ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

昔の京阪電車(鴨川時代、その1)

2011-01-04 10:41:58 | 京阪電車
実家で子供時代のお宝の片づけを命じられたので、昔撮った写真のネガ、プリントを持ちかえってきました。
当面、スキャナで読み取ってデータ化する作業が続きそうです…
残念ながら、ネガで保管していたものは状態があまりよくないですね。
極力、色を補正しながら復元を図る作業が続きそうですね。

面白い写真が出てきたら、こちらでアップしていきます。
第1弾は京阪電車の京都市内の区間が地下化される前。すなわち鴨川の堤防上を走っていた時代の写真です。

今は「清水五条」と名前を変えた五条駅付近で撮影しています。

踏切は五条通(国道1号線)の踏切。片側3~4車線、日本の大動脈は京都市内の重要な東西軸。
当然ながら踏切はボトルネックとして渋滞他問題になってました。

下の2枚の写真は元特急車1900系です。

昭和31年製タイプ。1810系からの編入車はウィンドシル付きの車体に、前面上部に屋根が下がってきたデザインが特徴。
京阪の古い車体デザインの特徴をよく備えています。
クラシカルな車体な割に、空気ばね台車を本格的に採用するなど新性能電車として、当時の最先端技術を採用した車両でした。


こちらは、昭和37年製タイプ。オリジナルデザインの1900系。
大阪市内地下化完成、淀屋橋乗り入れ時に特急用として導入された車両で、デザインのアクセントとしてステンレス製のバンパー付き。
こちらは、車体更新&冷房改造が施されています。


2600系の宇治線直通普通。
当時は15分サイクルのダイヤで、
1時間に特急4本、急行4本、本線普通4本、宇治線普通4本。合計16本の運転でした。
今では10分サイクルのダイヤで、
1時間に急行並みに停車駅が増えた特急6本、萱嶋まで各停の準急6本、合計12本の運転。
宇治線直通もなくなったので、昔の方が便利だったんだなぁと実感します。

さて対岸に渡って河原に下りて撮影。

当時の最新型は昭和58年製の6000系。この車両から内装他大幅にグレードアップします。今なお京阪本線の主力車両ですが、
8両編成なので樟葉以東の各停対応ができないので準急運用からは外され、ほとんど京都には顔を出さなくなりました。

ところで後で知るのですが、五条駅の鴨川対岸は「五条楽園」と呼ばれる赤線地帯。
去年の年末に、お茶屋と置屋の経営者が売春防止法違反で逮捕されるなど、今でもバリバリの売春地帯です。
とても子供が足を踏み入れて良い場所ではないのです。何も知らずに悠長に写真を撮ってました(笑)

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この付近の地下化は昭和62年。1900系の冷房改造開始は昭和60年。
したがって、昭和60~62年に撮影したものであるとわかります。
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