<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「ナムケム村に笑顔が戻る」3.1

2005年03月01日 17時33分12秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「ナムケム村に笑顔が戻る」
Bangkok Post 2005/3/1

津波により最も深刻な被害を受けたパンガー県ナムケム村に笑顔が戻ってきた。なぜ
なら10隻の新しい漁船を得たからである。アンダマン海側の418の海岸沿いの村落に
津波が襲い、3304隻の漁船を損傷させたが、ナムケム村は小漁船400隻、トロール船
40-50隻を損失した。昨日、アンダマン海側6県の漁民支援基金として3億Bahtの拠出
を約束していた副首相のChavalit Yongchaiyudh氏によって、手始めに10隻の漁船が
海に放たれた。更に、国際NGOのドイツ人メンバーであるKlaus D.Orlik氏も、20
隻の新しい漁船を村人に寄贈した。彼は、「小さい漁船の費用は、一隻6-10万Baht
で、エンジンやギアを含めると15-30万Bahtになる。我々はタイ人同様、ナムケム村
住民が再び生活を取り戻せることをうれしく思っている」と語った。
船を得た漁民の1人は、「俺は雇われるのは好きじゃないんだ。漁業をずっとやって
きたし、自分で金を稼いできた。毎月漁にいくわけじゃないけど、時には月に1万
Baht稼げるときもあるからね」と述べた。
ナムケム村の漁民の代表格の1人は、ナムケム村の漁民が必要としているのは、漁船
よりも漁具だと述べた。なぜなら、ある者は義援金で近々船を購入するし、また支援
が待てなかった人々は既に村人から金を借りて修理しており、村には十分は漁船があ
るからだと指摘。

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