<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「津波孤児予想を超える」3.1

2005年03月01日 17時34分37秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「津波孤児予想を超える」
Bangkok Post 2005/3/1

公共衛生省精神局の最新の調査によると、津波孤児の数は800人余りと考えられてい
た初期の予測を上回り、津波という大惨事を直接・間接的に受けた児童8000人の10%
以上、1101人であることが明らかとなった。精神的にダメージを受けた人々の中で
も、特に8-15歳の児童が、精神的障害を起こす危険が一番高いと精神局副局長は指
摘。精神局では、①津波孤児、②津波目撃者児童、③親が仕事、住居を失った児童、
④津波以前も含め、貧困状態の児童、という4つの異なる特性の児童達に焦点を絞っ
て精神的ケアを行っていく。

「トラン県津波犠牲者、未だ救済金を受け取れず」3.1

2005年03月01日 17時34分07秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「トラン県津波犠牲者、未だ救済金を受け取れず」
Phuucatkaan 2005/3/1

トラン県カンタン郡の500以上の津波犠牲者達は、政府が迅速に津波被災者へ救済金
を支払うように要望した。というのも、トラン県第4区で当選したSombuun
Uthaiwiankun議員が、選挙前の今から2ヶ月前に、村人達に救済金支給に同意してい
たからだ。政府からの救済金が未だこないために、家屋の修復や養殖池などの修復に
手が付けられない状態である。

「クラビー県、補償金支給現在までに3000万Baht」3.1

2005年03月01日 17時33分38秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「クラビー県、補償金支給現在までに3000万Baht」
Phuucatkaan 2005/3/1

クラビー県の漁業局は、補償金として漁民に既に3000万Bahtを支給し、未だ受け取っ
ていない人々に対しても3月中には配給を終えると述べた。クラビー県では、漁業局
による津波被災漁船調査が実施され、県全域で約1284隻が損傷を受けたことが明らか
となった。1月から現在までに既に約3000万Bahtの補償金を支払い、3月中には全員へ
の支払いが終わる見込み。クラビー県漁業局では、観光関連の船舶の被災状況を率先
して調査していたために、観光関連船舶への補償金に関しては3月7日には全て終了す
る見通し。調査結果によると、観光関連船舶の中で補償対象船は合計562隻。10メー
トル以上の船舶に対しては、1隻につき限度額10万Baht、10メートル以下の船舶に関
しては一隻限度額6万Bahtを支給。

「ナムケム村に笑顔が戻る」3.1

2005年03月01日 17時33分12秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「ナムケム村に笑顔が戻る」
Bangkok Post 2005/3/1

津波により最も深刻な被害を受けたパンガー県ナムケム村に笑顔が戻ってきた。なぜ
なら10隻の新しい漁船を得たからである。アンダマン海側の418の海岸沿いの村落に
津波が襲い、3304隻の漁船を損傷させたが、ナムケム村は小漁船400隻、トロール船
40-50隻を損失した。昨日、アンダマン海側6県の漁民支援基金として3億Bahtの拠出
を約束していた副首相のChavalit Yongchaiyudh氏によって、手始めに10隻の漁船が
海に放たれた。更に、国際NGOのドイツ人メンバーであるKlaus D.Orlik氏も、20
隻の新しい漁船を村人に寄贈した。彼は、「小さい漁船の費用は、一隻6-10万Baht
で、エンジンやギアを含めると15-30万Bahtになる。我々はタイ人同様、ナムケム村
住民が再び生活を取り戻せることをうれしく思っている」と語った。
船を得た漁民の1人は、「俺は雇われるのは好きじゃないんだ。漁業をずっとやって
きたし、自分で金を稼いできた。毎月漁にいくわけじゃないけど、時には月に1万
Baht稼げるときもあるからね」と述べた。
ナムケム村の漁民の代表格の1人は、ナムケム村の漁民が必要としているのは、漁船
よりも漁具だと述べた。なぜなら、ある者は義援金で近々船を購入するし、また支援
が待てなかった人々は既に村人から金を借りて修理しており、村には十分は漁船があ
るからだと指摘。

「1月の貿易赤字アジア通貨危機後最悪」3.1

2005年03月01日 17時29分18秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「1月の貿易赤字アジア通貨危機後最悪」
The Nation 2005/3/1

 タイ銀行によると、1月のタイ国の貿易収支は14億8000万US$の赤字であり、1997
年のアジア通貨危機以後最大の赤字額となった。輸出76億9000万US$に対し、輸入は
91億7000万US$であった。観光産業については、1月は26.9%の890000人に落ち込み、
サービス収支はわずか3億5000万US$の黒字であった。経常収支も9億4200万US$の赤
字で、アジア通貨危機後最悪。去年の12月の貿易収支は8億1300万US$の黒字であっ
た。赤字の主な理由は、12月終わりの津波による観光産業への打撃と油の値段の上昇
である。しかしタイ中央銀行は、観光産業の落ち込みは一時的であり、油の値段に関
しても頭打ちすると予想しており、楽観視している。