<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「被災者は見捨てないが、事前調査に御理解を」 5.27

2005年05月27日 10時38分56秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「被災者は見捨てないが、事前調査に御理解を」
Phuucatkaan 2005/5/27

Udomsakプーケット県知事は被災者への支援状況と未だ支援をうけていないと主張する被災民の問題に関して以下のように語った。プーケット県では、被災者支援に関して各機関が基準を設けており、更に支援金供与の前に、支援対象者に関して審査を実施しています。行政の支援についての規則から結果的に支援額が少なく、役所を訪れて支援が少ないと訴える被災者もいます。また、他の人が多く支援金を受け取っているのに、自分への支援金が少ないという訴えもあります。しかし、支援というものは全ての人が同じ額を受け取れるようにすることはできません。支援金供与前に行われる被災状況に関する調査によって決定されるからです。しかしそれでも2万Bahtを超えることはありません。もし被災が少ないものであるならば、支援金も少ない量を受け取るべきです。支援金などの供与に関しては、被災に関する審査を必要としないものに関しては、迅速に支給するべきですが、審査が必要な種類のものに関しては、審査に時間がかかってしまうことから、しばらくの間待ってもらうしかありません。
私の考えでは、被災者に関する調査から漏れた人は多分いないだろうと思います。なぜならば、津波発生から5ヶ月あまりが既に経過している中、調査から漏れた被災者というのは、それでは今まで一体どこにいたのでしょうか?本当に被害を受けたというのであれば、なぜ今まで役所などに被災申請などをしなかったのでしょうか。役所に困窮を既に訴えている被災者で未だ支援金を受け取っていない件に関しては今しばらく待ってください。いずれにしても、津波に被災し困窮している人々、未だ支援金を受け取っていない人々に対する支援は、なるべく早くその全員が支援を受けられるようにします。

「行政・支援団体による継続した新タイ人被災民への支援」 5.27

2005年05月27日 10時38分09秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「行政・支援団体による継続した新タイ人被災民への支援」
Phuucatkaan 2005/5/27

プーケット県ムアン郡ケーオ島行政区ムー3のパーマプラーオ村は津波の被災を受けた海の民の村である。プーケット県行政やタイ国民は彼ら被災者のことを見捨てることなく継続した支援を実施している。個人的な支援としては、寄付者2人からの合計40万Bahtの義援金授与が最高額となっているとプーケット県知事は語った。この村には40家族が暮らしており、津波の初期的被害としては、家屋全壊3軒、損傷家屋32軒、床上浸水35軒、漁船への被害52隻、全壊9隻、一部損傷13隻、全世帯での漁具の損失が挙げられる。行政は津波後の村民への乾燥食品・飲料水の供給、漁具・漁船修復支援、35家屋の修復などに10万Bahtを使用し、更にプーケット県行政機構は4万8000Bahtの寄付金を、そしてプーケット県人間保障社会開発機構は各世帯に2000Bahtを支給している。現在は、プーケット県災害防止・軽減機構からの更なる支援金を待っている状態である。村での災害防止対策としては、村長を中心として海岸近くに植林を行うことで、津波の被害を防ぐ取り組みが行われる。

「日本人の映画女優プーケット訪問」5.27

2005年05月27日 09時23分45秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「日本人の映画女優プーケット訪問」
The Nation 2005/5/27

日本人への観光プロモーションを目的とし、昨日日本人女優の小沢真珠さんがプーケットを訪問した。彼女の日本放送の番組企画でプーケット親善大使として選ばれ、テレビクルーと共にプーケットの主要観光地などを訪問した今回の映像は、6月23日に日本放送で放映される予定。タイ政府観光庁広報担当のSuraphon Svetasreni氏は、彼女が主要観光顧客である日本人へのプロモーションを手伝ってくれるとし、「私達はプーケットの施設修復や、復興事業の95%を既に完了しており、プーケット島は、外国人観光客を歓迎できる状態です」と語った。日本人観光客はタイ国を訪問する観光客数ではマレーシアに次いで第2位であるが、支出面では第一位である。今年初めの3ヶ月間では25万7553人の日本人がタイを訪問し、昨年の25万1725人よりも2.3%増加している。しかし津波発生以後のプーケットへの日本人観光客の訪問は60%台にまで激減してしまった。これからのロウ・シーズンの主要観光客はアジア人旅行者であることから、プーケットのイメージ改善が急務となっている。