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セルフビルド de 自宅建築日記 @秩父 -自分の家は自分で建てる!!-

人力社のカメラマン阪口です。ただいま埼玉の秩父地方で家をセルフビルドで建ててます。www.jinriki.net

洗面所の作成 その3

2015年11月02日 | セルフビルド 設備
壁と床ができたので、ふたたび作りかけの洗面台を置いてみます。
まずはほったらかしだったシンクを洗いました。

次に木組の本体を運び込み、

シンクを中に突っ込んで、

まあまあでしょうか?

次は水道周りです。
まず水栓ですが、混合栓ってやつを買ってきました。

先が伸びてシャワーにもなるそうです。
この娘が、そのうち「朝シャン」など始めるのでしょうか???

しかし問題が・・・
水栓の根元の径と、シンクの穴の径が合わない。馬鹿です。

ルーターで穴を広げ、

無理やり突っ込み、

なんとか完成です。


次は部屋側。
床から飛び出していた架橋ポリのソケットに止水栓を取り付けます。

テープを巻いて、

まずは奥のお湯側に、取り付けました。

手前側が水側のソケット。これにも同じように止水栓を取り付けます。

排水側は、前回のトイレと同じような排水用金具を買ってきて、
シンクの穴に装着。これも穴の径に注意が必要です。特にこのシンクは医療機関ようでサイズが家庭用と少し違いました。

付属のネジとパッキンで、裏からしっかりとめます。

それぞれを、床下の管と接続して完成。

戸棚や鏡など、仕上げは残ってますが、

ひとまず工事現場の手洗いとしては十分なので、ここまでにします。
残りは、もうちょっとしてからかな?

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洗面所の作成 その2

2015年10月28日 | セルフビルド 設備
それでは、ここまで出来た洗面台関係の部材を
いったん全部外に出して、まずは壁塗りにいきたいと思います。

我が家の壁は前回も書きましたが、腰までが杉板、腰上は漆喰の塗り壁の予定です。
ただ洗面所は、脱衣所と洗濯機置き場を兼ねるので、
腰下まで、すべて塗り壁とします。

漆喰は、外壁を塗った時と同じく、練り済みのペーストになったやつにしました。

調べたら、これまた外壁用と同じく
「ロイヤル通販」の室内用練り済み漆喰が
一番安かったのでこれに決定。

コテ板と左官ゴテも、外壁の時と一緒です。
コテは、シナリのある少し高いやつがオススメです。


漆喰をコテ板の上に袋から出すとこんな感じ。

ロイヤル通販の漆喰は、結構柔らかめで、塗りやすいんだが、垂れやすいのが難点です。

下から上に、教科書通りに塗っていきます。

ここの石膏ボードは、裏返しですね。
なぜかというと、洗濯機用水道の穴を間違えて反対に開けたからです(笑)


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洗面所の作成 その1

2015年10月27日 | セルフビルド 設備
勢いに乗って、洗面所も作っちゃいます。
作業の後に手をゆっくり洗いたいですもんね。

洗面台用のシンクも、もらいものです。
こちらは風呂トイレ小屋をセルフビルドした友人が、
自分用にヤフオクで落としたものですが、
デカすぎて、入らなかったそうで、軒下にほってありました。

これをありがたく、貰ってきました。
調べると、TOTOの医療・研究機関用のシンクだそうで、大きくて深く、使いやすそうです。
これを洗面所につけようと思います。

洗面脱衣所予定地はこんな感じです。

トイレと同じく、この辺だろうというあたりに、排水管と給水給湯の管を出してあります。

そこへ、下壁用の石膏ボードを貼ってから、
根太やら何やらの、在庫の木材を使って作った、洗面台の骨組みを置きます。


床はトイレと同じ、合板フローリングを敷きました。


洗面台の骨組みの上には、大きく穴を開けた30mm厚くらいのパイン合板を、
天板として置き、

その中へシンクを入れてみました。
ま、なんとかなりそうかな?

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トイレの作成 その4

2015年10月27日 | セルフビルド 設備
では、便器の設置にいきたいと思います。

我が家の便器は、これまた知り合いの大工さんの事務所で不良在庫だった
INAXの便器です。
工務店さんってのは、けっこう使わないでほったらかしの在庫があるもんなんですね。

ただ、もらえたのは便器だけなので、タンクと便座がない(笑)
タンクは型番を調べてたら、ヤフオクに新品が出てた(これもおそらくどこかの工務店さんの在庫)ので
一万円で落札。他にライバルの入札者はいませんでした。
便座は近所のホームセンターで、シャワー便座を購入です。

では設置を始めたいと思います。
まず床から突き出ている配管に便器付属のフランジという部品を、接着剤とネジで取り付けます。

このフランジが正確についてないと、汚水漏れの可能性がある上に、
便器が部屋に対して曲がってしまうようなので注意しました。

さらに、便器先端がわにくる取り付け器具も床にねじ止め。

ここまで、注意してやれば後は簡単でした。

先ほどの2個の部品に便器をかぶせます。

フランジにネジでとめますが、ほとんど乗ってるだけです。

次にタンクを装着。

下からねじ留めしますが、陶器なので締めすぎると割れちゃいます。注意です。
タンクと便座に付属の水道配管を床から出しておいた止水栓にきちっと締め付け、

シャワー便座を便器につければ完成です。

便器の設置作業は、以前に友人の古民家リフォームで手伝っていたので、問題ありませんでした。
上下水道の配管さえきちっとできていれば、DIYの作業としては簡単な部類だと思います。

ついでに洗面台も付けたいと思います。
まず、棚を制作。1x6とパイン合板でチャチャっと作りました。
左側のカーブが、なかなかいい感じに切れて、ご満悦です(笑)

これをトイレに入ってすぐの壁際に据え付けて、その上に洗面台をつけます。
資材屋さんで、ちょっとかわいいのを買ってきました。

一緒に買った配管用の部品です。

径が合ってないと、水漏れになるのでサイズに注意です。
これを排水穴に入れたら、

これまた一緒に購入した、P字トラップを取り付け、壁から出しておいたVU管に装着します。

VU管の入り口とは、ゴム製のパッキンで接合します。
壁面からVU管の出かたが、不細工ですね。プロなら壁面と綺麗に平らなんだろうな・・・

水道もホームセンターで適当なやつを買ってきました。

これを棚下で、壁から出しておいた水道配管とフレキシブル管でつなぎ、

完成です。


これで、我が家のトイレ事情が一気に好転しました。
快適に作業が続けられます。

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トイレの作成 その3

2015年10月25日 | セルフビルド 設備
次は床にいきます。

床の下ばりは構造用合板12mmで施工してます。

この上に床板を張る訳ですが、とりあえずこのトイレには、
一般的なフローリング材を張ることにしました。
いつもの材木屋さんで、購入です。

12mm厚の合板フローリング、坪あたり6500円でした。
これに、床板用の接着剤を塗って、

エアタッカーで留め付けしました。
このフロア材は、メザネ側に釘を打つタイプで、オザネ側に打つものより施工が楽でした。

今回使用したエアタッカーは、近所のおじさんから借りてる
センコー製のものです。

現在日本で普及してるフロアタッカーと、少し規格が違いますが、充分活躍しております。


ついでに換気扇もやります。
外壁工事の段階で外側に穴をあけておいたので、同じ場所の内側にも穴をあけておきます。

ここにVU100の塩ビ管を挿入し、

長さを調整、

買ってきたトイレ用換気扇を

筒の中に差し込んで、完成です。簡単なものですね。

電気の配線工事は、同じ時期に電気工務店を営む、嫁のおじさんにお願いしました。

簡単な配線は、私もなぜか出来たりするのですが・・・
本来、電気工事は、有資格者しかできないよう、法律で決まっております。
実際火事が危ないですし、新築時はちゃんとしてないと東京電力がメーターをつけてくれないので、
素人の出る幕はありませんでした。

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トイレの作成 その2

2015年10月25日 | セルフビルド 設備
我が家の内壁は、台所などを別にすれば、
腰までが板壁、腰から上を漆喰の塗り壁にする予定です。

しかしトイレに関しては、嫁さんの希望で
掃除の楽な、壁紙にすることにしました。
ネット通販の「壁紙屋.com」で適当なのを購入。
15mで4000円くらいでした。

これを壁の大きさに切って、貼っていきます。

今回は、「田舎暮らしの本」編集部の女性陣が手伝いに来てくれました。感謝感謝。

壁紙張りは初めてなので、必要な道具も「壁紙屋.com」で揃えました。

丁寧に貼っていただいてます。


私の方は、これと並行して天井と床の仕上げにかかります。
天井は、下地の骨組みを30x40の杉材で格子状に組みました。

この時点では、家全体の天井高をまだ決めてなかったので、適当に2650にしました(笑)
呆れて物が言えませんね。
ただ今現在、天井の施工はほぼ終わってますが、いろいろと検討した結果、天井高2500mmと決定しました。
このトイレだけ天井が高いです・・・

天井板は、相ジャクリの杉板12mm。

次は、床に進みたいと思います。

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トイレの作成 その1

2015年10月25日 | セルフビルド 設備
床の下地まで、ひと段落しましたし、
上下水道も一応、建物内まで入ったので、
ここで一つ、念願のトイレを作ろうと思います。

いきなりトイレっていうのも、セルフビルドならではですね。
建築現場のトイレは、建築を始めた時に近所の水道屋さんからタダで貸してもらった、
簡易トイレをずっと使い続けておりました。
借りておいてなんですが、まぁお世辞にもキレイで快適とは言えませんでした。

現場に水洗トイレは、ずっと欲しかったのです。

で、どうするかですが、
いまはこんな感じです。

ここに、まずは床、壁、天井を仕上げないといけません。
とりあえず壁からいこうと思うので、外に面する壁に、断熱材を入れました。
スタンダードに袋入りのグラスウールです。

間柱の間にタッカーで留めました。

その上から、石膏ボードを張ります。

通常は12mmのものだと思いますが、重くて施工が大変なので、
9.5mm厚のものにしました。

換気扇の穴などもあけておきます。

さらに入り口には、ドア枠も作りました。
ドアは決まってないので、おそらくこんなもんだろうという大きさの枠にしました(笑)
どうなることやら???

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初ユンボ!!排水管工事 その8

2013年05月25日 | セルフビルド 設備
またまた、忙しさにかまけて更新が遅くなりました。
排水管工事がいよいよ完成します。

敷地内の配管も終わり、いよいよ外へ出す事に。
我が家の前には町道が走っており、この道と敷地との間に側溝があります。
ここへ浄化された水を流す訳ですが、そうすると側溝に穴をあけなければなりません。
コンクリを切断した事は何度もありますが、今回は公共のものです。
さて、どうしたものか?
前に浄化槽を設置してもらった大沢建材さんに聞きますと、町の土木課で許可をもらってこいとの事です。

さっそく町役場へ行き申請しました。数日後に連絡が有り、もらってきたのがこの書類です。

浄化槽がきちんと設置・管理されている事を条件に、町の側溝へ排水する事を、町が同意するという意味のようです。

許可申請には、建築確認申請時の浄化槽工事に関する書類のコピーが何通も必要になりました。
ショベルカーも使えるようになり、今なら浄化槽も自分で出来るかなと思ってましたが、
自分の土地の中で排水を処理できず、公共の溝に排水する以上は、
浄化槽の設置工事は、指定業者さんにやってもらうしかないようですね。

さて許可も出たところで、側溝に穴をあける事にします。
まずはギリギリまで地面を掘って、高さと位置を決めます。



使用するのはディスクグラインダー。刃はコンクリ切断用のダイヤモンドカッターです。

グラインダーは汎用性が高く、とても便利なのですが、
丸ノコなどよりも回転数が高い上に保持が難しく、とっても怖いです。

無事貫通しました。眼鏡と頭がコンクリの粉塵で白いです・・・

ここへ、配管を通し、

勾配を付けて接続。

このままでは配管のまわりの隙間から水が漏れるので、何かで埋めねばなりません。
強度は必要ないですし、モルタルを使う事にしました。少量ねってまわりに詰め込みます。

モルタルはセメントと砂を混ぜたもので、セメント+砂+小石をまぜたコンクリよりも強度が落ちますが、
手軽に作れて仕上げもきれいですし、こういう時に重宝します。
長かった配管工事もここで終了。

この次、床工事の前に上水、下水の屋内配管まで配管工事は休憩です。
まずは外壁を仕上げて、屋外工事のケリを付けねば・・・

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初ユンボ!!排水管工事 その7

2013年03月06日 | セルフビルド 設備
ちょっとバタバタしてまして、更新が遅くなりました。
排水管工事は続いております!!

ここまでで基礎から出てきた管を全て束ね、浄化槽への配管が終わりました。

つぎに、浄化槽から外の排水溝へ配管します。
我が家の敷地は町道に接しており、この町道脇に排水溝があります。
ここへ浄化した水を流す事になるわけですね。

まず肝心の浄化槽の位置です。
敷地は大きくわけて町道側と家が建っている側に分かれており、この間には1mの高低差があります。
そして浄化槽は家側にあります。
ここから、下へ滑り台のように排水管が下るよう、設置しました。

写真の上の方に埋もれているのが浄化槽です。
この大きな谷を掘るのにも、ユンボは大活躍! って言いますか、こんな大穴を人力で掘るのは大変です!!
下る部分、斜め配管の上下には45度に方向変換する継ぎ手をつなげました。

つぎに、この管を通って下って来た排水が、敷地外の排水溝に出てしまう前の部分に、沈下式のトラップをもうけます。

バケツみたいなものですね。
これの側面には、事前に穴はあいていないので、自分で任意の場所に穴をあける事になります。
久しぶりにジグソーを使用しました。丸みのある側面に丸い穴をあけるのは難しかったです。

穴は勾配と地面からの深さを考慮して、まず入口をあけます。
その後に、入口より少し低い位置に出口の穴をあけ、パッキンをかませVU管を差し込むと完成です。
浄化槽で排水はキレイになっておりますが、ここを通る事でゴミが下に沈み、さらにキレイにして外に出す訳ですね。


ココまでの全体像はこんな感じです。(ってゆうか・・レンズがキタネェなぁ・・・恥だな、スンマセン)

さて次はいよいよ、外に出す訳ですが、これには許可が必要。
その話は、次回に!!ではでは。。。


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初ユンボ!!排水管工事 その6

2013年02月20日 | セルフビルド 設備
勾配のきつすぎた、排水管の下を掘り下げる作業を始めました。
たいていのお宅がそうではないかと思いますが、我が家の排水管は北側を通っております。
ずーっと家の影のところです。作業をしていたのは秋の終わり頃。寒さが始まる時期でした。

棒でこじあげて、下の土をかき出す作業の繰り返しです。地味だし、寒いし、手先は痛くなるし・・・つらいです。
しかも、こういった作業は大体そうですが、アッチを下げたら、コッチが上がりの繰り返しで、なかなか一定の角度を保ったまま下がってくれません。
いっそ全部ぶっ壊して作り直そうかとも考えましたが、材料代を計算して、思いとどまりました。

あと当然、溝なので雨が降ると水がたまります。途中に一度、雨が降りました。最悪です・・・

下の土が柔らかくなって、掘り出しやすくなったのですが、足下が酷い事になりました。
靴がドロドロなのは良いとして、足で排水管の脇の土を踏むと、土が盛り上がって管を押し上げてしまうのです。
せっかく良い角度になったのに、次のところへ移動しようと足を踏み出すと、土が動いて角度がズレてしまうって訳で、これには本当に困りました。
あらん限りの悪態をつきながら、黙々と地味な作業を繰り返し、この修復作業に4日もかかってしまいました。


やっとの事で、風呂から出ている管と、本管との接続が出来た時は、嬉しかったです。
これで排水管工事は、やっと半分終了。まだまだ続きます・・・

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