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セルフビルド de 自宅建築日記 @秩父 -自分の家は自分で建てる!!-

人力社のカメラマン阪口です。ただいま埼玉の秩父地方で家をセルフビルドで建ててます。www.jinriki.net

玄関の作成 その15

2014年06月14日 | セルフビルド/玄関
完成した窓を、玄関上部の壁に取り付けます。

作成した窓の大きさですが、
もらった板ガラスに合わせて窓をつくったので、
否応無く、サイズは決定しております。

そんな訳で壁側の枠は、この大きさに合わせて作る事になりました。
普通は、壁の状況に合わせて窓を用意するのだが???
改めて写真で見ると、作った窓の横幅は、柱間より微妙に短い・・・

枠を作る時の考え方は、窓サッシと同じですね。

ただ、改めて木枠だけの窓を取り付けますと、
大手メーカーの窓サッシは、防水の面でも上手く出来てるのが解りますね。
ま、ココは雨がかからないので・・・

どうでしょう、けっこうカッコ良い明かり取り窓でしょ!!

塗料を塗った後に、サンダーを少しかけて、アンティーク風にしてみました。

そんな訳で、外壁作成中に急遽はじまった玄関まわりの工作は、
なんだかんだで、大成功だったかなと思っております。

自画自賛ではありますが、我が家の顔になる所です。
いかがでしょう、貫禄があるできではないでしょうか???


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玄関の作成 その14

2014年06月13日 | セルフビルド/玄関
玄関ドアが出来たのですが、ドアの中にガラスは入れませんでした。
玄関には今のところ窓はないので、このまま外壁を貼っていくと、昼でも真っ暗な空間になります。
それでは寂しいので、ドア上部の壁に明かり取りの窓をつけることにしました。

以前、建設業の知り合いから、発注ミスで廃棄予定のガラスを2枚もらってたのを思い出しました。

これを使おうと思います。

ホームセンターで2x6の材を買ってきました。
ついでに衝動買いしたルーターで、ガラスの厚みと同じ太さの溝を掘ります。

ガラスは同じ大きさのが2枚あるので、二重窓にすることにしました。

そんなわけで、溝も二本ずつ掘ります。

そのままガラスをはめても良いのですが、せっかくなので中に格子を作ってみました。

この段階で、防腐塗料も塗ってあります。

つぎにガラスをはめます。

倒して割ったら、この計画自体がおじゃんなので、慎重に・・・

窓の位置は、玄関ひさしのすぐ下なので雨に当たる心配はないですが、
一応、コーキング材をガラスの付け根に入れました。


ま、すきま風が入ることはないと思われます。

四枚の板を、接着剤と釘で留めたら完成です。

我ながら、素敵な窓が出来たと思います。

せっかくなので、このまま飾っておきたいところですが、それじゃ意味がないか・・・

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玄関の作成 その13

2014年06月12日 | セルフビルド/玄関
玄関ドアが完成しましたので、いよいよ設置していきます。

ホームセンターで買ってきた蝶番をドア横に取り付けます。

このとき、最も大切な蝶番は一番上のやつだそうです。
こいつがドアを支え、垂れ下がりなどをおさえてくれます。
取付け位置は、ドアや蝶番の大きさにもよりますが、概ね上端から12~15センチくらいのところが良いようです。
下側の蝶番は、同じくドアの下端から25センチくらいのところ、
真ん中につける場合は上下2つの蝶番の真ん中につけるとのことでした。(うちは真ん中も付けました)

で、高さを調整しつつ枠にネジ留めします。

この作業は、一人ではたいへん難しいです。なぜならドアを空中に浮かせた状態で留めなければならないからです!!

ドアは枠の大きさよりも小さくないと、開け閉めに支障が出るのは私でも想像できます。
では、どのくらいドアを小さめに作れば良いのか???
色々調べましたが、上下左右それぞれ3ミリていどの余裕があると良いようです。
ということは、取付けるときに下側が3ミリ浮いた状態でネジを留めるってことです。こりゃ難しいですね。
写真では、ドアの下に板をかまして高さを調整してます。
ま、皆さんの想像どおり、私はもっと小さめにドアを作ってるので少々ズレても大丈夫でした・・・(その分隙間が大きいです・・・)

なんだかんだ、がんばって、
なんとか玄関ドアの完成です。

ご覧ください。なかなか立派でしょ!!
ちなみに、左側にも小さめのドアを付けて、観音開きの親子ドアにしました。

でも、雨が降るとドアが膨らむのか、開閉時に引っかかるんです・・・
なんてこった・・・

玄関作成はもう少し続きます。次は玄関ドアの上に、明かり取りの窓を付けます!!


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玄関の作成 その12

2014年06月11日 | セルフビルド/玄関
つぎはドア枠の作成です。
現在、玄関開口部の下の方はこんな感じになってます。

これは私の完全な設計ミスです。
本来、玄関開口部両側の柱は、下の基礎までおりてきて土台が横からささるのが正解です。
しかし私のところは土台が横に飛び出して、上から柱がささってます。
これではドアが入らないので、ここを直すところから始めます。
まず、柱の横ギリギリで切っちゃいます(笑)

で、柱の横に補強材兼ドア枠になる材を貼付けます。

こんなんで大丈夫なんだろうか???

平行して敷居の部分も施工をします。
まず枠を作って、

そこにコンクリを流し込み、

敷居のベースを作りました。

ここに敷居となる材木を入れます。

敷居は、汚れたり、濡れたり、踏まれたりもする過酷な場所なので、なるべく固く頑丈な木がベスト。
そこで、ウッドデッキ用に販売されているハードウッドを使うことにしました。
ハードウッドとは主に熱帯地域で産出される、非常に固い木材の総称で、種類も色々あります。
「セランガンバツ」や「イペ」なんかが有名ですね。
どれも、非常に重くて密度が有り、水や腐朽に強い材木です。持った感じも木というより、石のようです。そして値段も高い!!
我が家のは近所のセキチューで買った「アマゾンジャラ」。名前の通り南アメリカ原産。

質感や色味もかっこいいです。
ただ、あまりに固いのでネジ撃ちが大変です。下穴ドリルで穴をあけてからでないと、とても入っていきません。
それでも一本、ねじ切ってしまいました。

何はともあれ、敷居も出来たし、次にドアの大きさに合わせて、鴨居と横の柱も追加して、




玄関開口部の完成です。


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玄関の作成 その11

2014年06月10日 | セルフビルド/玄関
玄関ドアの作成が続いております。
ここまでの作業で、なかなか立派なドアが出来ました。


しかし、外側につながるドアですから、防犯の為に鍵が必要です。
ホームセンターで買ってきました。


説明書を読みながら、取付けます。
まずは、座堀ドリルで大きめの穴をあけます。


次に、横からも通常のドリルで穴をあけます。


横穴のところをノミで四角くさらえば準備完了。


横からシリンダーを差し込み、

位置を調整したら、

大きい方の穴の表裏両側から鍵の本体を取付ければ、

シリンダー錠の取付け完了です。
防犯性を考えて、2個も取り付けました。


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玄関の作成 その10

2014年06月09日 | セルフビルド/玄関
張り合わせたドア本体の木材はしばらく養生するとして、
次に玄関ドアの取っ手を作成します。

以前、知人から庭木のサクラを切ったものをもらいました。
その他にも、ご近所さんが畑や庭で伐採したものも、いくつかもらってあります。
これらで、作ることにしました。

まず、適当な長さに切ってから、鉈とナイフで表面を削ります。

形を整えて、取っ手の完成です。。

調子に乗って、たくさん作ってしまいました。
この中からセレクトして、

奥がサクラ、手前がお隣の吉田さんにいただいたヒメシャラ、なかなか贅沢な取っ手が出来ました。

あわせてドア本体の塗装も行います。

外壁よりも少し明るい色にしました。

しかし、貫通ボルトだけでは、どうも弱い感じです。
そこで、表側の上下に、補強の横木を貼付けました。

釘は古城の門扉風に、アンティークなものをネットで探してきました。おしゃれでしょ(笑)

表裏両面に取っ手も付けて、

なかなか立派なドアになってきました。


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玄関の作成 その9

2014年06月08日 | セルフビルド/玄関
玄関ドアの作成が続きます。

アイジャクリ加工した材をそのまま並べても弱いし歪むと思われるので、
中に貫通する、長いボルトを入れることにしました。
それを通すための穴を、各木材の横面にあけます。

まっすぐ一直線にしないと、ボルトが通らないので、ドリルガイドを使用して慎重にあけました。



次に、アイジャクリ部分に、「水気に強い木工用ボンド」を塗って

隣どうしの木材を貼り付け、ボルトを通していきます。

ドンドン並べていくと結構な大きさです。

もう少しボルトが太い方が良かったかもしれません・・・って遅いか・・・


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玄関の作成 その8

2014年06月07日 | セルフビルド/玄関
壁を貼っていくと、一カ所、???な場所が出てきました。
どうして良いかわからずに、ほったらかしにしてあった玄関ドアの入るところです。
このまま周りに壁板を貼ってしまうと、あとあと、玄関ドアを入れる時に、まずいことになるのは目に見えております。
さてどうするか???

まあ当たり前ですが、玄関ドアをそろそろ入れる時期がきたということでしょう。

で、玄関ドアですが、買うとなると非常に高価です。
もちろん、安いものもありますが、せっかくの木の家の顔です。
やっぱり、カッコいいのが欲しい!!

で、色々とカタログやネットで見たのですが、
良さそうなのは、ホントに高い。
十万円で普通っていうか、なんかカッコ良くない。
「お、いいな」と思うようなのは、だいたい数十万円・・・

こりゃ駄目だってことで、作ることにしました(笑)

まずは材木の調達。

厚さ約40ミリのヒノキを安く手に入れられました。

こいつを溝きりカッターで加工して、あいじゃくりとします。

壁板と同じですね。

これを並べるとドアになるってすんぽうです。

さて、上手くいくかな???

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玄関の作成 その7

2013年01月08日 | セルフビルド/玄関
玄関ポーチ、庇の骨組みを立ち上げ、短めの梁材で母屋と接続し、垂木を掛けました。
このあたりの作業は、もう慣れたものですね。


曲がり梁と軒桁との間には短い束を入れました。

曲がり梁のホゾ穴は、古民家時代に使用されていた時のもので、かつて大工さんがノミであけたものを、そのまま使っています。
束の長さは、曲がり梁の側面に、前回描いた基準線をもとに計算して出しています。

上の写真で、束の下側、曲がり梁との接点にご注目
昔の大工さんは、ここで、束のはしっこを、曲がり梁の曲線に合わせて有機的な形に削り上げ、密着させます。
当然私に、そんな高度な加工は無理なので、今回は四角いまま突きつけてます。
角の出っ張りが不細工ですね。ちょっと残念・・・

この上に、野地板を貼り、アスファルトルーフィングを貼って、ひとまず完成です。
この上の屋根材は、そのうち施工します。


どうでしょうか?なかなか、格好良く出来たなと、自画自賛しております。


これで開口部は一段落。玄関ドアは、資金が出来てからにします。
なにはともあれ、これでやっと外壁の施工に入れますね。

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玄関の作成 その6

2013年01月07日 | セルフビルド/玄関
あけましておめでとうございます。本年も、我が家の建築をがんばってまいりますので、
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末年始でしばらくあいてしまいましたが、玄関の作成風景の続きをご紹介します。
玄関土間とポーチに打ちましたコンクリも固まりましたので、ポーチの上、玄関庇の木工作業に入っていきます。
こんかい、庇を作る上で目論んでいた事があります。
それは、しばらく前に、知り合いの工務店さんからいただいた、古材の曲がり梁を使用するという計画です。

工務店さんの話では、築100年以上の古民家の解体工事の時に出てきたものだとの事でした。

素材は松で、みごとな曲線を描いて曲がっております。これを使ったら、カッコいいだろうなとの単純な考えです。

まずは、サンダーをかけてきれいにしました。

梁の先端には、昔の大工さんが施した、兜アリの仕口が見えます。

次に測量のやり直しです。木を刻む場合、もう少し細かく寸法を出す必要があり、水盛り管を作成して測り直しました。

水盛り管はペットボトルを使った、簡単なタイプです。ホースはもう少し太い方が良かったようですね。

案の定、前回作成した柱の台は、左右で高さや位置が少しずつ、ズレていました。これを木材側で修正します。

測った寸法を目安に柱や梁に墨を打っていきます。角材での作業はなれたものでしたが、
やはり曲がり梁は難しかったです。

ただ、本当に最初の曲がった材木から作るのではなく、一度昔の大工さんが建材に加工してますので、よく見ると基準がある事に気づきました。
一つは、「太鼓」と言いまして、両側面が平らに削ってあることです。これで作業効率は大幅にアップします。

もう一つは、「梁」として使われていたときに、両端が同じ高さになるように加工が施されてました。
これを利用して基準線を出せないかと考案しました。
とりあえず、まっすぐな角材と両端をあわせて平行に置きます。

左の角材は直線がでてます。
これに沿わせた曲がり梁と、角材の中心線からの距離を測って、曲がり梁の上に基準の線を描きました。
これで、曲がり梁のどの部分は上に何センチあがっている、どの部分は下に何センチ下がっているという事が判ります。

後は角材と同じように、仕口の墨を描いて、加工していきます。

先に書きましたが、太鼓に加工してあるので、丸ノコが楽に使用でき大変助かりました。
いつの時代の、どなたかもわからない大工さんのお仕事を、我が家にも生かす事ができ、ちょっと感動です。

最終的には他の角材と組み合わせて、鳥居のような形に組上げました。


次はこれを、立ち上げていきます。お楽しみに。。。

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