回驚かされた。

 今回、まず、奥にしまってある暖房器具の売却を考えた。寒い時期には処分しやすいだろうと考えたからだ。なぜか、昔から保存してある電気ストーブが何台もあり、これから処分することに。まず、安ければ売れるだろうという型の古い電気ストーブは、安全を考えて売らずに廃棄処分とした。まだ、使えそうだが、と内心思ったが、断捨離。

 3年以内に購入した電気ストーブ2台をメルカリに出すことにした。ほかにTVや本、スマホなども売却したが、多くが、翌日には売却されていて梱包に大忙しとなった。

 その中の一台が、遠赤外線のストーブである。2年ほど前に3万6千円程度で義父のために購入、しかし、その後2か月で老人ホームに入居したため使わなくなり、2年ほど保管したままとなった。義母が入院後、一人暮らしになったので火事にならない暖房器具ということで遠赤外線ストーブを買ってあげたが、使用期間は短かった。


 今回、メルカリは大型送品も送料が割り引かれるということで、出品した。1万9千5百円、元値の54%、手取りは、50%を切る。同じ商品もその値段に前後したので売り出した。「中古品である。2か月ほどしか使ってない。」などと書いて出品した。すぐに買い手がついた。しかし、「2か月しか使ってないにしては、ほこりをかぶっている、へこみがある、よく見たら錆もある」などと返信があった。「返品したい!」叫び声が聞こえるような返信であった。

 今まで一度も返品されたことがないので驚いた。調べてみると、そういう場合は、値引きなどの方法もあるらしいので、その旨伝えてみたが、とにかく返品したいということだった。送料などどれくらい損害がでるか心配だったが、返品には、即座に、そして、丁寧にお受けすると伝えた。

 ただし、返品するとなるとお互いの住所氏名がわかることになることも伝えた。「メルカリに問い合わせてから返信する」とあったが、メルカリからの説明が来なく、いろいろ調べてみると、いい方法があるので、この方法で返品するという答えがやってきた。その品物を格安で売りに出すので、買ってほしい、その値段はお返しする、その後、私の売り出したストーブの取引をキャンセルしてほしい、というストーリーである。その言われるとおりに実行した。

 遠赤外線のストーブが返ってきた。偽物みたいなものが返ってくる事例などを見聞きしていたので、ドキドキだったが、送ったものが返ってきた。よく見まわしてみてもそんなに悪いものでもないし、汚れてもいない気がする。錆がどこにあると言われたが、いくら探してもない。が、一か所奥のほうに2~3センチぐらいの錆があった。

 メルカリの売りに出される中古の商品に 「写真がすべてで、説明の通りの商品ですが、気が付かない傷や汚れがあるかもしれません。神経質な方はご遠慮ください」など書かれている商品をよく見かけた。そこまで説明しなくてはいけないのだろうかと半信半疑だった。中古品で格安であれば、ある程度は容認するものだと考えていて、個人的に買ったもので後悔したことは一度もなく、売却したものの満足度も100%を維持している。次回からは、「神経質な方はご遠慮ください」の一言は必ず入れようと思った。

出品し、購入され、返品希望となり、返品を了承。購入者から、返品商品を格安で出品、それをこちらが購入、商品が返品。購入代金は商品に添付されていた。そこで最初の取引をキャンセルした。メルカリにキャンセル理由を示す。キャンセルが了承される。ただし、その商品は、メルカリに再度の出品は禁止となる。こちら側は、費用の負担がゼロであった。相手の負担は、返品の商品代と送料の負担である。それほどまでして欲しくない商品であったのだろうと思ってしまった。

 いい経験をした。



<クリップで髪飾り>








着物買い取り

2024年07月04日 | 断捨離・片付け
 親の荷物の片付けをすれば必ず和服が出てくる。子供の時代では、和服を着る機会は、結婚式以外ほとんどない。それだから、和服の価値も全く分からない。私自身も結婚した時に義両親から、男性用の和服で40万円以上のものをプレゼントされた。お正月に2回ほど着たけれどもそれからは、どこにしまってあるかも忘れてしまっている。妻の着物姿も結納と結婚式以外見たことがない。

 そういう家庭が多いからだろう。着物買い取りに関心が高まっている。着物買い取りの宣伝をよく見るようになった。特に6・7月は、買い取り価格5倍の宣伝で「バイ〇ル」が大々的に宣伝をしているのが目に付くようになった。

 兄夫婦もその宣伝を見て、母親の和服を処分しようと考えたのであろう。電話で予約して、200枚以上のレコードとともに出張買い取りをお願いしたようである。私も自身のレコードと義両親のレコードを処分した経験があるので、それなりの値段で買い取ってもらったことを話した。「バイ〇ル」では、レコード一枚80円、場合により50円で買い取るとの電話連絡があったとのこと。80円なら買い取ってもらうことを決意したようである。



 義両親の和服も処分してもいいかと妻と相談したら、着ることがないので一緒に買い取ってもらったらという話になった。そこで「バイ〇ル」のHPなどをみて、そのシステムや口コミなどを調べてみた。

 「バイ〇ル」自身のHPの口コミ件数は多い印象であった。ざっと読んでいくと、出張買取に来た担当者が非常に丁寧で、安くなった場合もその理由をちゃんと説明してくれたなどの説明があった。ただし、あまりの安さに驚いたなどの口コミも多くあり、5~1の評価で、5と1が最多というちょっと変わった分布グラフも見た。もちろん、じょうずに★4や★3で「とてもいい5」の評価をしている感じの口コミ表もあった。その他のサイトや口コミブログなどもいろいろとググってみたが、それなりの安値であるが納得できる買い取り業者だというのが多かった。

 そこで義母の和服もついでに評価・買い取りしてもらおうと兄夫婦に頼んだ。持ち運ぼうとする日が、あいにくの大雨ということでとりやめることにした。

 他の買い取り業者も調べるためにパソコンでいろいろ検索してみた。けっこう多くの買い取り会社があることを知った。「バイ〇ル」に関しては、「バイ〇ル」自身の口コミではなく、その他の口コミサイトでの「バイ〇ル」の口コミを見つけ、チェックしてみることにした。そこでの評価は、どこでも5~1の評価で、1(最悪)が最多であることが判明した。和服の買い取り額は高くても数百円から2千円、それも数十枚の和服の合計額がその程度ということ。「ほかに貴金属とかブランドものなどありませんかと言う担当が多くいる」との口コミを多いのに驚いた。目的はそちらにありそうである。よほどの高級和服以外は、お呼びではないという感じである。

 「要らなくなった家電を無料で引き取ります」に、声をかけたら、家の中まで無断で入ってくる業者の話を思い出したが、老人だけの家庭では危険を感じるかもしれない。


 そこで、もう一度「バイ〇ル」自身のHPの口コミを全部読んでみることにした。5(最良)を付けた口コミは、基本的に、「買い取りに来た担当者は非常に丁寧で紳士的に接してくれた」という内容ばかりで、言い回しが、違っているが、内容は同じというパターンが多かった。1(最悪)を語っているものは、買い取りに関する落胆と怒りに満ちていた。

 そこで思い出すのが、ビッグモーターの口コミである。ビッグモーターの社員が★5の口コミを書き込んでいたという宣伝方法である。車を買うのも売るのも初めて、あるいは、2、3回目という人は、やはりこの手の口コミには騙されやすいのではないだろうか。また、和服を売るなどは、初めて、あるいは、一生に1、2度しかない場合が多いので、どうしても宣伝と口コミに騙されてしまうのではないかと推測される。 500円で買い取られた着物が、1万円でHP売られていて、即座にクーリングオフを使って買い戻したという口コミも見つけた。

 兄の家に担当者が来た。着物買い取り額は0円。そこで、兄嫁は、売るつもりがなかった自身の持つ高級な着物の買い取り額を聞いた。「今頃、着物など着る人がいると思いますか」と言われたそうである。あなたの会社は、何?と思うのが当然であろう。レコードは、最初の話では、1枚80円、場合により1枚50円という話であったが、査定額は、1枚20円ということで、即座に拒否したそうである。結局、取引の話をするよりも、ゴミとして捨てた方が、よほど気分がいい、という結論になってしまったそうである。

 あるネットの記事に、「お金持ちはビッグモーターに近づかない」というのがあった。あれだけの宣伝をし、高給を支払っている会社が、まともな仕事をしているはずがない、というのであった。ビッグモーターの噂は聞いていたので私も決して近づかなかったが、TVのCMなどをバンバンに打つ企業は、やはり、なにか裏がありそうで怖い。和服の買い取りも、〇〇質店の宣伝も、ものすごい量の保険会社のCMも、無料だの1対1だの甘言でだますように誘惑する塾のCMも、危なくて近づけない、そう思うのは、私だけだろうか?



義父の残したこれらのレコードも売れたのに驚いた=大阪のスノーレコードに売却=



Hi8テープの発掘

2023年03月23日 | 断捨離・片付け
 義父の家の片づけを手伝っている。ブラウン管テレビがまだ残っていたり、壊れた電子レンジ、古すぎるガスレンジ、使っていいない大型のプリンターがあったりで元気なうちに片付けたほうがいいと言うことで、ものを少しづつ廃棄している。先日も北九州市の家電廃棄場である日明処分場まで運んだ。地域を回っている処分業者に「持って行って」と頼んだら、一つ1000円。3つで3000円と言われた。断った。自分で処分場に持っていくと10キロ100円で3つで30キロ、300円で処理できた。

 テレビ台も残っていたので、先日これも処分しましょうということで持ち帰ってみると、テレビ台の中にVHS機とおもっていたものがソニーのHI8再生機であった。そういえば、我が家にもHi8テープがあったことを思い題して、探し出した。10年以上も動かしていないHI8再生機が動くか、20年以上再生したことのないテープが再生できるか疑問であったが、挑戦してみる。簡単に再生、映像は多少荒いが昔の映像を見ることができた。


 子供が生まれて一週間、家に帰ってきたときの動画、庭でブランコにのったり、プールで泳いでいるなつかしい動画もあった。保育園の生活発表会の様子を見て、しっかりと指導されていたことに驚いた。そういえば、我が子の写真は小さい頃から多く残っていたが、動画がほとんどないと思っていたが、HI8カメラが壊れてしまい、忘れてしまっていたことに気が付いた。


 2時間テープ4本である。まず、デジタル化に挑戦する。
「Easy CAP」評判があまりよくないUSBビデオキャプチャーだが、思い切って購入(約1300円)。パソコンに接続して気長に変換、朝から晩までの作業となる。mpeg4に変換できた。
 さて、次に見やすいように編集作業、どのソフトを使うかと思いつつ、無料版ソフトを探してみる。「無料」と書いてある動画ソフトは多いが、たいていは、ダウンロードが無料であったり、即座に課金がはじまるようなものばかりであった。以前は、Windowsに無料で添付されたMovie Makerを使っていたので、今回もと思うと配信停止の状態。良く調べてみると、入手は可能なので、ダウンロードして使ってみる。慣れているので使いやすいが、今一歩新しさがないので、さらに探してみる。いくつか試してみたが、やはり、それなりのお金を払わなければ、それなりのソフトが入手できないことを知る。

 今回は、多くの人に見せるわけでもなく、家族プラスアルファに見せるだけなので、Windowsに添付された「フォト」動画編集で我慢することにする。その他の動画編集ソフトも少しづつ、チャレンジしようと思う。


<デジタル化はけっこう簡単!>亡き父と娘と甥っ子





<主夫の作る夕食>
ココットプレートで焼く「手羽中」超簡単で美味しい!














APSフィルムを分解、ネガから写真をとりだす

2021年10月09日 | 断捨離・片付け
 断捨離なのか終活なのか、写真やスライド、ネガのデジタル化をがんばりました。
 1年以上前に手持ちのスライドをすべてデジタルデータ化した。スライドは、それなりの場所をとり、小さいスライド映写機も動かなくなって廃棄、まずは、すっきりした。フィルムスキャナー KFS-500miniが活躍。今年の春に今度は、アルバムに入っていないバラバラになっていた写真をデジタル化した。その際は、写真をデジタルカメラで撮影して保存、意外といい感じで、できあがった。そして、今回、最後に残ったネガもデジタルデータ化してみた。写真にしていないものもあり、こんな写真もあったのかと懐かしい思い出にひたりながら次々とデータ化できた。ただし、フィルムスキャナー KFS-500miniの性能の限界か、ネガフイルムの保存状態があまりいいとはいえなかったか、暗い写真が多かった。


 さて、最後に残ったのがAPSフィルムのネガだ。6本と多くはないが、何が写っているか知りたくなるのは人情だろう。ネットでやり方を検索、手っ取り早いのがAPSフィルムの外カバーの分解(破壊?)に行きついた。


マイナスドライバーを立てかけたAPSの上面の大きな穴に差し込んで、回しながら分解、富士フイルムのシールカバーが簡単にとれたので、シールをとって分解用のツメを2か所押し込めば簡単にカパッと開く。コダックの場合は、粘着が強力なので、こじ開けたところから力ずくで「バキッ」押し開けた。もとに戻すことはない予定なので分解というよりは破壊という結果になった。

フィルムスキャナーは35mmのセット用ガイドしかないので、APSの幅の短いファイルは装着が難しいので、切らずにそのままセット。ガイドを動かすのではなくファイル自体を動かしながらボタンを押してデジタル写真に変換させた。
 


ガイドレールの関係で少しゆがみが出ていたが、期待していた画像は数枚しかなかったのでこれでよしとする。


フイルムとスライドで約5000枚をデジタル化した。大きなアルバム7冊の写真は、またの機会に。デジタルカメラでためた写真は、ハードディスクに約35000枚。googleフォトに30000枚以上保存、ただし、こちらは、HDと同じ写真も多数ある。



 机まわりがすっきりした!


<主夫の作る夕食>
いい感じでシャケが焼けた。

<想い出の一品>
長く使ったヘルメットをごみと一緒に捨てた!





 




主夫のブログ 断捨離 レコード編

2021年04月27日 | 断捨離・片付け
 何年も読まなくなった本を昨年(R2)に断捨離した。メルロ=ポンティや レヴィ=ストロースなどの思想家の本がヤフオクで人気があった。和辻哲郎や埴谷雄高などの日本の本は、手元に残ってしまった。漫画の全集物も完売。
 さて、今回は、これも部屋の奥に眠っていたレコードを処分することにした。ちょっと面白いと思っていたDVDやCD、例えば、ジョージウインストンのパッヘルベルのカノン演奏を含むDVDやエクソシストのオリジナルサウンドトラックCDなどはすぐに買い手がついた。
 今回は、レコードの断捨離。レコードプレイヤーもアンプも10年ほど前にすべて捨ててしまったので、聴くすべはもうないにもかかわらず、どうしても捨てられない思いが強いのがレコード(=音楽)だろう。若いころのなけなしの小遣いで頑張って買って、何度も何度も聞いたレコード。本を手放すより時よりもせつない気持ちでいっぱいになる。ただ、このまま残しておいても誰かにごみとして捨てらるのなら、誰かに聞いてくれる人がいるかもしれないとレコード買い取り店を探した。大阪にある「スノーレコード」という店のホームページを見つけた。店長のレコードへの思いがかなりの長文で書いてあって、「レコードにまつわる『思い出』を預からしていただく」というところに「グッと」きた。ここに引き取ってもらう決意をした。
 名残惜しいのが、ギャビン・ブライヤーズの代表作『タイタニック号の沈没』のレコード(タイタニックが沈没するときに実際に演奏されていたという賛美歌を元に、エフェクトや加工をし、沈んでゆく様子を表現したコンセプト作品)。

 シタール演奏家ウォルコットを含むオレゴンのレコード数枚も宝だった。ウォルコットは、1984年のオレゴンのコンサート・ツアー中に東ドイツにて自動車事故で死亡したが、それ以前のオレゴンが大好きだった。


ブライアンイーノのAmbient 3: Day of Radiance、これは手放したくはなかった。中古で4800円とアマゾンにあったが、それくらいの価値はあるよね、と思った。このころのイーノが大好きだった。


 そのほかアフリカ音楽や尺八、横笛、民謡、歌謡曲、ジャズ、クラッシクと、とにかく断捨離。聴きたければ、ネットで聴こうと言い聞かせ、レーベルを写真にとって「さよなら」となった。

マハビシュヌオーケストラ 火の鳥

<主夫の作る夕食>

サバの焼き方も上手になった。
お子様用の高野豆腐、アンパンマンのスタンプが可愛い。