北信濃寺社彫刻と宮彫師

―天賦の才でケヤキに命を吹き込んだ名人がいた―

■01B 須坂市福島町 大幟(その4) 彫物

2016年08月05日 | 01 山崎儀作
その4で宮彫師の活躍を紹介させていただきます。明治13年。彫工:山嵜儀作、2代武田常蔵(ときぞう)。 幟は2本(南北)あり。メインの彫物は南のぼりの『素戔嗚尊(すさのおのみこと)』と北のぼりの『鍾馗の鬼退治』になります。前回のブログ 「福島町大幟 その3 幟の枠」で述べましたように主柱とのぼり竿を固定する貫にとり付けます。今回の彫物の一部を8月30日ギャラリー82で行います「山嵜儀作展」に実物を . . . 本文を読む