それでは配管スタートです。
VU管は、専用の接着剤を塗って継ぎ手に差し込み、30秒程度押さえ込むのが基本です。
しかし、径100のVU管をきっちり奥まで差し込んで固定しているのは、一人ではとても大変でした。
継ぎ手の穴は奥に行くほど狭まっているようで、通常の状態では半分も差し込めません。
接着剤が潤滑剤の役目も果たすようですが、それでも抵抗が凄く、誰かもう一人いた方がよかったです。
手順としては、まず長さの切断。普通ののこぎりでも切れますが、専用のものもホームセンターで売ってます。
切り取り線は、紙を巻いて描くと正確に描けます。同じ方法で、差し込み深さのラインも描いておくと、
ちゃんと差し込めているか判って、安心です。

切り取ったら、ヤスリで削って差し込みやすくしておきます。

あとは、接着剤を塗り、満身の力で差し込んで30秒数えましょう。
水準器で勾配を見ながら、ドンドン作業は進みます(後の苦労も知らないで・・・)

基礎から出てくる支流の出口にも差し込みます。

途中の合流はこんな感じ。

そしてコーナーを曲がって、やってきました一番奥の風呂です。

写真で解りますでしょうか?一番手前の横方向、短い管が汚水升に対して逆勾配なのが!!

この管です。本管の先端につけた90度カーブの汚水升の高さと、基礎にあいた穴の高さでは、やや汚水升の方が高いのです。
これではこの1m弱の部分で水が流れません。
なぜか?
簡単です。ココまでの配管の勾配がきつかったのです。
前回も書きましたが、1/100勾配を維持するのは、とても難しく面倒な作業でした。
そこで、ややきつめの勾配(水準器の目盛り一個で1/100勾配。わたしは一個目と二個目の間、約1/70-80勾配くらい)で
施工してきました。

1メートルで1センチのところを、1メートルで1.5センチくらいにした訳です。
1メートルにつき5ミリきついだけですよ。えっそんなの誤差にもならないくらいじゃん!!って程度です。
でもこれを20メートル続けますと、約10センチメートルの違いとなってでてきます。
場所によっては1/100でやっていたところもありますが、最終的に4~5センチ高くなってしまいました。
ココで基礎工事と浄化槽工事を、プロに依頼した事が仇となってしまいます。
浄化槽の入口と、全ての建物からの出口は、きっちり1/100勾配を保つ事で、
ちゃんと配管できるよう計算され、本当に正確に作られていたのでした。
これをわたしが施工していたなら、測量ミスの心配をまぎらわすためや 将来の配管工事を考えて、
基礎からの出口は地面すれすれに高くあけ、浄化槽はより深く埋めていた事でしょう。
しかし、プロはそんな無駄な余裕などを作ったりはしないのでした。
今まで、あんなに頼もしく、ありがたかった正確な基礎ですが、今回はその正確さに泣かされました。
ココまで約20メートルあまり、配管は全て接着済みです。
ココから水準器と園芸用スコップを手に、地獄の掘り下げ作業がスタートしました。
あんなに暑かった夏も終わり、秋も深まる季節の事でした・・・
VU管は、専用の接着剤を塗って継ぎ手に差し込み、30秒程度押さえ込むのが基本です。
しかし、径100のVU管をきっちり奥まで差し込んで固定しているのは、一人ではとても大変でした。
継ぎ手の穴は奥に行くほど狭まっているようで、通常の状態では半分も差し込めません。
接着剤が潤滑剤の役目も果たすようですが、それでも抵抗が凄く、誰かもう一人いた方がよかったです。
手順としては、まず長さの切断。普通ののこぎりでも切れますが、専用のものもホームセンターで売ってます。
切り取り線は、紙を巻いて描くと正確に描けます。同じ方法で、差し込み深さのラインも描いておくと、
ちゃんと差し込めているか判って、安心です。

切り取ったら、ヤスリで削って差し込みやすくしておきます。

あとは、接着剤を塗り、満身の力で差し込んで30秒数えましょう。
水準器で勾配を見ながら、ドンドン作業は進みます(後の苦労も知らないで・・・)

基礎から出てくる支流の出口にも差し込みます。

途中の合流はこんな感じ。

そしてコーナーを曲がって、やってきました一番奥の風呂です。

写真で解りますでしょうか?一番手前の横方向、短い管が汚水升に対して逆勾配なのが!!

この管です。本管の先端につけた90度カーブの汚水升の高さと、基礎にあいた穴の高さでは、やや汚水升の方が高いのです。
これではこの1m弱の部分で水が流れません。
なぜか?
簡単です。ココまでの配管の勾配がきつかったのです。
前回も書きましたが、1/100勾配を維持するのは、とても難しく面倒な作業でした。
そこで、ややきつめの勾配(水準器の目盛り一個で1/100勾配。わたしは一個目と二個目の間、約1/70-80勾配くらい)で
施工してきました。

1メートルで1センチのところを、1メートルで1.5センチくらいにした訳です。
1メートルにつき5ミリきついだけですよ。えっそんなの誤差にもならないくらいじゃん!!って程度です。
でもこれを20メートル続けますと、約10センチメートルの違いとなってでてきます。
場所によっては1/100でやっていたところもありますが、最終的に4~5センチ高くなってしまいました。
ココで基礎工事と浄化槽工事を、プロに依頼した事が仇となってしまいます。
浄化槽の入口と、全ての建物からの出口は、きっちり1/100勾配を保つ事で、
ちゃんと配管できるよう計算され、本当に正確に作られていたのでした。
これをわたしが施工していたなら、測量ミスの心配をまぎらわすためや 将来の配管工事を考えて、
基礎からの出口は地面すれすれに高くあけ、浄化槽はより深く埋めていた事でしょう。
しかし、プロはそんな無駄な余裕などを作ったりはしないのでした。
今まで、あんなに頼もしく、ありがたかった正確な基礎ですが、今回はその正確さに泣かされました。
ココまで約20メートルあまり、配管は全て接着済みです。
ココから水準器と園芸用スコップを手に、地獄の掘り下げ作業がスタートしました。
あんなに暑かった夏も終わり、秋も深まる季節の事でした・・・
