北信濃寺社彫刻と宮彫師

―天賦の才でケヤキに命を吹き込んだ名人がいた―

■ 北村方義とは 彼の揮毫した幟(飯綱町夏川地区)

2016年12月02日 | 04 武田熊治苞信(三代)
 お祭りのときには神社の参道、地区の集会場等に幟旗が建てられます。北信地方でも明治期になって、あちこちで競って大きな幟を掲げようとしました。最近は人口減少もあり幟をあげなくなった地区もありますが、平成27年秋には、須坂の福島(ふくじま)町で北信最大級の幟(以前、当ブログで紹介)が建てられたり、今年は小布施の郷原神社で2番目に大きな9反幟が建てられました。幟を作ったのが宮大工で、さらに彫工が参加して . . . 本文を読む