北信濃寺社彫刻と宮彫師

―天賦の才でケヤキに命を吹き込んだ名人がいた―

ブログ開設

2016年04月20日 | ●全般
郷土の文化的遺産に於いて、石造物の調査は進んでいますが、木造(特に木彫)に関しては研究が遅れている。さらには石造よりも劣化が早いため幕末・明治期のものでさえも存続の危機に落ちっているのが実情である。北信地方にも主に寺社建造物に素晴らしい木彫物が残っているが、制作者についてはあまり知られていない。長野市妻科出身の宮大工であり宮彫師であった山嵜儀作に焦点を当てて彼の業績を紹介し、木彫物への関心が深まる . . . 本文を読む