常蔵(ときぞう)と読む。
二代武田常蔵(義虎) のことで、天保年間生(推定)―明治35年没。
山嵜儀作の師匠(初代武田常蔵)の息子で、儀作と兄弟弟子になる。幼名は伊三吉、義虎、重信とも名乗る。
長沼村史では、「通称、伊佐吉、赤沼の人。父は初代常蔵氏。業を父に受け、その技術初代常蔵に並び称され二代常蔵を襲名し、斯道に従事しこれ又近隣にその技を奮いその手に成れる顕著なものを挙げれば、大田神社の . . . 本文を読む
(注意)2016年(平成28年)のもので終了しております。
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幕末から明治に活躍した宮彫師 「山嵜儀作展」~天賦の才でケヤキに命を吹き込んだ名人がいた~
期間:平成28年 8月30日(火曜)~9月4日(日曜) 午前10時~午後4時半 (最終日は午後3時まで)...場所: ギャラ . . . 本文を読む
長野市妻科出身の宮大工、彫師。 天保2-明治31(1831-1898)。・天保2年(1831)年、荒木(長野市中御所の近く)の大工 篠原長吉の次男として出生。赤沼の初代武田常蔵(その師匠は、石川豊光)に木彫技術を習い、さらに自身も江戸に出て石川流の修行をしている。儀作豊勝、伯翁と名乗ることあり。宮彫が注目されるが、建築本体も手掛ける(中野市 豊田新保神社)。 代表作は蚊里田八幡宮拝殿(長野市若槻) . . . 本文を読む