青い空をキャンバスにして…☆
空のこと、雲のこと、星のこと、そして・・・
 



最近「ドラゴン桜」にはまってます。今頃…ですが…
やっと12巻まで読破(?)しました。もうすぐ13巻が出るので、楽しみにしています。

この本、受験(主として東大)についてのいろいろなテクニックが書いてあるのですが、その理論の一つ一つが納得でき、私の体験とも合致するので、とてもおもしろいのです。

例えば、地学については「やさしく簡単に点が取れる」として、受験科目にと勧めています。化学や生物と比較して「地学の受験者は格段に少ない」「問題集も少ないが、かわりに入試も基礎的な問題が多い」「地学では過去問と似た問題が出る可能性があるので、過去問を何度もやれば点に結びつく」とあります(7巻より)。まさにその通り!
センター試験で言えば、地学を受験する生徒のほとんどがいわゆる「文系」の生徒です。しかも、受験勉強をしようとすると、参考書がほとんどなくて困るのですが、それでも他の物理・化学・生物とほとんど同じ平均点ということは、出題されるパターンが決まっていて、教科書程度の基本的な勉強さえしておけば何とかなる!ということです。

そこで、地学で受験しようと考えている人へ。地学の参考書としてお薦めなのが、「ニューステージ 新訂 地学図表(浜島書店)」です。副教材として授業で使っているものですが、受験に必要な内容がほぼ網羅されていて、それが見やすく配列されており、何度も何度も眺めて覚えるのにちょうどいいと思います。旧版の方が詳しくてよかったというところもありますが、まあ新版でも必要最小限は入っているので、大丈夫でしょう。教科書と違って普通の本屋さんでも手にはいるはずですし、教科書は出版社によって書いてある内容にかなり差があるのですが、図表はどの教科書にも合わせられるよう、全範囲をカバーしているので、参考書としてもちょうどいいと思います。特に、カリキュラムに地学がなくて、独学で試験を受けようと思っている人(私もそうでしたが)には、お薦めの一冊です。

(ちょっと宣伝っぽくなってしまいましたが、出版社と私は何の関係もありませんので、念のため!)



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