Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

海棠(カイドウ)の花

2015年04月06日 09時13分59秒 | 支援者の方から
鶴巻 進氏撮影
これが「カイドウの花」(2部咲きです)
字は解りませんでしたが、調べると海棠と書き江戸時代に日本に渡ってきた様です。




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人とBCG

2015年04月06日 07時00分00秒 | その他

第2表の実験は皮下にBCG接種を行い、接種局所の病変の出現頻度の経過を見たものである。
この動物は0、01㎎接種でも、モルモットに1㎎皮下注射した時と同様接種局所に、硬結が出現することが解る。
つまり第2表の動物は、BCGに対してモルモットの100倍、感受性(感度)が高いことが理解出来る。
 人のBCGに対する感受性は、モルモットの100倍に相当することを大阪大の今村荒男(東大、大正2年卒)が「結核特に肺結核」(診断と治療社・1933年)で報告いる。
 第2表の動物はモルモットではなく人間だった。
 第2表で注目したいのは、実験動物が斃死(へいし=死亡)し、逃亡していることが理解できる。
この表は実験中に動物の逃亡事件がおきたことを報告したものである。
 第2表の実験開始時には、129人の動物にBCG接種が行われ、60日間の経過観察が行われた。
ところがBCG接種後7日から14日目のもの17人が逃亡、14日から21日迄のものが8人、21日から40日までに逃亡した動物は14人であった。
つまり実験開始から実験動物129人中39人が逃亡した。  
40日以降に逃亡した動物はいなかった。
6週目に25人が解剖されたので、残った動物は65人である。
わが国のBCGが如何にして開発されたのか研究して20数年になる。
私の計算では逃亡事件でこの時「B工場」に収容されていた459人中163人が逃亡していた。
韓暁氏の調査では16人が逃亡に成功したが、4人は逃げる途中で、寒さや飢えや衰弱のため死亡したという(韓暁著、山辺悠紀子訳【731部隊の犯罪-中国人は告白する】三一書房、1993)

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