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主夫の徒然なるままに

毎日の夕食作りに奮闘する主夫の独り言

言語の習得(19) 6歳5ヶ月 計算

2025年04月18日 | 言語の習得(幼児~小学生低学年)
 自分の娘が小4のころ、2桁(けた)引く1桁、例えば13ー6=などを答え求めると指を使って計算した。そのに驚いて、算数特訓を何度もしたことを強く記憶している。

 そこで小学校入学前の孫娘にも2桁引く1桁の同じような計算をいくつか出してみた。11-3や12-4などは即答するのだけれども、13-7や15-8などになるとちょっと時間がかかる。どうやって計算しているか聞いてみると15-8なら、8から5引いて3、10から3引いて7という答えを出していた(減減法:引き引き算)。そこで、15-8では、10から8引いて2、5に2を足して7になる(減加法:引き足し算)ことを説明した。こちらのほうが早く計算できると説明するが、「なに言ってるかわかんない」と拒否された。


 しばらく日にちが立って、もう一度、15-8は?とたずねると7と即答するようになっていた。計算の練習をしたみたいで、ある程度答えを覚えたようであった。それが一番早い計算力増強と思っていたので、昔、娘にもそうやって覚える特訓をした。中学生や高校生、されに塾の保護者会などでは大人にも、この2桁引く1桁の計算スピードを実施してみた。やはり、このスピードが速ければ成績上位であることが明白になった。保護者には、計算スピードの遅いお子さんには、この<2桁引く1桁>特訓をお勧めした。

 もう一度、孫娘に減加法:引き足し算を説明すると、簡単に理解できていた。6歳前後の学習能力の発達はすごいものだと感動した。


 さて、「9歳まで決まる算数が得意な子になる本」を読んでみた。

 この本でも、1年生の最大の難関が、「繰り下がりの引き算」と説明されていた。高学年になったり、中学、高校生になっても計算が遅い、または、間違える、それで数学が不得意科目になる、それで勉強が嫌になるという生徒を多く見てきたそうである。この「繰り下がりの引き算」の克服を親として見過ごすわけにはいかない。さもなければ大いなる禍根を残すことになる。
 ちなみにわが娘は、単純な引き算特訓を実施した後、ぐんぐんと成績を伸ばし、国立大学に入学できるまでになった。


 さて、次なる壁が九九である。小2の壁である。
この壁をじゅうぶんな訓練なく見過ごすと2桁割り算でつまづくことになる。この2桁割り算が小学校算数の最大の難関だとある。このつまづきが、算数嫌いの最大の原因の一つになる。そのための九九だが、単に暗唱できればいいと思っていたが、以下のような訓練方法が示されていた。

まず、「上がり九九」「下がり九九」(暗唱1分をめざす)さらに、「段ごとバラ)バラ九九」そして「完全バラバラ九九」(目標1分以内)で鍛える。

 

さらに、「割り算64問」(=バラバラの2桁割る1桁が64問)で九九のスキルアップ完璧となる。
 なるほどと思うとともに、このようなトレーニングをしなかったが故の、自分自身の九九の不完全さが身にしみて、こたえた。

 

 九九を完全に乗り切ることで、小3の壁「割り算」を簡単に乗り越えられるであろう。ちなみに、小5の壁は、「割合の文章題」だそうである。

「9歳まで決まる算数が得意な子になる本」には、算数ポスターが付録でついていたり、お風呂でかさ(リットル、デシリットル、ミリリットル)の実践的体験学習や野菜を切るお手伝いから学ぶ立体図形など面白そうな勉強法がたくさん示されていておもしろい。

  新小学1年生を持つ保護者の方にぜひおすすめしたい1冊である。さらに、小中学生のわが子が、計算力が弱い、遅いと感じている保護者にも、早めの取り掛かりたい手引書、参考書として参考にしてほしと思う。



















言語の習得(18)バレンタイン6歳の女の子

2025年02月17日 | 言語の習得(幼児~小学生低学年)
言語の習得(18)6歳5か月
6歳の女の子とジイとの会話

6歳児:ホワイトデイって知ってる?
   バレンタインにチョコレートあげたら、おかえしくれるんだって。
でも、今日は、パパにあげる手作りチョコできなかった。
ジイ :じゃ、買ったら。
6歳児:買いに行けない。今、じいちゃん家にあるチョコをあげる。
ジイ :パパの帰りが遅いから、手紙書いて、一緒にあげたらどう?
6歳児:そうする。「パパへいつもありがとう」
ジイ :ちゃんと「え」じゃなくて「へ」が書けるのがえらいね。でも、続けて書くとわかりづらいね。パパへ まる(句点)書いて、次の行へ行って ありがとう と書こう」
6歳児:「パパぺ
ジイ :パパ?(大爆笑!) まると言うのは、そこで文が終わりという印だよ。
6歳児:「へ」 に まる と言ったじゃない!

さらにみんなで大爆笑!

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バレンタインは、日本では、チョコレート会社が展開した広告キャンペーンにより、「女性が好きな男性にチョコレートを渡して想いを伝える日」という形で広がったのが真相であるらしい。しかし、海外では男性から女性へ贈り物をするケースが一般的で、ホワイトデーも日本起源のもので、東アジアにしかないのだそうである。一時期、「義理チョコ」や「友チョコ」などが流行っていたが、いまでは、「自分チョコ」が主流とも聞いている。チョコがあまりに高騰して、たくさんあげられない状況が、「自分だけ楽しむ」に収束したのだろうか。ちなみに、小学校などでは、チョコを校内に持ち込むのは禁止だそうである。昔は、紙袋いっぱいのチョコを持ち帰る男子生徒もいたが、今はいないらしい。いい時代になったのか、そうでもないのか。


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小学校入学前になると、保育園でも学習が始まる。いろいろなプリントをシールを貼りながら楽しく勉強していくようである。
家にあるプリントをのぞいてみると
 < 正しいものに〇 >
 いえ(え・へ)かえる 
 にわ(は・わ)ひろい
 えほん(が・は)おもしろい   

 つぎつぎと〇で囲んでいくが、もし、違ったら、どう説明するのか難しい。
 たとえば、(え・へ)の違いをネットで調べてみたら、
  • 「へ」は全て「え」と読むこと
  • 単語の中では必ず「え」を使うこと
  • 方向を表す場合は必ず「へ」を使うこと
  • 手紙の宛先は必ず「へ」を使うこと
  • 「に」に置き換えられる場合は「へ」を使うこと 
とあった。なるほど!と思ったが、「山行く」「山行く」の説明はどうするのだろうか。
 日本語は難しい!

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 バレンタインの次の日、パパが大喜びだったと聞いた。ホワイトデーが楽しみだ。









言語の習得(17)「時計の読み方」6歳2か月 + 子育て本2冊

2024年12月02日 | 言語の習得(幼児~小学生低学年)

 時計が読めたらいいなと思う親は多いようで、小学入学前の学習練習帳には、時計ドリルがたくさんある。その一つを2カ月前に始めて見た。~時、~時半の学習から始まり、123456が、5分10分15分20分25分30分に対応しているなど進んでいく。さらに、短い針、長い針のシールを張り付けるなど時計ドリルを幼児を飽きさせないように学習させている。よくできている。

 難しいのは、2時58分などを読ませる問題であある。どうしても長い針が58分で短い針が3時に見えるので、3時58分と答えてしまう。うまく理解できるように何度も繰り返しながら、間違いやすい読み取りも克服していく。



 問題は、「分」の読み方である。「いっぷん」、「にふん」、「さんぷん」 はOKである。4分=よんふん or よんぷん 6分=ろっぷん ろくふん 7分=ひちふん、ななふん 8分=はっぷん はちふん 10分=じゅっぷん じゅっふんでもいいはずである。 原則的には、数字部分の末尾を「ん」「っ」と読んでいる場合「ぷん」という発音 になる。ただし、半分=「はんぷん」ではなく「はんぶん」。何分=「なんぷん」、「なんふん」でも可だろう。日本語は難しい。

 子供たちは、ある意味感覚的に理解し、慣れていくものと考えていいようである。つまり、だんだんと理解していくことになるというちょっとあいまいな答えである。ある塾の先生に「あとなんぷんですか?」という問いに「あとごぷん」と答えて、だいじょうぶですかというお母さんからの質問があったそうである。どうですかね? 


 ドリルでは、さらに練習が続く。今、9時半です。バスは、9時40分に出ます。何分待つでしょう。 時計が読めても引き算の基礎ができてなければ難しい。「だんだんとやる気がなくなってくるかな?」と教える側は思ってしまう。ここで焦ってはダメである。「分」という感じも小2生で習うわけだから、焦らずにここら辺にしておこう。焦ることはありません。できなくても、気にしない、だいじょうぶです。(と教えている自分に言いきかせる)


 さて、子育てに関する2冊の本を読んだ。「孫育て」には「責任」という言葉がないので楽しいばかりであるが、塾講師を長年やっていて、「子育て」には、興味津々である。というのも塾講師や学校の先生は、他人の子育てには多く関わるのに、自分の子供にはあまり、子育ての時間を多く費やしていない後悔がある。



 1冊目は、「小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て」高橋孝雄 2023/*03
 小児科医としての豊富な知識と経験に基づいた、具体的な子育てのアドバイスが満載な点が子、育て中の、特にお母さんにはグサッとくるところが多いのではないだろうか。

目次から、
「理想の母を追い求めないで。子供が好きなのは、いまのおかあさん」
「『早くしなさい』と言い過ぎない。子供のから考える力を奪います」
「人よりちょっと早くできるようになるだけ。早期教育はほとんど意味がありません」
「英会話の勉強はだれのため?親の自分が始めてみてもいいのですよ」
「理想が高すぎる『あとで後悔したくない症候群』。子育てに目標点はありません。」
「他人と比べない、こまめにほめる。それが、自己肯定感を伸ばす基本です」

 目次を見ているだけで、子育てに悩めるお母さん・お父さんが読みたくなる記事が満載の感じがする。実際に読んでいて「なるほど」と思う部分は非常に多い。
 私自身がこの本を読んで、ちょと下線を引きたくなった部分は、

<< 「ほめて伸ばす」そうやって子供をほめることになるが、大事なことは、「伸ばす」という目論見、目的、将来の利益を見据えての「ほめる」ではなく、共感することのみに意味を意味出すこと。 >>

ほめることに損得・利害を考えないこと。


 ただし、気になるのは、どんなに頑張っても、遺伝子の範囲であることを強調している点にある。
 「遺伝子に支配されている人生を認識せよ!」
 「遺伝が決める!」

 著者のお子さんたちが、早期教育もせず、「勉強しろ」ともいわずに医者になったり、最先端の仕事場で働いているお子さんだったり、というのでは、遺伝子がよすぎるから言える話でないかと考えてしまう。また、慶応大医学部の教授である筆者の家庭であるからこそ、貧しさからははるかに遠い存在である家庭のの話で、なんとも裕福な階層の話だなぁと思ってしまう。



 <裕福でない?ところに視点向けて、2冊目は、「体験格差 (講談社現代新書 ) 」今井 悠介 (著) 2024/4/18 を読んでみた。
 
 内容的には、「経済格差が体験格差に繋がる、親の体験格差が子供の体験格差にも連鎖している」という想像通りの内容である。しかし、ゆたかな家庭の「子育て問題」と、貧困に直面する「子育て問題」の違いが、この2冊で鮮明に浮かび上がってくる印象を強く受けた。

 世界的に貧しい国となってきた「日本」を「子育て」の視点から、よりよい日本、より豊かな日本にする方法が、この「子育て」あたりに存在するのではないだろうか。真剣に考えたいものである。












言語の習得(16)「冷たい人」6歳1カ月

2024年09月25日 | 言語の習得(幼児~小学生低学年)
 言語の習得に「間違い」は避けて通れない道である。
 ただし、幼児たちの間違いは、ほほ笑ましい場合が多い。

▼その1
<病院に見舞いに行っている場面、幼児は面会できないので車で待っていると、祖母と母が帰ってくる>
祖母「前の看護師さんに比べて今日の看護師さん、冷たかったね」
 母「そうね、冷たかったね」
幼児「さわったの?」
一同 爆笑、「そう来るか!」

▼その2〉
絵本を読んでいると
----- くダンボールおじさん にあいさつしよう。
読み始めてみると (<をカタカナのくと読んで)くだんぼーるおじさん...
 → 笑っちゃっていいものかどうか?

▼その3
「この葉っぱ、みどりくない」
ほほ笑ましい間違いとは言えないが、幼児もこのように「~くない」を使うのに違和感を覚える。

 北九州大学の准教授アン・クレシーニ(自称 花ピアスのヤンキー言語学者)の「日本人が無意識に使う 日本語が不思議過ぎる!」という本に、色についての考察があったので紹介したい。


 今、アン・クレシーニ氏の本を数冊読んでいる。彼女は、北九私立大学の准教授で日本語をこよなく愛し、日本語の習得に喜びを感じている言語学者である。外国人が、日本語を学び、驚きに満ちて成長していく姿と日本の赤ちゃんが日本語を習得していく姿が、ある意味で似ていたり、不思議だったりするところがいい。

この本から。
 →日本人はなぜ「緑」を「青」と言うの? 野菜関連で青菜というでしょう。日本ではもともと緑を青と呼ぶ歴史がある。隣の芝生は青い。 青二才?

 →日本にはもともと色を表す言葉が、白赤青黒の4種類しかなかった。この4つだけが、語尾に「い」をつけて形容詞になる。 赤い 黒い

 →黄色い、茶色いには、語幹に「色い」が付く。 「~色い」が付くのはこの2つだけである。
 →他の色は、色+の+「名前」になる 緑色の車。紫色の花。

 →→ この仕組みを知る日本人は少ない。が、日本人の大人である私は間違わない。 幼児は間違う。外国人は間違う。



 ★ 形容詞と形容動詞、あるいは、「い形容詞」と「な形容詞」について

おいしい、美しい →言い切りが「い」で終わる「い形容詞」(形容詞)

きれいだ、元気だ →言い切りが「だ」で終わる「な形容詞」(形容動詞)


「い形容詞」は「否定」にすると、「くない」がつき、
 → おいしくない、美しくない。
「な形容詞」は「否定」にすると、「じゃない」(「で」)がつき、
 →きれいじゃない、元気じゃない。(きれいでない)

こういう日本語の仕組み、成り立ちは、きっと、日本人には当たり前すぎて、考えたこともないはず。だけど、ネイティブではない人間には、ひとつひとつ登っていかなければならない壁である。同じように日本人の幼児も無意識に登っていく、時々、間違えながらも。 「きれいくない」「しずかくない」「元気くない?」



 さて、「緑くない」は、かなり違和感のある表現だが、若者の間では、「ら抜き言葉」のように浸透し始めている。「まじめくない」

 特に「~なくない?」という打消しの打消しで、同意・確認を求める 婉曲的な表現でよく使われるようになっている。
 「ねぇ、あの人、きれいくない?」「ほんとね!」


 でも、幼児が使うと違和感というか、使ってほしくない日本語のように感じてしまう。けれども、毎日が、「言語の発達」である幼児の日本語を見聞きしていると、おもしろくない?






<上海空港>










言語の習得(15)幼児の歌う「アイドル」5歳9ヵ月

2024年05月28日 | 言語の習得(幼児~小学生低学年)
 5歳の孫が車の中で歌う。あの激しい歌。
 「アイドル
 Yoasobiの歌うアイドルは何度も聞いているが、歌詞の一部しかわからない。
 「無敵の笑顔で.........  「今日何食べた........   
理解できる部分はほんの少しである。この曲は、アニメ「推しの子」のテーマソングとして流れているので、そのアニメを知らないと理解できない部分があるが、まずは、何を言っているのかわからない。

 その歌詞を我が孫が、流れる曲と一緒に最後まで歌っているのは驚きであった。なんで歌えるのか聞いてみると、保育園の5歳と6歳の園児がみんな歌っているので覚えたそうである。いくらアニメソングだと言えでも、ラップも含んだこの難解な歌を覚えることができるものだろうか。

 とにかく、歌詞を文字として確認してみようと思った。
 歌詞はこうだ。

▼▼▼
無敵の笑顔で荒らすメディア
知りたいその秘密ミステリアス
抜けてるとこさえ彼女のエリア
完璧で嘘つきな君は
天才的なアイドル様

今日何食べた?
好きな本は?
遊びに行くならどこに行くの?
何も食べてない
それは内緒
何を聞かれても
のらりくらり

そう淡々と
だけど燦々と
見えそうで見えない秘密は蜜の味
あれもないないない
これもないないない
好きなタイプは?
相手は?
さあ答えて

「誰かを好きになることなんて私分からなくてさ」
嘘か本当か知り得ない
そんな言葉にまた一人堕ちる
また好きにさせる

誰もが目を奪われていく
君は完璧で究極のアイドル
金輪際現れない
一番星の生まれ変わり
その笑顔で愛してるで
誰も彼も虜にしていく
その瞳がその言葉が
嘘でもそれは完全なアイ

はいはいあの子は特別です
我々はハナからおまけです
お星様の引き立て役Bです
全てがあの子のお陰なわけない
洒落臭い
妬み嫉妬なんてないわけがない
これはネタじゃない
からこそ許せない
完璧じゃない君じゃ許せない
自分を許せない
誰よりも強い君以外は認めない

誰もが信じ崇めてる
まさに最強で無敵のアイドル
弱点なんて見当たらない
一番星を宿している
弱いとこなんて見せちゃダメダメ
知りたくないとこは見せずに
唯一無二じゃなくちゃイヤイヤ
それこそ本物のアイ

得意の笑顔で沸かすメディア
隠しきるこの秘密だけは
愛してるって嘘で積むキャリア
これこそ私なりの愛だ
流れる汗も綺麗なアクア
ルビーを隠したこの瞼
歌い踊り舞う私はマリア
そう嘘はとびきりの愛だ

誰かに愛されたことも
誰かのこと愛したこともない
そんな私の嘘がいつか本当になること
信じてる

いつかきっと全部手に入れる
私はそう欲張りなアイドル
等身大でみんなのこと
ちゃんと愛したいから
今日も嘘をつくの
この言葉がいつか本当になる日を願って
それでもまだ
君と君にだけは言えずにいたけど
やっと言えた
これは絶対嘘じゃない
愛してる

▲▲▲▲

 いくつかの単語は、アニメにでてくる固有名詞だそうだ。アイ、B、アクア、ルビー、マリアなどが該当する。アニメの内容を知らないと理解できない部分もあるが、この歌詞からは、相当高度な内容、抽象的というか、風刺的というか、観念的な内容を含んでいるように見える。

 5~6歳の園児が、この歌詞の内容を理解しているとは思えないが、言葉として、発語できることに驚嘆する。どれほどの言語能力を小児たちは、もっているのだろうか。

 振り返ると、若い頃、ビートルズのイエスタデイやヘイジュードなどの英語の歌を意味も解らずに歌っていたのを思い出した。音楽を聴きながら、歌っていた。音楽を聴きながら、つまり、歌詞を聞きながら歌うのは簡単かもしれないと思い、アカペラで歌わせてみることにした。

 「歌える?」と聞いてみると、「歌えるよ」と気安く答える。

かなり長い歌詞だから、途中で断念するかと思うと、「ラップの部分は、あまりよくわかない」と言いながら、ちょっといい加減に歌って、最後まで全曲を歌い続けた。
 
 驚愕した。だが、小児たちは、各々の好きなジャンルの対象に驚異の能力を発揮しながら、成長していくのだろう。


 ちなみに 「12引く3は?」と尋ねると、5秒くらいかかって答えが出る。その落差にまた驚く。




------ 小技の発見 OCR ------  
 画像の中の文字をテキスト化したいときにどうするかは、仕事の関係で昔からいろいろと悩みながら、チャレンジしてきて来た。ハンディスキャナーやフラットベッドスキャナー、ScanSnapでの連続スキャナー機などを購入してテキスト化などに役立てていた。現在では、スマホを使えば写真をとるだけで簡単にテキスト化できるので便利になった。

 今回、アイドルの歌詞をテキスト化するのに、パソコンでは、どうするかを検索してみた。有料のプログラムなど多くの宣伝があるが、その中で、Windowsの標準アプリ snipping tool (スニッピングツール) を使えば、簡単にできることを発見した。このアプリは、画面を自由な範囲で設定してスクリーンショットを得るものだ。(ショトカットキーは、Windowsキー+Shift+S)得た画像をクリック(ダブりクリック)すると編集画面がでてくるので、そこで、四角に囲まれたテキスト化というボタンを押すと簡単にテキスト化できる。これは大変便利である。しかも、スマホと違って正答率が非常に高いので便利さが倍増している。 おススメのプログラム(アプリ)である。