<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「未だ支援を待つ968人の自営業者」5.13

2005年05月13日 17時00分53秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「未だ支援を待つ968人の自営業者」
Phuket Gazette 2005/5/13

津波から5ヶ月近くが経過している中、プーケットの968人の小規模自営業者たちは、仕事再開資金として内務省から支給される、2万Bahtの資金的支援を受け取っていない。彼らのほとんどが零細行商人やマッサージ師などで、支援要請書類を提出したにも関わらず未だに支援がなされないことについてプーケット県の内務省事務所を訪れた。当事務所では同様の自営業者2571人に対し1人当たり2万bahtを今までに支給して総計5100万Baht。今回の968人の対象者達は3月1日かそれ以降に申請した人々であると事務職員は指摘した。支給要請は現在も継続的に行われており、最近でも新たに43人の人々が支援金の申請を行った。以前当事務所では小規模自営業者の支援申請期間は2月末までと本誌に述べていたが、当面は期限を設定していない。支援の遅延に関しては、支援申請者が本当に支援を必要としているのか、そして別の名前で重複して支援要請を行っていないかなどの調査に時間がかかる点をあげている。

「花売りを強制された津波被災者の子供」5.13

2005年05月13日 16時42分53秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「花売りを強制された津波被災者の子供」
Phuucatkaan 2005/5/13

プーケット県郡警察は検察官立会いのもと、花売りをしていた少女、男子2人に対して事情聴取を行った。彼女らの母親が、子供達は不当に働かされていると訴えたためである。彼女らはパトンビーチ近くに住むモーンという名の男に夜10時から朝6時まで花売りを強制され、1日13本を売る義務があり、もし売れないと暴行を加えられ、さらに部屋に閉じ込められどこにもいけない状態であった。働く条件には、1日100Bahtを支払うと決まっていたのだが、それはほんの5日間だけで、後に一括で支払うといわれていた。暴行に耐えられなくなった少女が5月8日に逃げ出し母親に知らせたために、母親が郡警察署に訴えを出した。取調べにおいて、母親と職員達が怖がる子供達を慰めるには長い時間がかかった。子供達がモーンに雇われて花を売らなければいけなかった原因は、母親へお金を挙げるために仕事をしなければいけなかったから。母親は津波以前にはガイドをしていたが、津波によってツアー会社が業務を停止したために、職を失っていた。検察は取り調べの結果を踏まえ、後日花売りを強制した男を訴える。