<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「無事新学期を迎えるラノーン県の学校」5.16

2005年05月16日 19時39分45秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「無事新学期を迎えるラノーン県の学校」
Phuucatkaan 2005/5/16

ラノーン県の津波の被害を受けた学校では、通常に新学期を迎えている。いくつかの学校では生徒数も増え、職員の意欲的だ。公立学校の始まる5月16日、津波の被害を受けたラノーン県の5つの学校、バーンタレーノーク学校、バーンベーン学校、ハートサーイダム学校、ラオ島学校、レームナーオ学校では通常通り新学期を迎えた。バーンタレーノーク学校では6年生まであわせて31人の児童は地方行政や支援団体の助けを借りて100%満足のいく状態で新学期を迎えた。バーンタレーノーク学校では、津波によって、30人の生徒のうち8人が死亡し、先生も1人なくなった。しかし新学期には、児童は31人と1人増え、先生も2人、職員も3人増えた。親族や友人を無くした児童の心理的影響に関してバーンタレーノーク学校校長のSupaawdii Naakawichian女史は、子供たちの状態は良い方向に向かっており、もし過度に津波のことを語る者がいなければ、次第に津波の悲しみを忘れてくれるだろうと語った。

「プーケットの学校、不十分なままでの新学期開始」5.16

2005年05月16日 19時30分52秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「プーケットの学校、不十分なままでの新学期開始」
Phuucatkaan 2005/5/16

新学期を迎えたプーケット県の学校の中でも、津波に被災した学校では未だ施設が建設中であること、そして教材などの不足から十分な状態とはいえない。ムアン郡パートン行政区にあるカリム学校では、新学期を向かえながらも学生数はわずか86人足らずとなっている。津波に被災したこの学校は、海岸から20メートル以内の場所にあるために、児童の親が安全な別の学校に進学先を変更したためだ。この学校では被害を受けた学校施設の修復を行うとともに、臨時の教室を設置して教育に当たっている。
 カトゥー郡カマラ行政区にあるバーンカマラー学校も津波の被害を受けた学校の1つであり、380人もの学童が新学期を迎えてが、それは行政区内に学校が1つしかないため、別の安全な学校に転校することができないためである。津波以前には4棟あった施設も、現在では1棟しか残っておらず教室はわずか11部屋しかない。学校の再建に関しては、国王陛下からの支援を受け新しい建物を現在建設中。様々な機関から支援を受けているが、教材の不足や学校放送がないままでの新学期となった。

スマトラ地震後、新たな島10か所できた…国土地理院 5.16

2005年05月16日 16時32分40秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
スマトラ地震後、新たな島10か所できた…国土地理院

 インドネシアのスマトラ島沖で今年3月に起きた地震の後、震源地付近の海域が隆起し、新たな島ができたり、もともとあった島がなくなったりしていたことが、国土地理院の飛田幹男主任研究官らによる人工衛星の画像分析でわかった。16日開かれた地震予知連絡会で報告された。

 島ができたのはスマトラ島の沖合に浮かぶニアス島沿岸。3月28日の地震(マグニチュード8・7)前後に撮影された欧州宇宙機関のレーダー衛星「エンビサット」の画像を比較した結果、ニアス島北西部の海域は最大2メートル隆起し、地震前にはなかった島が、長さ100メートル以上のものだけで10か所程度、新たに形成されていることが確認された。

 大きな島は長さ1・5キロに及んだが、これとは逆に、同じ海域では、長さ400メートルの島が海面下に沈んでしまったケースもあった。
(読売新聞) - 5月16日22時34分更新