今回は、幟の竿を固定する支柱(枠)を紹介します。幟竿は36mありますので、支柱もそれなりに大きさが必要です。一見シンプルに見える構造ですが隠れた宮大工の技があります。材料のケヤキは硬い木材ですので加工が大変であったと思います。彫物については次回紹介します。
まず、幟製作の棟梁 小布施町飯田地区出身の本間新作です。天保3年(1832)に小布施飯田の宮大工 本間勝弥の長男として出 . . . 本文を読む
今回の投稿は 宮彫りとの関係は薄いのですが、福島(ふくじま)の大幟を知っていただくためには宮彫り以外の事も重要ですので紹介させていただきます。
2015年は須坂・長野東ICの北400m。福島天神社の東方の畑地に建立されました。(22年ぶりで、次回は未定)
幟さおと幟旗は2代目のものになります。
北の幟には『懋徳(ぼうとく) 明治拾参年 二月念五日』、南の幟には『護衟(ご . . . 本文を読む
2015年(平成27年)、22年ぶりに建立された福島(ふくじま)天神の大幟(のぼり)。幟旗の大きさは縦22m、横4mで他に類をみないスケールです。幟をたてる支柱になる枠材も大きなケヤキを使い、山嵜儀作、武田常蔵(2代義虎)らが木彫装飾を施しました。
今回、福島町に残されている幟の建立までの経緯を絵で示した絵伝を紹介します。掛け軸5幅の22場面です。
長いのですが紙芝居のように提示しますのでよろ . . . 本文を読む