<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「津波によって観光収入200億Bahtを損失」5.17

2005年05月17日 20時20分53秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「津波によって観光収入200億Bahtを損失」
Phuket Gazette 2005/5/17

1月から3月までの期間、プーケット県では津波によって観光収入200億Bahtが失われたとタイ観光審議会代表のVishit氏が金曜日(13日)にラノーンで発表した。「プーケットは年間700億Bahtの観光収入があり、ハイシーズンにはローシーズンの2倍の収入-ハイシーズン;450億Baht(もしくは500億)、ローシーズン;250億Baht(もしくは200億Baht)-を稼ぎ出す。私達は少なくとも1月から3月のハイシーズン期間に200億Bahtを失い、いかに重大なことか数字の上でも明らかである。また、南部国境地域での治安問題も懸案事項のひとつである。プーケットなどに爆発物が置かれる危険性もあることから、空港でのセキュリティーチェックを含め、当該地域の安全を守らなければならない。そこで、事業主や国民の責任としては、不信な人々の監視や警察への報告である。そうすることで、観光客に再度信頼を置いてもらえるようになる。」更に、「これからのローシーズンの主要観光客はアジア人観光客であることから政府はいち早く観光誘致を実施しないと、彼らの後のヨーロッパからの観光客も失うことになる」と警告した。プーケット県観光協会代表のPattanapong氏もVichit氏の意見に同意し、当県への観光誘致政策を強めるよう政府に要請した。「観光部門での稼働率は20%にとどまっており、企業側にそれほど力がないことから政府の積極的な支援を期待する」と語った。更に、各国要人のプーケット県への親善訪問の調整や、会議、展覧会を含めたタイ国民への観光誘致政策を政府に求めた。