・ござ九 紺屋町
文化13年(1816)創業。岩手県指定文化財。現在も竹細工・わら工芸品や荒物を扱っています。現存の建物は江戸末期から明治まで増改築したもので、間口20間、総2階の木造建築です。紺屋町側の母屋のほか、裏側の土蔵7棟、川べりの土塀があります。
今年11月、盛岡の市民団体による清掃活動が行なわれた折、ござ九の土塀の落書きがきれいに消されました。この落書きは30年ほど前にはすでにあったもののようですが、今では写真の通り真っ白です。これからこの白壁が黄ばんで黒ずんで古びた味わいになっていくまでずっと、落書きができなければいいのですが。
ござ九さんではネット販売もしているようです。