Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

超音波ワクチン

2015年04月30日 07時00分00秒 | その他
BCGは菌塊(きんかい)になりやすかったので、すり鉢のなかにBCGを入れて「すりこ木」ですりつぶす方法を行っていた。
とこがBCGの需要が増えるなかで手ずり法では間に合わなくなった。
そこで考えられたには超音波を使用するであった。1934(昭和9)年には、伝染病研究所の矢追秀武(東大、大正9年卒)が、東京工大の木下教授の研究室の超音波発生装置を借り、超音波の生物学的影響について研究をはじめている(実験医学雑誌、19:962-971、1934)。 その後超音波の周波数と特性の研究が行われた。
柳澤謙も超音波によるBCGの製造を手がけたが、超音波によるものは手ずり法より菌塊の少ない均一なものであった。
当初は装置が小さかったので、1日1000人くらいの供給でいっぱいであった。
さらに560キロヘルツ、10分間で処理した超音波ワクチンの大量生産に成功した。
彼による実験では超音波処理ワクチンの力価は、手ずりワクチン力価と一致としていた。
力価とはBCGの生物学的作用を示す量のことである。




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