十念寺となりの秋葉神社 社殿内にある天狗像2体。
台座に寄進者名と寄進年(明治8年)とあり。池田文四郎(立川流、二代和四郎富昌の弟子)の作とされる。(高野六雄『立川流建築彫刻』p225)。
8月23日の地蔵盆のときに社殿が開かれます。通常は見れません。天狗2体、欅材。
大天狗(鼻の高い通常の天狗、赤天狗):小天狗の上位になる。
小天狗(烏天狗、からす天狗、青天狗):鳥のくちばしをもち、羽毛に包まれる。
大天狗全体像
大天狗の顔部分―ケヤキの木目が顔の凹凸にマッチしています。さすが宮彫師。
小天狗(烏天狗)の全体像
小天狗の上半身。
天狗像の後ろに風神、雷神の彫物(和四郎 富昌作)があります。
本殿を挟んで、右に大天狗、左に小天狗があります。天狗は牛若丸の修行風景にも出てくるメジャーな題材です。
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