<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「水不足、国王が支援を指図」3.14

2005年03月14日 17時51分59秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「水不足、国王が支援を指図」
The Nation 2005/3/14

タイでは、記録的な旱魃となっており、60県以上の地域で影響が出ている。タイ国王
はチャイパッタナー基金に対して津波被災地域の水不足の問題に対処するよう指図し
ており、当基金は水資源局と協同で、飲料水を地元住民に供給している。飲料水不足
は、アクセスの悪い島々などで一番深刻であり、特にトラン県、ラノーン県の遠隔の
島々が水不足に苦しんでいる。サトゥーン県では、行政がブロン、リープー島住民に
対して飲料水の配給を開始している。

「海老産業への被害、億単位、復興に半年」

2005年03月14日 17時50分46秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「海老産業への被害、億単位、復興に半年」
Matichon 2005/3/14

漁業局局長のSitthi Bunyratpalit氏はスラタニー県で海老産業への津波被害につい
て以下のように発表した。タイ南部アンダマン海側6県の海老養殖は、その3分の1が
損失を受け、特に稚海老の孵化工場に関しては200ヶ所以上を損失、被害総額は5億
Bahtを下らない。そのほかにも、稚海老の孵化工場での卵の損失や、目標額まで売り
さばけない海老の餌の生産部門、海老養殖池の労働者の多くが失業した。全体の被害
総額は少なく見積もっても105億Bahtを下回らない。
 復興には少なく見積もっても6ヶ月が必要であり、漁業局では短期的、長期的支援
を実施する予定。具体的には、海老産業を出来るだけ早く復興させるために、稚海老
の孵化工場経営者に対しては、1人20,000Bahtの支給と、長期間の低金利融資、質の
良い父海老、母海老の卵(?)の提供などがある。